「な」 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ) 分類ことわざ意味物を紛失したときは、何度もよく探してみることが大切で、探しもしないで早急に人を疑ってはならない、という意味。何度も探してからでなければ人を疑ってはいけない、という戒め。「七度」は、七回のことで、多くの回数という意味。同類語・... 2023.10.06 「な」
「や」 山高きが故に貴からず(やまたかきがゆえにとうとからず) 分類ことわざ意味どんなに見かけや外観が良くても、中身や内容が伴わなければ立派とはいえない。物事は見かけよりも中身が大事である、という意味。山は高いから価値があるのではなく、樹木が生い茂ってからこそ価値がある、ということから。「山高きが故に貴... 2023.10.04 「や」自然
「ゆ」 幽明境を異にする(ゆうめいさかいをことにする) 分類ことわざ意味人と死別すること。幽明とは、幽界(あの世)と明界・顕界(この世)のこと。あの世とこの世に別れる、という意味から。同類語・同義語 幽明処を隔つ(ゆうめいところをへだつ) 2023.10.03 「ゆ」人生
「ゆ」 雄鶏自らその尾を断つ(ゆうけいみずからそのおをたつ) 分類ことわざ意味才知があり過ぎると何かと災いが降りかかってくるため、馬鹿の真似をしてふざけている振りをした方が良い、という意味。雄鶏(おんどり)の尾っぽは、非常に立派であるが、あまり立派過ぎると祭りの生贄にされてしまうということから、自分自... 2023.10.02 「ゆ」動物
「み」 身は身で通る裸坊主(みはみでとおるはだかぼうず) 分類ことわざ意味賢愚貧富の差はあっても、馬鹿は馬鹿なりに、貧者は貧者なりに暮らしていけるものだ、という意味。人間は本来無一物・無一文であり、生まれたときも裸であれば死ぬときも裸であるということ。同類語・同義語 身は身で通る(みはみでとおる) 2023.09.05 「み」身体
「お」 鬼も頼めば人食わず(おにもたのめばひとくわず) 分類ことわざ意味相手の得意なことでも、こちらから頼むと、もったいぶってやってくれないことをいう。鬼もこちらから「どうぞ食べてください」と頼むと、かえって食べないものだ、ということから。同類語・同義語 頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとく... 2023.09.04 「お」
「あ」 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく) 分類ことわざ意味蟻のような小さくて無力な者の願いでも、一念が強ければ叶えられる、という意味。同類語・同義語 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる) 2023.08.19 「あ」動物
「し」 霜を履んで堅氷至る(しもをふんでけんぴょういたる) 分類ことわざ意味物事の兆候によって、大事の来るのを予想することができるから、災いの来ない前にかねて用心すべきである、という意味。霜を踏むしだいて歩くようになると、やがて数日のうちに固い氷の張る厳しい冬の季節がやってくるのが分かるようになる、... 2023.08.02 「し」自然
「や」 焼け木杭に火がつく(やけぼっくいにひがつく) 分類ことわざ意味一度険悪な関係になった者同士が、また元通りに仲良くなること。以前関係があって縁が切れた人が、また、元の状態に戻ることをいう。「焼け木杭」は、一度も得て黒焦げになった杭のことで、火が付き易いことから、男女の関係についていう。「... 2023.07.20 「や」建物自然
「や」 焼け石に水(やけいしにみず) 分類ことわざ意味少しばかりの援助や努力では、ちっとも役に立たないこと。また、やるにはやってみたが、少しの効き目もないこと。焼けて熱くなった石に、少しぐらいの水をかけても、すぐに蒸発して乾いてしまい効果がない、ということから。 2023.07.19 「や」自然
「て」 寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにもおにがすむ) 分類ことわざ意味慈悲深い人の近くにも恐ろしい心を持った人が住むものである、という意味。世の中は善人と悪人が混じり合っているものである、ということ。慈悲深い仏を祭る寺の近く(隣)に鬼が棲むものだ、ということから。同類語・同義語 寺の隣に鬼が住... 2023.07.13 「て」建物
「む」 棟折れて垂木崩れる(むねおれてたるきくずれる) 分類ことわざ意味トップに立つ者が落ちぶれると、その下に立つ者も共に落ちぶれる、というたとえ。「棟」は、棟木のことで、建物の屋根の一番上の部分。「垂木」は、その棟から軒先(桁)の間に取り付けられる屋根の土台のこと。棟が折れると、その下の垂木が... 2023.07.12 「む」建物
「へ」 弁慶の立ち往生(べんけいのたちおうじょう) 分類ことわざ意味進退窮まって二進も三進も(にっちもさっちも)いかない状態にいることをいう。源義経をかばった弁慶が衣川で立ったまま死んだ、という伝説から。 2023.07.11 「へ」地名
「へ」 下手の道具立て(へたのどうぐだて) 分類ことわざ意味下手な者ほどあれこれと道具を揃えるのにうるさいものだ、という意味。下手な者が準備ばかり大袈裟にすることをいう。「道具立て」とは、道具を整え並べることで、いい道具を揃えたり、道具を選んだりすること。同類語・同義語 下手の道具調... 2023.07.10 「へ」道具
「こ」 弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず) 分類ことわざ意味優れた技術を持っている人は、どんな道具を使っても、優れた成果を上げるものである、という意味。良い仕事をするのは、道具ではなく、その人の腕である、ということ。また、名人は道具選びをしない、ということ。対義語・反対語 下手の道具... 2023.07.08 「こ」道具
「こ」 好事も無きに如かず(こうじもなきにしかず) 分類ことわざ意味全て人生は良いことも悪いこともなく、無事に暮らすのに越したことはない、という意味。良いことがあっても煩わしいことが付きまとうものであるし、何事もなく平穏な生活が良い、ということから。 2023.07.07 「こ」人生
「こ」 口角泡を飛ばす(こうかくあわをとばす) 分類ことわざ意味激しく論じたてることをいう。口から唾を飛ばさんばかりに、激しく議論すること。「口角」は、口の両端のこと。口角から唾の泡を飛ばさんばかりに話す、ということから。 2023.07.06 「こ」身体