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打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)

分類ことわざ意味親は子供が可愛いからこそ杖で打つのだから、決して恨んではならない、という意味。杖で打つ親の厳しい叱りも、子への愛ゆえのもので、ありがたいものだ、ということ。
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梅に鶯(うめにうぐいす)

分類ことわざ意味同じ季節のもので、調和して絵になるようなものの取り合わせをいう言葉。とりあわせよく、うまく調和するもののこと。同類語・同義語 梅に鶯柳に燕(うめにうぐいすやなぎにつばめ) 紅葉に鹿(もみじにしか) 牡丹に唐獅子(ぼたん...
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埋もれ木に花咲く(うもれきにはなさく)

分類ことわざ意味忘れ去られて不遇だった人に、幸運が訪れてくることをいう。土の中に埋もれた木が、再び芽を吹き、花を咲かせる、ということから。同類語・同義語 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
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売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)

分類ことわざ意味口論で一方の罵詈雑言に対して、片方も悪口をもって言い返すこと。相手が自分に対して言った言葉次第で、こちらも返答することをいう。気に入らぬことを言われればこちらも罵らなければならないし、穏やかに出れば、こちらもおとなしく返答す...
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内弁慶の外地蔵(うちべんけいのそとじぞう)

分類ことわざ意味自分の家の中では威張っているのに、家の外へ出るとおとなしくなること。「弁慶」は武蔵坊弁慶で、強い人のたとえ。「地蔵」は地蔵菩薩で、おとなしい人のたとえ。略して内弁慶ともいう。同類語・同義語 陰弁慶の外地蔵(かげべんけいのそ...
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内広がりの外すぼまり(うちひろがりのそとすぼまり)

分類ことわざ意味自分の家にいる時は偉そうに威張ってる者が、外へ出ると弱くなることをいう。同類語・同義語 内はだかりの外すぼまり 内弁慶の外味噌(うちべんけいのそとみそ) 門の前のやせ犬(もんのまえのやせいぬ) 内弁慶の外地蔵(うちべ...
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内弁慶の外味噌(うちべんけいのそとみそ)

分類ことわざ意味家の中では空元気で威張っているが、外では全く意気地がないことをいう。味噌は泣き味噌と同様、嘲笑の意味。同類語・同義語 内弁慶外味噌 門の前のやせ犬(もんのまえのやせいぬ) 内弁慶の外地蔵(うちべんけいのそとじぞう) ...
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鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)

分類ことわざ意味熱心に物を探そうとする時の様子を表す言葉。何かを探すときの眼を鋭く光らせた熱心な目つきのこと。また、人の欠点を熱心に探そうとすることをいう。鳥の鵜や鷹が獲物を獲る時の、大きく見開いた鋭い目つきから。
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兎を見て犬を呼ぶ(うさぎをみていぬをよぶ)

分類ことわざ意味①物事は手遅れと思っても諦めてはいけない、②手遅れのたとえ。狩猟で獲物である兎(ウサギ)を見つけてから猟犬を呼ぶ、ということから。同類語・同義語 兎を見てから鷹を放つ(うさぎをみてからたかをはなつ)
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魚心あれば水心あり(うおごころあればみずごころあり)

分類ことわざ意味自分が好意を持てば相手も好意を持つものだ、という意味。また、相手次第で当方もそれに応じる用意がある、という意味。多くは男女の間のことについていう。魚に水と親しむ心があれば、水も魚に応ずる心を持つということから。本来、「魚、心...
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牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)

分類ことわざ意味何かのきっかけで自己の意志でなく思いがけず始めたことが、知らない間に善い行いや良い結果になっていること。また、嫌々しているうちに段々と熱心になることをいう。昔、信濃の善光寺の近くに七十過ぎの強欲な老婆がいたが、ある時隣の家の...
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雲泥の差(うんでいのさ)

分類ことわざ意味二つの物事が、天と地ほどかけ離れていること。「雲泥」は、天と地のこと。良いものを天に、劣ったものを地に例え、天と地ほどの違いがあるという意味から。中国から来た言葉。同類語・同義語 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね) 瓢...
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噓から出た実(うそからでたまこと)

分類ことわざ意味最初は嘘を言ったつもりが、結果として、それが本当のことになってしまうことをいう。または、はじめは冗談でやったことが、ついには本当にそうしなければならない破目になってしまうことをいう。同類語・同義語 嘘から出た誠 瓢箪から...
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瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)

分類ことわざ意味人に疑われるような言動は慎んだ方が良い、という戒め。「瓜田」とは、瓜(ウリ)の畑のこと。「履を納れる」とは、靴等の履物が脱げてしまったので、かがんで足を履物に入れて履きなおす様をいう。ともすると、瓜泥棒と疑われかねないため、...
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売り家と唐様で書く三代目(うりいえとからようでかくさんだいめ)

分類ことわざ意味一代目が築き上げた家や財産も、三代目ぐらいになると奢侈・道楽・遊びに日々を過ごしたために売りに出されるということになる、というのを風刺した川柳から。三代目がたしなみとして習得した中国風・唐様の風雅な書で「売り家」と札文字が書...
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瓜の蔓に茄子はならぬ(うりのつるになすびはならぬ)

分類ことわざ意味平凡な普通の親からは、優れた子供は生まれないものだ、という意味。子が親に似るたとえ。原因と結果は双方に対応しているものだ。瓜(ウリ)の蔓には瓜しか身を付けず、茄子の実は茄子の枝にしか成らない、ということから。同類語・同義語 ...
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内股膏薬(うちまたごうやく)

分類ことわざ意味内股に貼った膏薬は、歩くたびに右の股にも左の股にもくっついてあちこちに動いてしまうように、自分の立場や考えを持たずにその時の利益や力関係、都合によって、どちらの立場にでもなることをいう。または、態度が不安定で対立している両方...
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馬に乗るとも口車に乗るな

分類ことわざ意味あまり調子良く物事が運ぶような話には注意した方が良い、という意味。
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牛を馬に乗りかえる

ことわざのなかの「牛を馬に乗りかえる」の意味を記載したページです。「牛を馬に乗りかえる」と同じ意味のことわざも紹介しています。
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浮世は回る水車(うきよはまわるみずぐるま)

ことわざのなかの「浮世は回る水車(うきよはまわるみずぐるま)」の意味を記載したページです。