「に」 二足の草鞋を履く(にそくのわらじをはく) 分類 ことわざ 意味 一人で二つの異なる職業を兼ねることをいう。一人に人が相互に矛盾する二つの職業を持つこと。 一度に一足しか履けないはずの足に、二足の草鞋を履く、ということから。江戸時代では、博徒(賭博を職業とする者。博打打)が罪人を捕え... 2022.12.16 「に」職業身体道具
植物 坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし) 分類 ことわざ 意味 無用の長物。持っていても何の役にも立たないもののこと。 花をあしらった髪飾りである花簪(はなかんざし)は、頭を丸めた坊主には不要なものである、ということから。 同類語・同義語 猫に小判(ねこにこばん) 豚に真... 2022.10.09 植物職業道具
「ほ」 奉公人に使われる(ほうこうにんにつかわれる) 分類 ことわざ 意味 奉公人を使っていると、色々と気を遣うことも多く、いつの間にか使っているつもりが、使われているようなことになるものである、という意味。 同類語・同義語 人を使うは使われる(ひとをつかうはつかわれる) 2022.09.20 「ほ」職業
「か」 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる) 分類 ことわざ 意味 景勝の地や史跡などの名所には必ずそれを詠った歌があるから、歌人は歌を詠むことにより座って居ながらにして名所を知ることになる、という意味。 同類語・同義語 歌人は坐ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめい... 2022.09.01 「か」職業
「ほ」 坊主頼んで地獄(ぼうずたのんでじごく) 分類 ことわざ 意味 頼りにしていたものの当てが外れることをいう。 お坊さんを頼りにしていたら地獄へ堕ちてしまった、ということから。 同類語・同義語 仏頼んで地獄へ落ちる(ほとけたのんでじごくへおちる) 仏頼んで地獄へ落つる 2022.08.04 「ほ」人生職業
「ふ」 船に乗れば船頭任せ(ふねにのればせんどうまかせ) 分類 ことわざ 意味 物事はそれぞれの専門家に任せるのが良い、という意味。 誰でもいったん船に乗ってしまえば、すべて船頭に任せるのが賢明であることから、どんなことでもその道の専門家に任せるのが良い、ということ。 同類語・同義語 船は船... 2022.08.02 「ふ」乗り物職業
「も」 門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ) 分類 ことわざ 意味 いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。 寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくて... 2022.06.22 「も」建物職業
「も」 餅は餅屋(もちはもちや) 分類 ことわざ 意味 全ての物事にはそれぞれ専門家がいるので、その人に任せるのが最も良い、という意味。どんなことでもその道の専門家というものがいるものであるから、知ったかぶりせずにやはりその人物に任せるべきだ、ということ。 餅はやはり専門の... 2022.06.12 「も」職業食べ物
「か」 髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ) 分類 ことわざ 意味 自分自身の仕事が他人だけに向けられ、自分にまでは手が回らないことをいう。 髪結いさん(美容師)が、自分の髪は乱れているということから。 同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 医者の不養生(いしゃの... 2022.06.10 「か」職業身体
「ほ」 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん) 分類 ことわざ 意味 人には立派なことを諭しながら、自分自身ではそれに反することをしていることをいう。 「不信心」とは、信じる心の無いこと。人には仏の道を説きながら、不信心なことをしているお坊さんのことから。 同類語・同義語 紺屋の白... 2022.06.09 「ほ」職業
「い」 医者の不養生(いしゃのふようじょう) 分類 ことわざ 意味 他人には立派に教えを諭しながら、自分ではそれを実行しないことをいう。 患者には健康に注意し養生を説く医者が、自分自身は意外に不摂生なことから。 同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 坊主の不信心(... 2022.06.08 「い」職業
「こ」 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 分類 ことわざ 意味 他人のことで忙しく、自分のことには手が回らないこと。また、いつでもできると思っていて、結局はやらずにいること。身に付けた専門技術が他人のために使われ、自分自身のためには使われないことのたとえ。 紺屋とは、染物屋のこと。... 2022.06.07 「こ」職業道具
「く」 薬人を殺さず医師人を殺す(くすりひとをころさずいしひとをころす) 分類 ことわざ 意味 その物の罪ではなく、これを用いる人の責任である、という意味。万事は物を扱う人によって毒にも薬にもなるものだ、ということ。 薬そのものは人を殺す者でなく、薬を使う医者の処方の仕方が人を殺すことになる、ということから。 2022.05.18 「く」職業
「こ」 コックが多いとスープがまずくなる 分類 ことわざ 意味 物事は他人の干渉が多いと、うまくいかないものだ、という意味。 英語での表記 Too many cooks spoil the broth. 同類語・同義語 コックが多いとスープが台無しになる 船頭多くして船山... 2022.05.13 「こ」職業食べ物
「こ」 恒産無き者は恒心無し(こうさんなきものはこうしんなし) 分類 ことわざ 意味 定まった職業や財産のない者は、良い心を常に保って動揺せずにいるということができず、落ち着いた心に欠け、往々にして悪い心を起こしがちである。暮らしや生活が安定していないと、心も安定せず、精神的な安定もない、という意味。 ... 2022.05.05 「こ」職業
「へ」 下手な鍛冶屋も一度は名剣(へたなかじやもいちどはめいけん) 分類 ことわざ 意味 下手な者も時として佳作を作るものだ、という意味。 どんなに下手な鍛冶屋でも、刀を数多く作っているうちは、一つくらいは名剣ができるものだ、ということから。 同類語・同義語 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる 2022.04.25 「へ」職業道具
「や」 八百屋に看板なし(やおやにかんばんなし) 分類 ことわざ 意味 八百屋は店先に並べた野菜・果物等の品が看板になるから、わざわざ看板を出す必要はないことをいう。 2022.03.23 「や」職業食べ物
「な」 泣く子と地頭には勝たれぬ(なくことじとうにはかたれぬ) 分類 ことわざ 意味 聞き分けの無い人に正しい道理を説いても無駄である、という意味。 「地頭」は、平安時代から鎌倉時代にかけて荘園といわれた土地を司った職名で、過酷で横暴な支配を敷いて当時の権勢を欲しいままにしていたため、泣く子と同じで地頭... 2022.03.16 「な」職業