「て」

亭主八杯客三杯(ていしゅはっぱいきゃくさんばい)

分類ことわざ 意味主人がお客よりも多く飲食すること。また、お酒を振る舞うときには客は遠慮しがちなものであるから、亭主が客よりも沢山飲んでもてなすのが良い、という意味も。 同類語・同義語亭主三杯客一杯(ていしゅさんばいきゃくいっぱい)
「た」

胆斗の如し(たんとのごとし)

分類ことわざ 意味少しの物事では動じないこと。非常に大胆であること。胆が据わっていること。 「斗」は、お酒を酌む柄杓あるいは一斗升(桝)のこと。胆(きも)の大きさが、一斗升程もある、ということから。
「て」

手酌貧乏(てじゃくびんぼう)

分類 ことわざ 意味 お酒を飲む時には、誰かに酌をしてもらって飲むとうまいが、自分一人で酌をするのはいかにも貧乏じみている、という意味。 また、お酒は誰か他の人と飲んでこそ美味しいものであるが、そのうえに一人になってもお酒を飲むようになると...
「け」

鯨飲馬食(げいいんばしょく)

分類 ことわざ 意味 度を越えた無茶な飲食のこと。 鯨が飲むように飲酒し、馬が食うように大量に食べる、ということから。"
「ひ」

冷酒と親の意見は後薬(ひやざけとおやのいけんはあとぐすり)

分類 ことわざ 意味 後になって効いてくることをいう。 冷酒は飲んでいる時にはさほどでもないが、時間が経つにつれて効いてくる。それと同じで、親の意見もその時は馬鹿にしたりするが、ずっと後になって思い当たるようになり、親の有難味が分かってくる...
「の」

飲む打つ買うの三拍子(のむうつかうのさんびょうし)

分類 ことわざ 意味 酒と博打、女の三つで、男の道楽の三拍子。
「き」

金時の火事見舞い(きんときのかじみまい)

分類 ことわざ 意味 顔が真っ赤なこと。おもに酒を飲んだりしたときに顔が赤い様子をいう。 顔が赤い金時(金太郎)が火事の見舞いに行ったら、火に照らされてますます赤く見える、ということから。「金時」は源頼光(みなもとのらいこう)の家来である坂...
「と」

とかく浮世は色と酒(とかくうきよはいろとさけ)

分類 ことわざ 意味 とかくこの世の中はというものは男女の色事と、酒が一番である、という意味。 浮世は浮かれて渡る世間のこと。楽しみといえば何といっても情事と酒を飲むことである、ということ。
「て」

手酌貧乏(てじゃくびんぼう)

分類 ことわざ 意味 酒を飲む時には、誰かに酌をしてもらって飲むと美味しいが、自分一人で酌をするのはいかにも貧乏じみている、という意味。また、酒は人と飲んでこそ美味しいものなのに、一人になってもまた酒を飲むようだと酒代がかさんで貧乏の元にな...
「さ」

酒飯雪隠(さけめしせっちん)

分類 ことわざ 意味 客を招く時の心得のこと。「酒」は良い酒。「飯」は美味いご飯。「雪隠」は清潔な便所(お手洗い)。お客様を招く時には、良い酒、美味いご飯、清潔な便所を用意することが大事である、という意味。
「さ」

酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう)

分類 ことわざ 意味 酒は適度に飲めば、どんな薬よりも健康に良い、という意味。 「百薬の長」は、全ての薬の大将という意味。 同類語・同義語 百薬の長 対義語・反対語 酒は百毒の長
「さ」

酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう)

分類 ことわざ 意味 人間の身体に有毒で有害なものは沢山あるが、酒は中でも最大の毒物である、という意味。 対義語・反対語 酒は百薬の長
「さ」

酒は飲むとも飲まれるな

分類 ことわざ 意味 酒で本心を失ってしまうような飲み方をせぬよう用心すべきだ、という意味。 酒というものは飲んでも構わないけれども、決して酒に飲まれてしまってはならない、ということ。
「さ」

酒は天の美禄(さけはてんのびろく)

分類 ことわざ 意味 酒は天からの素晴らしい贈り物である、という意味。 『漢書』の言葉。それ以後、「美禄」は酒の異称となった。
「れ」

礼に始まり乱に終わる

分類 ことわざ 意味 酒宴のこと。 酒の席では、始めは礼儀正しく振舞っているが、最後は取り乱してしまうものだ、ということから。
「は」

花を呑み酒に臥す(はなをのみさけにふす)

ことわざのなかの「花を呑み酒に臥す(はなをのみさけにふす)」の意味を記載したページです。「花を呑み酒に臥す」と同じ意味のことわざも紹介しています。