「て」 亭主八杯客三杯(ていしゅはっぱいきゃくさんばい) 分類ことわざ意味主人がお客よりも多く飲食すること。また、お酒を振る舞うときには客は遠慮しがちなものであるから、亭主が客よりも沢山飲んでもてなすのが良い、という意味も。同類語・同義語亭主三杯客一杯(ていしゅさんばいきゃくいっぱい) 2024.03.14 「て」
「て」 手酌貧乏(てじゃくびんぼう) 分類ことわざ意味お酒を飲む時には、誰かに酌をしてもらって飲むとうまいが、自分一人で酌をするのはいかにも貧乏じみている、という意味。また、お酒は誰か他の人と飲んでこそ美味しいものであるが、そのうえに一人になってもお酒を飲むようになると、酒代が... 2023.11.24 「て」食べ物
「て」 天を怨みず人を咎めず(てんをうらみずひとをとがめず) 分類ことわざ意味たとえ不遇であっても、天を恨むことをせず、また、人を咎めることもせず、自分自身の信ずるところに向かって修養し努力をするばかりである、という意味。論語にある句。 2023.11.02 「て」
「て」 天狗も雨宿り(てんぐもあまやどり) 分類ことわざ意味絶対に濡れていく訳にはいかないときの言い方。雨が降るときは、天狗でさえも雨宿りをするしかない、ということから。 2023.11.01 「て」自然
「て」 寺の隣に鬼が棲む(てらのとなりにもおにがすむ) 分類ことわざ意味慈悲深い人の近くにも恐ろしい心を持った人が住むものである、という意味。世の中は善人と悪人が混じり合っているものである、ということ。慈悲深い仏を祭る寺の近く(隣)に鬼が棲むものだ、ということから。同類語・同義語 寺の隣に鬼が住... 2023.07.13 「て」建物
「て」 天は二物を与えず(てんはにぶつをあたえず) 分類ことわざ意味異なった方面の両方に優れた才能を発揮できる人間は居ない、という意味。一人の人間がいくつもの優れた素質や才能を持っているものではない、ということ。天は、人間に優れたものを一つだけ与えるが、決して二つは与えないものである、という... 2023.01.26 「て」
「て」 天高く馬肥ゆ(てんたかくうまこゆ) 分類ことわざ意味秋のさわやかな気持ちの良い季節をいう言葉。秋は空(天)も高く澄み渡り、馬も食欲が出て餌をよく食べてたくましく太る季節である、ということから。同類語・同義語 秋高く馬肥ゆ(あきたかくうまこゆ) 天高く馬肥ゆる秋 天高く馬肥える... 2022.12.19 「て」動物自然
「て」 鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて) 分類ことわざ意味鉄は熱いうちに鍛造しなければならないが、それと同じように物事はその適当な機会を逃さないようにして機敏に行動しなければならない、という意味。また、鉄は熱して軟らかい時に打って様々な形に仕上げることから、人間を理想的に育てるには... 2022.08.08 「て」人生道具
「て」 天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく) 分類ことわざ意味天を主宰する神は、他人の力に頼ることなく自分自身の力で努力をして事に当たる人に幸福をもたらすものである、という意味。アメリカの政治家・科学者、ベンジャミン・フランクリンの言葉。または、イギリスの作家、サミュエル・スマイルズの... 2022.07.21 「て」
「て」 泥中の蓮(でいちゅうのはちす) 分類ことわざ意味蓮の花は泥の中から咲き出ても美しく清らかなことから、汚れた世の中で俗人の間にいてもそれに染まることのない人をいう。 2022.07.06 「て」植物自然
「て」 天真爛漫(てんしんらんまん) 分類ことわざ意味行いや言葉に飾ったところがなく、ありのままで明るい様子をいう。「天真」は、生まれたままで無邪気なこと。「爛漫」は、気質が中から溢れ出て、はっきりと現れること。同類語・同義語 天衣無縫(てんいむほう) 2022.06.14 「て」身振り
「て」 天衣無縫(てんいむほう) 分類ことわざ意味文章・詩歌・絵画等の芸術作品が、技巧を感じさせずにごく自然に出来上がっており完璧で完全な美しさのこと。また、人間の性質が汚れなく美しいこと、人柄や動作等が無邪気で飾り気がないことをいう。中国の口伝で、美しい天人の衣装は針や糸... 2022.06.13 「て」身振り道具
「て」 出物腫れ物所嫌わず(でものはれものところきらわず) 分類ことわざ意味おならやおでき等の出物腫れ物は、出る場所や場合に関係なく出るものだ。それらは、好きな時、好きな所に出るものだから、防ぎようがない、という意味。「出物」は、人体から出るもののこと。具体的には、おならや大小便のこと。「腫物」はお... 2022.05.09 「て」身体
「て」 手前味噌で塩が辛い(てまえみそでしおがからい) 分類ことわざ意味自家製の味噌だから美味しいと言われ、食べてみたら塩辛すぎてまずかった、ということから、自慢話ばかりで聞き苦しいことをいう。同類語・同義語 手前味噌 自画自賛 2022.05.07 「て」食べ物
「て」 手酌貧乏(てじゃくびんぼう) 分類ことわざ意味酒を飲む時には、誰かに酌をしてもらって飲むと美味しいが、自分一人で酌をするのはいかにも貧乏じみている、という意味。また、酒は人と飲んでこそ美味しいものなのに、一人になってもまた酒を飲むようだと酒代がかさんで貧乏の元になる、と... 2022.03.25 「て」食べ物
「て」 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし) 分類ことわざ意味一家の主人の好み・趣味であれば、どんな変なものでも家族の者は皆それに従わなければならない。一家の中で亭主が支配力を持つたとえ。主人の好きなものなら、たとえ赤烏帽子のような異様なものでも、家中のものはそれに従う方が無難だ、とい... 2022.02.10 「て」動物家族道具
「て」 天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてもらさず) 分類ことわざ意味悪いことをした者は、必ず天罰を受ける、という意味。悪人を懲らしめるために張り巡らされた天の法の網は、目が粗いようだが決して悪事を逃げ漏らすことはなく捕らえる、ということから。「天網」は、天が張り巡らす網のこと。「恢々(恢恢)... 2021.08.07 「て」道具
「て」 出遣いより小遣い(でづかいよりこづかい) 分類ことわざ意味まとまった大きな出費をするより、目立たない細々とした出費の方が、気づかないうちに積もり積もってかえって多くかかるものである、という意味。 2021.07.29 「て」お金
「て」 天を仰いで唾する(てんをあおいでつばをする) 分類ことわざ意味他人に危害を与えたり損害を与えようとして、かえって自分が害を被ること。天を仰いで吐いた唾は、そのまま自分の顔にかかってくるだけだ、ということから。同類語・同義語 天に唾する 天に唾す 天を仰ぎて唾はく 2021.07.24 「て」身体
「て」 貞女は二夫に見えず(ていじょはにふにまみえず) 分類ことわざ意味貞操堅固な女性は、夫とする男を一度決めたら、たとえ夫と死別したり離別しても夫に操を立てて、二度目の夫を持つということはしないものである、という意味。同類語・同義語 貞女両夫に見えず(ていじょりょうふにまみえず) 貞女は両夫に... 2021.06.03 「て」家族