「ふ」 蚊虻牛羊を走らす(ぶんぼうぎゅうようをはしらす) 分類ことわざ意味小さな者が大きな者を動かすことをたとえた言葉。小さな者でも大きくて強い者に揺さぶりをかけ動揺させられる、ということ。「蚊虻」は、蚊(カ)と虻(アブ)のこと。これらのような小さな虫でも、大きな牛や羊に集ると、うるさがって走り出... 2025.06.19 「ふ」動物
「ふ」 分別過ぎれば愚に帰る(ぶんべつすぎればぐにかえる) 分類ことわざ意味あまりに考えすぎると、かえって愚策に陥ることをいう。分別は物事の理非をわきまえることだが、それも考えすぎるとかえって失敗する、ということ。同類語・同義語分別過ぐれば愚に帰る 2025.06.18 「ふ」
「ふ」 分相応に風が吹く(ぶんそうおうにかぜがふく) 分類ことわざ意味人それぞれの身分や立場に応じた相応しい処世の法や暮らし方があるものだ、という意味。風というものは、その人に相応しく吹いてくる、ということから。 2025.06.16 「ふ」自然
「ひ」 人食い馬にも合口(ひとくいうまにもあいくち) 分類ことわざ意味世間から疎まれるような乱暴で手に負えない人でも良く気の合う仲間や、頭が上がらない人はある、という意味。どんな人間にも仲間はあることをいう。人間に噛みつく癖のある荒馬でも、相性の良い乗り手には大人しいものだ。また、その荒馬にも... 2025.03.19 「ひ」動物
「ひ」 人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする) 分類ことわざ意味他人の苦痛には同情をしないこと。他人の苦痛はいくら長くても辛抱する、ということから。他人がどんなに困っていても、それが自分に関係してこない限り、人間は全く平気でいられるものである、ということ。 2025.03.18 「ひ」
「ほ」 蒲柳の質(ほりゅうのしつ) 分類ことわざ意味生まれつき身体が弱いこと。ひ弱な体質のこと。「蒲柳」は、カワヤナギ(川柳)のこと。カワヤナギは、秋になると葉が早々と落ちることから。 2024.11.13 「ほ」植物身体
「ほ」 盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう) 分類ことわざ意味非常に忙しいことの形容。また、嬉しいことが重なること。賑やかになるお盆とお正月が同時に来たような、ということから。同類語・同義語盆と正月が一緒に来たような 2024.11.12 「ほ」
「ふ」 故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる) 分類ことわざ意味古いことを研究して新しい道を発見する。昔のことをよく調べ、そこから新しい考えを見つけ出すこと。『論語』のなかの孔子の言葉。同類語・同義語温故知新(おんこちしん) 2024.10.22 「ふ」
「へ」 糸瓜の皮とも思わず(へちまのかわともおもわず) 分類ことわざ意味少しも意に介さないこと。何の役にも立たない詰まらないもののことを「(ヘチマ)糸瓜の皮」といい、そこから転じて、何とも思わない状態のことをいう。ヘチマは、本体である繊維を用いるものであり、その皮は役に立たない、ということから。 2024.09.20 「へ」植物
「へ」 平家を滅ぼすは平家(へいけをほろぼすはへいけ) 分類ことわざ意味自分自身を滅ぼすものは自分自身である。自業自得である、という意味。平家が滅亡したのは権勢を欲しいままにして、悪業を重ねた結果である、ということから。同類語・同義語平家を滅ぼすのは平家 2024.09.18 「へ」
「へ」 屁負比丘尼(へおいびくに) 分類ことわざ意味人の失敗を代わりに負うことをいう。良家の妻女や娘の後について歩いて、放屁(おならをすること)などの恥や過失が主人に起こったときに、身代わりとなってその責を負う役目をした老女のこと。 2024.09.17 「へ」家族身体
「ふ」 不惜身命(ふしゃくしんみょう) 分類ことわざ意味自分の身体や命を惜しまないこと。法華経にある言葉で、仏道を修めるためには自分の身体も命も顧みずに努力するということをいう。 2024.07.31 「ふ」身体
「ふ」 袋の中の鼠(ふくろのなかのねずみ) 分類ことわざ意味追い詰められて逃げ出すことができない状態のこと。逃げ道のないことのたとえ。袋に入れられた鼠(ネズミ)のようである、ということから。同類語・同義語袋の鼠(ふくろのねずみ) 2024.07.30 「ふ」動物道具
「ふ」 不言実行(ふげんじっこう) 分類ことわざ意味あれこれ理屈を言わないで、良いと思ったことは黙って実行すること。行動が必要な場合には、空虚な言葉は無益である、ということ。英語での表記Deeds, not words. 2024.07.29 「ふ」