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悋気嫉妬は女の常(りんきしっとはおんなのつね)

分類ことわざ 意味女性の嫉妬深さのこと。 女性はやきもちを焼くのが普通で、やきもちは女性の特権である、ということから。 「悋気」は男女間でのやきもちのこと。
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利を見て義を思う(りをみてぎをおもう)

分類ことわざ 意味利益のあることも、義(義理)に合うか否かを考え、義に合えばその利益を取り、合わなければ取らないことをいう。 『論語』にある句。
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竜の髭を撫で虎の尾を踏む(りゅうのひげをなでとらのおをふむ)

分類ことわざ 意味大変危険な状況のこと。また、大きな危険を冒そうとすること。 大変恐ろしい竜の髭を撫でたり、同じく恐ろしい虎の尾っぽを踏むような、大変危険な行動に出ることから。
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綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)

分類 ことわざ 意味 一度体外に出た汗が二度と身体に戻ることがないように、一度出せれた天皇陛下の言葉は、取り消したり、改めたりできないものだ、という意味。 「綸言」とは、帝王の言葉のたとえ。
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理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ)

分類 ことわざ 意味 どうせ詰めるなら、理屈で詰めるより御馳走が入った重箱を詰めてもらった方がよい。理屈を聞かされるよりも重詰めを貰った方がよい、という意味。
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良禽は木を見て棲み、賢臣は主を選びてつかう

分類 ことわざ 意味 賢い鳥は木を選んで巣を作り、優れた人物は自分が仕えるべき主君をよく選んで仕える。つまり、物事はよく見定めてから選びなさい、という意味。 (※「良禽は木を見て棲み、賢臣は主を選びてつかう」→りょうきんはきをみてすみ、けん...
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利食い千人力(りぐいせんにんりき)

分類 ことわざ 意味 高値で売ろうとして商品を蓄えておくと利子が多くついて損失を招くため、商品を蓄えずに早めに決済して利益を確保する方が良い、という格言。
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李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

分類 ことわざ 意味 他人から嫌疑を受けるような行為や疑いを招くような行動は慎まなくてはならない、という戒め。 李(スモモ)の木の下で冠を正す行為をすると、その木に実っている李の実を盗むのではないかと疑われるためにそのような行為をするべきで...
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両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)

分類 ことわざ 意味 力の等しい二人の英雄がいると、必ず争うようになってどちらか一方が負けるものであり、共に立つことはできない、という意味。 『史記』にある言葉。 同類語・同義語 両雄並びに立たず
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良馬は鞭影を見て行く(りょうばはべんえいをみていく)

分類 ことわざ 意味 優れた人物は、他人の指示や指導を待たずに行動ができる、という意味。 良い馬というものは、鞭でその尻を叩かれる前に、鞭の影を感じ取るだけで走る速度を上げることができる、ということから。 同類語・同義語 良馬は鞭声を見て行...
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梁上の君子(りょうじょうのくんし)

分類 ことわざ 意味 盗賊・泥棒のこと。また、鼠(ネズミ)のこともいう。 梁(はり)は家の天井に横に渡して棟を支える木材のこと。昔、中国である人が梁の上に潜んでいる泥棒を見て、その人の子供に「悪い癖を身につけると、あの梁の上の君子のようにな...
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良医の門に病人多し

分類 ことわざ 意味 病人というものは医者が良いか悪いかに関心があり、良い医者のところには沢山の患者が集まるということから、良い師匠や先生には学ぶべきことが多く門人が沢山集まってくることをいう。
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竜頭蛇尾(りゅうとうだび)

分類 ことわざ 意味 初めは勢いが盛んで、終わりになるにしたがって衰えていくこと。 頭は竜のように大きく立派であるのに、尾っぽは蛇のように小さく細い、という意味から。 同類語・同義語 虎頭蛇尾 頭でっかち尻すぼみ
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律義者の子沢山(りちぎもののこだくさん)

分類 ことわざ 意味 義理堅く正直で真面目な人間は、家庭円満で夫婦仲も良いため子供が多い、という意味。 律義な人は、外で酒を飲んだり色にふけることがないため、自然と家庭を大事にするようになり、沢山の子供に囲まれて暮らすということから。
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犂牛の喩(りぎゅうのたとえ)

分類 ことわざ 意味 父親が悪く愚か者であっても、その子供が賢ければ才能は必ず認められる、という意味。また、地位や身分の低い貧しい家の出であっても、有能な人材であれば世間に認められ出世する、という意味も。 犂牛とは、毛の色がまだら模様になっ...
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竜の髭を蟻が狙う(りゅうのひげをありがねらう)

ことわざのなかの「竜の髭を蟻が狙う(りゅうのひげをありがねらう)」の意味を記載したページです。