地位

「め」

目の上のたん瘤(めのうえのたんこぶ)

分類ことわざ意味地位や実力が自分より上であって、何かと煩わしく活動の邪魔になる人のこと。また、目障りとなる物。 目の上にできた瘤(こぶ)は、目障りで邪魔だ、ということから。「目の上」は、目上の人という意味も。
「た」

大魚は小池に棲まず(たいぎょはしょうちにすまず)

分類 ことわざ 意味 偉大な人物は低い地位には甘んじていられない。優れた能力を有する者は、それにふさわしい場所にのみ存在する、という意味。 狭い池には大きな魚は暮らしていない、ということから。 同類語・同義語 大魚は小池に住まず
「お」

驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

分類 ことわざ 意味 栄耀栄華を極め心が奢ってわがままな行動をする者は、永くその地位を保っていくことができず滅びるものである、という意味。 『平家物語』の冒頭にある「驕れる人も久しからず・・・」からの言葉。天下を握って栄えた平家も、たちまち...
「き」

驥をして鼠を捕らしむ(きをしてねずみをとらしむ)

分類 ことわざ 意味 千里を走るという駿馬(千里の馬)に鼠(ネズミ)を捕獲させる、ということから、物を使う用途を誤ることをいう。また、人の使い道を誤って、有能な人をその能力に適した地位につけて才能を十分に発揮させるということをせずに、平凡な...
「さ」

三軍に帥を奪うべし、匹夫志を奪うべからず(さんぐんすいをうばうべし、ひっぷこころざしをうばうべからず)

分類 ことわざ 意味 大軍の総帥(大将)という地位は奪うことができても、志というものは教養のないつまらない男からも奪い取ることができない。そこから、どんなにつまらない人でも、馬鹿にできない、という意味。 同類語・同義語 匹夫も志を奪うべから...
「さ」

雑魚の魚交じり(ざこのととまじり)

分類 ことわざ 意味 弱く小さいものが、強く大きいものの中に交わることをいう。身分不相応な地位に就くことの喩え。 「雑魚」とは、小さい魚のこと。大きな魚の中に小さな魚がいるように、無能な者が有能な者の中に混じってすましていること。 同類語・...
「け」

鶏口となるも牛後となる勿れ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)

分類 ことわざ 意味 大きな集団の中で末端の卑小な地位につくよりも、小さな集団の中で上に立つ長になった方がよい、という意味。 鶏を小さな団体、牛を大きな団体として、鶏の口にはなっても牛の尻尾にはなるな、ということから。中国のことわざ。 同類...
「り」

犂牛の喩(りぎゅうのたとえ)

分類 ことわざ 意味 父親が悪く愚か者であっても、その子供が賢ければ才能は必ず認められる、という意味。また、地位や身分の低い貧しい家の出であっても、有能な人材であれば世間に認められ出世する、という意味も。 犂牛とは、毛の色がまだら模様になっ...
「む」

婿は座敷から貰え嫁は庭から貰え

分類 ことわざ 意味 婿は、自分の家よりも家柄や財産・地位・名誉の高いところから貰うと、家の格式が上がるためその家を繁栄につながり、反対に、嫁は、自分の家よりも家柄や財産・地位・名誉の低いところから貰った方が謙虚によく働くためその家を繁栄に...
「や」

山の芋鰻になる(やまのいもうなぎになる)

分類 ことわざ 意味 地位の低い人が出世することのたとえ。 自然界には人知の及ばない計り知れないことがあるものであるから、物事が意外な発展をみせることをいう。 同類語・同義語 山の芋が鰻になる
「も」

門前市を成す(もんぜんいちをなす)

分類 ことわざ 意味 門の前に大勢の人々が寄り集まって、まるで市場の様相を呈しているようだ、ということから、人望や地位、名声をたよって、その家に次々とたくさんの客人が訪問してくる様子をいう。 または、とても慕われている、人望や地位、名声があ...
「か」

下問を恥じず(かもんをはじず)

ことわざのなかの「下問を恥じず(かもんをはじず)」の意味を記載したページです。