女性

「り」

悋気嫉妬は女の常(りんきしっとはおんなのつね)

分類ことわざ 意味女性の嫉妬深さのこと。 女性はやきもちを焼くのが普通で、やきもちは女性の特権である、ということから。 「悋気」は男女間でのやきもちのこと。
「い」

一押二金三男(いちおしにかねさんおとこ)

分類ことわざ 意味女性から愛されるようにするならば、まず第一に、押しの強いこと、第二にお金持ちであること、第三に美男であることが必要だ、という意味。 女性を口説く時のことで、男前であることは三番目の条件に過ぎない、ということ。
「お」

鬼も十八番茶も出花(おにもじゅうはちばんちゃもでばな)

分類 ことわざ 意味 女性はどんな人も年頃になると可愛らしくなるものだ、という意味。 お茶のなかでは品質の劣る番茶でも、出花は香り高く味が良い。また、どんなに容貌の醜い婦人でも、十八程の年頃は、誰でもその人なりに美しく見えるものであり、また...
「た」

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

分類 ことわざ 意味 立っている様子はあたかも芍薬の風情があり、座った姿は牡丹の花のように華麗で、歩く様子は百合の花のように清楚な美しさである、ということから、美しい女性の姿を、美しい花に例えた言葉で、美人の形容。
「さ」

三十振袖四十島田(さんじゅうふりそでしじゅうしまだ)

分類 ことわざ 意味 その時期でもない年齢になった女性が、なお化粧をすること。女性が年齢不相応に若い服装や化粧をすることをいう。 三十歳で振袖の着物を着て、四十歳で島田の髪を結う、ということから。 水商売の女性などの若作りを馬鹿にしていう。
「て」

貞女は二夫に見えず(ていじょはにふにまみえず)

分類 ことわざ 意味 貞操堅固な女性は、夫とする男を一度決めたら、たとえ夫と死別したり離別しても夫に操を立てて、二度目の夫を持つということはしないものである、という意味。 同類語・同義語 貞女両夫に見えず(ていじょりょうふにまみえず) 貞女...
「お」

女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)

分類 ことわざ 意味 女性が出過ぎるとかえって失敗することが多い、という意味。 賢いと見える女性が、牛を売る時に余計な口を出し過ぎて売れずじまいになってしまうことがある、ということから。 同類語・同義語 女さかしゅうて牛売り損なう
「お」

女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい)

分類 ことわざ 意味 女性というものは話し好きなので、三人も集まるとお喋りの度が過ぎて非常にやかましくなる、という意味。 女という文字が三つ集まって「姦」という文字になり、「姦」(かん)は、話し声がうるさい、という意味を持つことから。
「お」

鬼瓦にも化粧(おにがわらにもけしょう)

分類 ことわざ 意味 醜い容貌の女性でも、化粧をすれば少しは美しく見えるものである、という意味。 同類語・同義語 藁人形も衣装から 馬子にも衣裳 馬子にも衣裳、髪かたち
「よ」

夜目遠目笠の内(よめとおめかさのうち)

分類 ことわざ 意味 女の人というものは、夜暗いところで見たり遠方から離れて見たり笠をかぶった顔をのぞき見た時に、美人に見えるものだ、という意味。 女性が美しく見える場合を三つ挙げて並べた言葉。