「ひ」 人は一代名は末代(ひとはいちだいなはまつだい) 分類 ことわざ 意味 人の命は死ねばなくなるが、その名前は良くも悪くも永く人々の記憶に残るものであるから、立派なことで名が残るようにしなさい、という意味。現世の栄華よりも後世に残る名が大切である、ということ。 「一代」は、生まれてから死ぬま... 2022.06.21 「ひ」人生
「は」 這えば立て立てば歩めの親心(はえばたてたてばあゆめのおやごころ) 分類 ことわざ 意味 子供が生まれて這うようになれば早く立つことを願い、やっと立つようになれば早く歩くようになることを願うのが親心というものである、という意味。そのような親心を川柳の形で表したもの。 子供の成長を心から願っている親の気持ちを... 2022.06.15 「は」家族
「ほ」 坊主の不信心(ぼうずのふしんじん) 分類 ことわざ 意味 人には立派なことを諭しながら、自分自身ではそれに反することをしていることをいう。 「不信心」とは、信じる心の無いこと。人には仏の道を説きながら、不信心なことをしているお坊さんのことから。 同類語・同義語 紺屋の白... 2022.06.09 「ほ」職業
「ひ」 人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしですもうをとる) 分類 ことわざ 意味 他人のものを利用して、我が用を足すこと。他人の物を自分の物のように使用して、用を足したり、利益を得たりすることをいう。 他人のまわしを使って相撲を取る、ということから。 同類語・同義語 人の太刀で功名する(ひとの... 2022.05.31 「ひ」道具
「ひ」 庇を貸して母屋を取られる(ひさしをかしておもやをとられる) 分類 ことわざ 意味 一部分を貸しただけのつもりでいたら、それに付け込まれて、いつの間にか全部を取られてしまう、という意味。また、世話をした相手から損害を受けることをいう。 軒先を貸しただけのつもりが、いつの間にか家の全部を取られた、という... 2022.05.16 「ひ」建物
「へ」 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(へたなてっぽうもかずうちゃあたる) 分類 ことわざ 意味 下手な人も数多くやれば、まぐれでうまくいくこともあるものだ。何事も数多くやりさえすれば一つくらいうまくいくものだ、という意味。 鉄砲を撃つのが下手な人も、数多く撃てばなかには一つくらい命中する弾もあるものだ、ということ... 2022.04.27 「へ」道具
「へ」 下手な鍛冶屋も一度は名剣(へたなかじやもいちどはめいけん) 分類 ことわざ 意味 下手な者も時として佳作を作るものだ、という意味。 どんなに下手な鍛冶屋でも、刀を数多く作っているうちは、一つくらいは名剣ができるものだ、ということから。 同類語・同義語 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる 2022.04.25 「へ」職業道具
「は」 万死一生(ばんしいっしょう) 分類 ことわざ 意味 非常に危なかった命が、かろうじて助かること。 「万死」とは、無数の回数の死、ということ。とうてい助かるはずのない命に、一つの生を得る、という意味から。 同類語・同義語 万死に一生を得る 九死に一生を得る ... 2022.04.16 「は」人生
「は」 針程の事を棒程に言う(はりほどのことをぼうほどにいう) 分類 ことわざ 意味 些細な事を大げさに言うこと。 針のように小さな物を棒のように大きく表現することから。 同類語・同義語 針小棒大(しんしょうぼうだい) 針を棒 針程の事を柱程に言う(はりほどのことをはしらほどにいう) 2022.04.15 「は」道具
「ふ」 風する馬牛も及ばず(ふうするばぎゅうもおよばず) 分類 ことわざ 意味 遠く隔たりがあって会うことのできないこと。または、無関係なことをいう。 「風する」は、盛りがついた、という意味。盛りのついた馬や牛が雄雌呼び合っても、遠く隔っていて及ばない、ということから。 同類語・同義語 風馬... 2022.04.14 「ふ」動物
「ほ」 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 分類 ことわざ 意味 物事を殆ど完成させているのに、最も大事なことが抜け落ちること。大切な最後の工夫を欠いていることのたとえ。 せっかく仏像を彫ったのに肝心な魂や目を入れていない、ということから。 同類語・同義語 仏造って魂入れず ... 2022.04.11 「ほ」身体道具
「は」 白髪三千丈(はくはつさんぜんじょう) 分類 ことわざ 意味 度重なる心労や悲嘆のために、頭髪が白くなり驚くほど長く伸びてしまった、という意味。誇張された表現、または大げさな表現の例として言われる。 李白の詩句より。一丈は約3.1メートルで、三千丈は9300メートル。白髪が長く伸... 2022.04.08 「は」身体
「は」 薄氷を踏む(はくひょうをふむ) 分類 ことわざ 意味 極めて危険なこと。または、たいへん危険な状態に臨むことをいう。 薄く張った氷の上を踏んで渡ろうとする、ということから。 同類語・同義語 薄氷を履む 薄氷を履むが如し 薄氷を踏む思い 2022.04.07 「は」自然
「ふ」 俯仰天地に愧じず(ふぎょうてんちにはじず) 分類 ことわざ 意味 仰いで天に対しても、俯(ふ)して地に対しても、自分の心や行動にはいささかも恥じるところがないこと。また、心にやましいところがないことをいう。 2022.03.24 「ふ」
「ひ」 微に入り細を穿つ(びにいりさいをうがつ) 分類 ことわざ 意味 非常に細かいところまで行き届くこと。 「微」も「細」も小さく細かいところという意味。「穿つ」は、物事を深く掘り下げるという意味。 2022.03.15 「ひ」
「ひ」 左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす) 分類 ことわざ 意味 苦労をせずに安楽に暮らすこと。 左手に団扇を持ってゆっくりと仰ぎながら毎日を過ごす、ということから。 2022.03.13 「ひ」道具
「ひ」 人の口に戸は立てられぬ 分類 ことわざ 意味 口に戸が立てられれば、人の噂も止められるが、そうはいかず、世間の噂や批評は放っておくしかない、という意味。また、噂はすぐに広まり、広まるのを止めることはできない、という意味も。 家の戸を閉めるように、口に戸を立てて閉め... 2022.03.12 「ひ」建物身体
「は」 八方塞がり(はっぽうふさがり) 分類 ことわざ 意味 どんな面から考えてもすべてが不利な条件ばかりで、手の打ちようがない状態をいう。 「八方塞がり」は陰陽道の言葉で、どの方角で物事を行っても凶であり、運が行き詰まって良くない結果になる年齢のことから。 2022.02.27 「は」人生
「は」 八十八夜の別れ霜(はちじゅうはちやのわかれじも) 分類 ことわざ 意味 八十八夜を過ぎると霜とさよならをして、霜が降りることがなくなることをいう。 「八十八夜」は、立春から八十八日目の夜のことで、五月一日から五月二日頃のこと。 2022.02.26 「は」自然