「け」

犬馬の労(けんばのろう)

分類ことわざ意味他人のために力を尽くして働くことをいう。犬や馬が主人のために尽くすように尽くす、ということから。自分の行いをへりくだって言う言葉。
「こ」

鯉の滝登り(こいのたきのぼり)

分類ことわざ意味一気に立身出世をすることをいう。中国の黄河を遡る魚が竜門という急流(滝)を登ることができると、竜になるといわれ、鯉だけがそこを越えたという伝承から。立身出世の関門を「登竜門(とうりゅうもん)」という。同類語・同義語登竜門(と...
「こ」

恋は曲者(こいはくせもの)

分類ことわざ意味恋をすると人はそれのみに心を奪われて、通常の理性を失わせ、つい道に外れて悪い行為をすることにもなる。恋とは悪魔である、という意味。
「こ」

後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)

分類ことわざ意味既に終わった後であれこれ悔やんでもどうしようもない。後で悔やむことが無いように、考えてから行動せよ、という意味。物事をする前に後悔することはありえない、ということから。
「え」

炎に付き寒に棄つ(えんにつきかんにすつ)

分類ことわざ意味人情の薄いことをいう。人は勢いが盛んな時や発展している時には大勢の人がよく交わり、衰えてくるとは棄て離れていくものだ、ということから。同類語・同義語炎にして付き寒にして棄つ(えんにしてつきかんにしてすつ)
「え」

縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)

分類ことわざ意味人の目につかないと場所で、他人や世の中のために努力をしたり、重要な仕事をしたりする人のことをいう。また、力がありながら陰で尽くしているために、世間に認められていない人のことをいう。「縁の下」とは、建物の縁側の下のことで、目立...
「え」

縁と月日は末を待て(えんとつきひはすえをまて)

分類ことわざ意味良い縁を得て結ばれるのも、良い時機が到来するのも、忍耐強く行く末を待たなければならない、という意味。
「え」

縁は異なもの味なもの(えんはいなものあじなもの)

分類ことわざ意味人と人との関係、特に夫婦の関係は不思議なものであり、また、面白いものである、という意味。「異なもの」は、不思議なもの、「味なもの」は、趣のあるもの、粋なもの、ということ。どちらもここでは不思議なもの、という意味で、男女の縁と...
「か」

駆ける馬にも鞭(かけるうまにもむち)

分類ことわざ意味今現在が順調に進んでいることに対して、さらに助言をしたり扇動したりすることをいう。走っている馬に鞭を当てればさらによく走る、ということから。
「か」

角じゃ世間が渡られぬ(かくじゃせけんがわたられぬ)

分類ことわざ意味処世の道は円転滑脱(言動に角を立てず穏やかに物事を滞りなく処理していく様)なことがよい、という意味。角(かど)があっては、衝突することが多く、世の中を渡り歩いていくことはできない、ということから。
「か」

蛙の行列(かえるのぎょうれつ)

分類ことわざ意味向こう見ずな人々のこと。蛙(カエル)が立ち上がると目が後ろを向くので前が見えない、ということから。同類語・同義語蛙の願立て(かえるのがんだて)
「か」

蛙の願立て(かえるのがんだて)

分類ことわざ意味計画がいい加減だと、失敗することをいう。また、前ばかり見て、後ろを顧みない者のたとえをいう。蛙(カエル)が立って歩けるように願掛けし、望みは叶ったが、前には歩けても蛙の目が後ろ向きのままだったため歩けずに死んでしまった、とい...
「て」

敵国外患なければ国亡ぶ(てきこくがいかんなければきにほろぶ)

分類ことわざ意味敵となる国や外国からの脅威がなければ、安逸に慣れてしまい国は滅びてしまうものである、という意味。
「て」

手を翻せば雲となり手を覆せば雨となる(てをひるがえせばくもとなりてをくつがえせばあめとなる)

分類ことわざ意味天候が変化しやすいことは、掌(手のひら)を仰向けると雲が出て、また、掌を俯けると雨になるほど、短期間の間に変わりやすいものであるが、人情というものも同様にきわめて軽薄なもので、時の流れによって変わりやすいのが常である、という...
「て」

亭主と箸は強いがよい(ていしゅとはしはつよいがよい)

分類ことわざ意味生活力の弱い亭主と、折れやすい箸は、困りものである。多少の難はあっても、この点が大事である、という意味。
「て」

手形は残れど足形は残らず(てがたはのこれどあしがたはのこらず)

分類ことわざ意味筆跡は後世まで残るものであるから大事である、という意味。手形は手で書いたもののこと。足形は、手形との語呂合わせで使用されている。
「ほ」

吠える犬にけしかける(ほえるいぬにけしかける)

分類ことわざ意味気負っているものをそそのかして、煽り立てること。同類語・同義語火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)
「ひ」

火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)

分類ことわざ意味勢いのあるものをもっと勢いづかせること。燃えている火に油を注ぐとさらぶ燃え上がり火に勢いが増すことから。同類語・同義語吠える犬にけしかける(ほえるいぬにけしかける)
「ひ」

火の車(ひのくるま)

分類ことわざ意味極貧の形容。家計が大変苦しくやりくりに苦しむこと。地獄にあるという罪人攻めの仕掛けの一つで、悪行を犯した罪人を乗せて運ぶ火の燃えている車で、そのに乗っているようだ、ということから。同類語・同義語火の車が舞う(ひのくるまがまう...
「ひ」

火のない所に煙は立たぬ(ひのないところにけむりはたたぬ)

分類ことわざ意味噂が立ったり疑われたりするのは、そこにそれなりの原因があるからだ、という意味。元々火が無ければ、煙は立たない、ということから。同類語・同義語煙あれば火あり(けむりあればひあり)無い名は呼ばれぬ(ないなはよばれぬ)