千里

「ほ」

惚れて通えば千里も一里(ほれてかよえばせんりもいちり)

分類 ことわざ 意味 好きな人のもとへ通うには、遠路も何でもない、という意味。また、好きなことには苦労など何でもない、という意味も。 惚れた相手のところへ通う目的の道であれば、どんなに遠くても平気で、かえって短く感じられるものだ、ということ...
「き」

驥をして鼠を捕らしむ(きをしてねずみをとらしむ)

分類 ことわざ 意味 千里を走るという駿馬(千里の馬)に鼠(ネズミ)を捕獲させる、ということから、物を使う用途を誤ることをいう。また、人の使い道を誤って、有能な人をその能力に適した地位につけて才能を十分に発揮させるということをせずに、平凡な...
「ろ」

老驥千里を思う心(ろうきせんりをおもうこころ)

分類 ことわざ 意味 年老いた駿馬がかつて千里を走ったことを思う心、ということから、英雄が年老いてもなお心に大望を抱いていること。 同類語・同義語 老驥千里を思う 老驥櫪に伏す(ろうきれきにふす)
「し」

死馬の骨を買う(しばのほねをかう)

分類 故事 意味 役に立たないものをまず買って、役に立つものが来るのを待つたとえ。また、役立たずを優遇し、それを聞いて優れた者が集まってくるのを待つことをいう。 昔中国で、千金で千里を走る駿馬を手に入れたいと思っていた人が、三年の間求めるこ...
「さ」

囁き千里(ささやきせんり)

分類 ことわざ 意味 耳から耳へそっと囁いた秘密のことは、千里先まで知れ渡る、ということから、人に聞かれたくないことは、かえってすぐに知られてしまうことをいう。 内緒のつもりでする話ほど、遠くまで届いてしまう、という意味。 同類語・同義語 ...
「と」

虎を千里の野に放つ(とらをせんりののにはなつ)

分類 ことわざ 意味 後の禍(災い)の元となる危険なものを野放しにすること。 虎のような危険な動物を野に放ってしまって自由にさせる、ということから。 同類語・同義語 虎を野に放つ 虎を養いて憂いを残す
「せ」

千里の道も一歩より

分類 ことわざ 意味 どんなに大きな計画も、その進行は手近なことを一つ一つ実行するところから始まる、という意味。 「千里の道」とは、非常に遠い旅路のこと。その旅路も、まず足元の第一歩から始まる、ということから。 同類語・同義語 千里の行も一...
「せ」

千里の行も一歩より起こる(せんりのこうもいっぽよりおこる)

分類 ことわざ 意味 千里に渡るような旅路の長い旅行も、最初の一歩から始まるように、遠大な計画も、まず手近なことの実行からしか始まらない、という意味。 また、日々努力をし続ければ、大事を成就することができる、という意味も。 同類語・同義語 ...
「き」

騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)

分類 ことわざ 意味 「騏驎(きりん)」は、一日に千里走るという優れた駿馬。その駿馬も老衰して老馬になるとのろい駄馬にも劣る、ということから、賢者も老衰すると普通の人間や愚者にも及ばなくなる、という意味。 中国の想像上の動物で、聖人が世に出...
「あ」

悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)

分類 ことわざ 意味 悪い噂や悪い行為は、すぐに世間に知れ渡ってしまい隠し通することはできない、という意味。 同類語・同義語 悪事千里 悪事千里を行く 悪事千里に伝わる 好事門を出でず悪事千里を走る 好事門を出でず悪事千里を行く 好事は門を...
「て」

手は千里の面目(てはせんりのめんぼく)

ことわざのなかの「手は千里の面目(てはせんりのめんぼく)」の意味を記載したページです。「手は千里の面目(てはせんりのめんぼく)」と同じ意味のことわざも紹介しています。