病気

「か」

疳の虫(かんのむし)

分類ことわざ意味1) 疳(子供が神経質になる病気。夜中に急に泣き出したりすること。)を起こさせる虫。2) 癇癪(かんしゃく)を起こさせる虫。虫がその病気を起こす、と考えた言葉。同類語・同義語癇の虫(かんのむし)
「と」

同病相憐れむ(どうびょうあいあわれむ)

分類ことわざ意味同じような悩みや苦しみを持つ人は、互いに同情し合うものである、という意味。同じ病気を患っている人は、苦痛がよくわかるので、いたわり合う、ということから。
「り」

良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

分類ことわざ意味人からの忠告を聞くのは辛いが、結局は自分のためになる、という意味。良い薬は苦くて飲みにくいが、病気には優れた効き目がある、ということから。同類語・同義語忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)良薬は口に苦し、忠言耳に逆らう
「く」

苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ)

分類ことわざ意味人間は身体が達者で心配事のない時には神のことを忘れて暮らしがちであるが、病気にかかったり心配があったり災難にあったりすると、神に祈願を込めるものである、という意味。普段は神や仏を信じない、信心のない人であっても、苦しい時、困...
「さ」

才子多病

分類ことわざ意味才能のある人間は、とかく病気がちである、という意味。
「や」

病膏肓に入る(やまいこうこうにいる)

分類ことわざ意味病状が悪化して病気が治る見込みが無くなること。また、あることに物事に憑かれたように熱中し過ぎてしまいその状態から抜けられず手も付けらないことをいう。「膏」は、心臓の下。「肓」は、胸部と腹部の間の薄い膜で、いずれも治療をしにく...
「い」

一に看病二に薬(いちにかんびょうににくすり)

分類ことわざ意味病人の回復を早めるものは、まず第一が周囲の人の心のこもった看病で、その次が医者の薬である、という意味。病気の治療には薬も大切であるが、何よりも周りの人の心のこもった看病が第一だ、ということ。
「お」

鬼の霍乱(おにのかくらん)

分類ことわざ意味いつも健康で丈夫な人が、珍しく急な病気を患ってしまうこと。霍乱とは、暑気あたり・熱中症・日射病・夏バテの意味。ここでの鬼は、丈夫で健康な人の意味をいう。
「い」

医を信ぜざればその病癒えず(いをしんぜざればそのやまいいえず)

分類ことわざ意味医者を信用して病に関わるすべてのことを任せる気持ちにならなければ病気は治癒しない、という意味。同類語・同義語 医者上手にかかり下手
「あ」

阿漕が浦に引く網(あこぎがうらにひくあみ)

分類ことわざ意味阿漕が浦は、三重県津市付近の海岸。「伊勢の海阿漕が浦に引く網も度重なれば人もこそ知れ」という古歌からきた言葉で、隠し事も幾度か重なると、おのずと人に知られてしまう、という意味。阿漕が浦は元々は伊勢神宮に供えるための禁漁区で、...
「や」

病治って医者忘れる(やまいなおっていしゃわすれる)

分類ことわざ意味事が過ぎるとその時に必要であったものも忘れてしまう、という意味。いざ病気が治ってしまうと、世話になった医者のことなどさっぱりと忘れてしまうということから、苦しい時期が過ぎ去れば世話になった人の有難さなどきれいさっぱりと忘れて...
「む」

無病は一生の極楽(むびょうはいっしょうのごくらく)

分類ことわざ意味病気にならずに達者で一生を過ごすことはとても有り難いことで、まさにこの世の極楽である、という意味。
「は」

腹八合に医者いらず(はらはちごうにいしゃいらず)

ことわざのなかの「腹八合に医者いらず」の意味を記載したページです。「腹八合に医者いらず」と同じ意味のことわざも紹介しています。
「や」

病は口から入り禍は口から出る

ことわざのなかの「病は口から入り禍は口から出る」の意味を記載したページです。「病は口から入り禍は口から出る」と同じ意味のことわざも紹介しています。