「も」

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本木に勝る末木なし(もときにまさるうらきなし)

分類ことわざ 意味新しい知り合いよりも古い知り合いの方が良い、という意味。最初の相手がやはり一番良いことをいい、男女関係についていうことが多い。 「本木」とは木の根元や幹。「末木(うらき・すえき)」は、木の梢。木はやっぱり根元が良い、という...
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物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)

分類 ことわざ 意味 余計なことを話したために、かえって自分に災難を招いてしまうこと。口(唇)は災いの元であるから、言葉は慎むべきものである、という意味。 松尾芭蕉の座右の銘としていた句。自慢したり人の悪口を言ったりした後は、秋の風のような...
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元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる)

分類 ことわざ 意味 紛糾したことが収まって元通りになること。また、離婚したり喧嘩別れしたりした人同士が、仲直りをして、また元通りの関係に戻ることをいう。 抜いた刀を、また元通りに鞘に入れる、ということから。 同類語・同義語 元の鞘にへはま...
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元の木阿弥(もとのもくあみ)

分類 ことわざ 意味 再び旧に復することをいう。また、折角苦労して良い状態となったのに、また元の状態に戻ること。苦労や努力が水の泡になってしまうことをいう。 戦国大名の筒井順昭の身代わりを務めた木阿弥という盲人が、順昭の子順慶が成人すると用...
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門の前のやせ犬(もんのまえのやせいぬ)

分類 ことわざ 意味 家の中では大変威張っているが、外では小さくなっていることのたとえ。 痩せた犬は、自分の家の門前では勢い良く吠えたてるが、外ではこそこそと尻尾を巻いて小さくなっている、ということから。 同類語・同義語 内弁慶の外味噌(う...
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門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

分類 ことわざ 意味 いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。 寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくて...
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餅は餅屋(もちはもちや)

分類 ことわざ 意味 全ての物事にはそれぞれ専門家がいるので、その人に任せるのが最も良い、という意味。どんなことでもその道の専門家というものがいるものであるから、知ったかぶりせずにやはりその人物に任せるべきだ、ということ。 餅はやはり専門の...
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門を同じくして戸を異にす(もんをおなじくしてとをことにす)

分類 ことわざ 意味 同じ門から出入りしているが家は別である、ということから、同じ一門であっても持ち味や得意なところは、それぞれ違っている、という意味。 また、同じ道に学んでも、その見るところは人によって異なる、という意味。
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門前市を成す(もんぜんいちをなす)

分類 ことわざ 意味 門の前に大勢の人々が寄り集まって、まるで市場の様相を呈しているようだ、ということから、人望や地位、名声をたよって、その家に次々とたくさんの客人が訪問してくる様子をいう。 または、とても慕われている、人望や地位、名声があ...
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沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)

分類 ことわざ 意味 表面上は立派な衣服と冠(かんむり)を身にまとって着飾っているが、心は下品で卑しく野蛮である、という意味。 沐猴(もっこう)とは猿(サル)の類。猿が衣冠に身にまとっても不似合いであることから。 同類語・同義語 虎にして冠...
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物知らぬこそ活計なれ(ものしらぬこそかっけいなれ)

ことわざのなかの「物知らぬこそ活計なれ(ものしらぬこそかっけいなれ)」の意味を記載したページです。