商売・ビジネスに関する ことわざ・格言・故事

商売・ビジネスに関する ことわざ・格言・故事 商売(ビジネス)

ことわざ・格言・故事のなかで、「商売」や「ビジネス」「商取引」に関するものをピックアップしています。

「ぬ」

濡れ手で粟(ぬれてであわ)

分類ことわざ意味余り苦労せずに大きな利益を得ることのたとえ。楽して大儲けをすることをいう。 濡れた手で粟を掴むと、粟がくっついて簡単に沢山の実を取ることができる、ということから。
「そ」

損せぬ人に儲けなし(そんせぬひとにもうけなし)

分類ことわざ 意味損失を恐れて何もできない人間は、利益を得ることもまたできないものである、という意味。
「ほ」

坊主丸儲け(ぼうずまるもうけ)

分類 ことわざ 意味 元手なしに大儲けすることをいう。 寺と僧侶は、資本も無くてよいし、経費もかからないために、入ってくるお金は丸々儲けとなる、ということから。
「ひ」

低き所に水溜まる(ひくきところにみずたまる)

分類 ことわざ 意味 利益にあるところには人が集まる、という意味。また、悪者がいるところには、悪者が集まる、という意味も。 水というものは、低地に流れて溜まる、ということから。
「く」

薬九層倍(くすりくそうばい)

分類 ことわざ 意味 薬の販売価格はその元となる原材料費(元値)に比べて物凄く高いことを示した言葉。 薬の売価は原価の九倍である、ということから。
「よ」

羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)

分類 ことわざ 意味 見かけは立派であるが中身は詰まらないものであること。表面と内容が一致しないこと。言うことと行いが違うこと。宣伝は立派でも実物がそれに伴わないこと。見かけを立派に飾って内容の虚偽、貧弱さをごまかす。看板に偽りがあることを...
「あ」

朝駈けの駄賃(あさがけのだちん)

分類 ことわざ 意味 苦労をしないでわずかの間に予期しない利益を得ること。 朝は馬の元気が良いので、予定外の他人の荷物を載せてやって余分の賃金を取ることもできる、ということから。
「り」

利食い千人力(りぐいせんにんりき)

分類 ことわざ 意味 高値で売ろうとして商品を蓄えておくと利子が多くついて損失を招くため、商品を蓄えずに早めに決済して利益を確保する方が良い、という格言。
「の」

暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

分類 ことわざ 意味 力を入れても少しも手応えがないこと、また、張り合いのないことを言う。 店の入り口に吊るした暖簾を力いっぱい押しても手応えがないことから、相手がいい加減で張り合いもなく頼りないこと、という意味。少しも手応えのないことのた...
「あ」

商いは数でこなせ(あきないはかずでこなせ)

分類 ことわざ 意味 商売は薄利多売が本道である。 利益は少なく、多く売ることがコツ。薄利多売を主義とするのが、結局のところ、利益を上げることにつながる、ということ。
「か」

管鮑の交わり(かんほうのまじわり)

分類 ことわざ 意味 どんな場合にもよく理解し合った極めて親密な交際のことをいう。 昔、中国の春秋時代に、斉の管仲と鮑叔という者がいた。二人は仲が良くまだ出世する前に、二人で商いをして管仲の方が余計に利益を多く取ったが、鮑叔は彼が貧しいこと...
「か」

金の切れ目が縁の切れ目

分類 ことわざ 意味 客と商売人に限らず、金銭で繋がれている親密な関係を作っていても、金銭が無くなり得にならないと思われると同時に縁が切れ離散していってしまうものだ、という意味。 また、人はお金があるうちはちやほやされるが、お金が無くなると...
「む」

麦飯で鯉を釣る(むぎいいでこいをつる)

分類 ことわざ 意味 ありきたりの麦飯で高級な魚である鯉を手に入れる、ということから、僅かな元手で沢山の利益を得るようとすることをいう。 同類語・同義語 海老で鯛を釣る
「し」

小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)

分類 ことわざ 意味 比較的小さいと思われる方のものを犠牲にして、大きい方を助ける、ということから、大きな事業を成功させるためには、小さく重要でない物事を犠牲にすること。全体を生かすためには一部が犠牲になってもやむを得ない、という意味。 ま...
「お」

女賢しくて牛売り損なう(おんなさかしくてうしうりそこなう)

分類 ことわざ 意味 女性が出過ぎるとかえって失敗することが多い、という意味。 賢いと見える女性が、牛を売る時に余計な口を出し過ぎて売れずじまいになってしまうことがある、ということから。 同類語・同義語 女さかしゅうて牛売り損なう
「え」

海老で鯛を釣る

分類 ことわざ 意味 海老(エビ)のような小さく安いものを餌にして大きな高い鯛を釣る、ということから、海老のような小さなつまらないものを他人に与え鯛のような立派なものをもらう、という意味。 また、わずかな元手や小さな資本で多くの利益を得るこ...
「あ」

商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)

分類 ことわざ 意味 商人は日頃、損した損したと言っているが、いつの間にかお金持ちになっているものだ、という意味。 川柳の句。
「あ」

商い三年

分類 ことわざ 意味 商売は開業してから三年は経たなければ儲けは出てこないものだから、三年は辛抱しなくてはならない、という意味。
「あ」

商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)

分類 ことわざ 意味 商売というものは、牛の涎(よだれ)が細長く地面に少しずつ垂れて絶えないように、急がず焦らず気長に構えて、また、じっくりと辛抱して行うことをしなければ成功しない、という意味。
「ふ」

冬の氷売り

ことわざのなかの「冬の氷売り」の意味を記載したページです。