知恵

「く」

愚公山を移す(ぐこうやまをうつす)

分類故事意味事を成すにあたっては、狡知(悪賢い知恵)を弄せず誠心誠意努力をすれば、いずれその目的を達することになる、という意味。中国の愚公という人が、太形・王屋の二つの山の位置を、よそに移そうと長年努力し、神がそれを愛でて移したという『列子...
「か」

亀の甲より年の劫(かめのこうよりとしのこう)

分類ことわざ意味長年の経験は値打ちがあり何よりも大切である。年長者の知恵を褒め称える言葉。「甲」は甲羅、「劫」は無限に長い時間、あるいは世の中という意味。「甲」と「劫」が同じ音であることから引き合いに出して亀の甲も値打ちがあるが、年の劫の方...
「ひ」

貧すれば鈍する(ひんすればどんする)

分類ことわざ意味貧乏になると人は愚鈍になる、という意味。貧乏をすると暮らすことだけで精一杯で、知恵も鈍り、心が卑しく意地汚くなる、ということ。「鈍する」は「貪する」とも書く。「貪」は、意地汚いという意味。貧乏になると本性がさもしくなり、諸事...
「ち」

知者は水を楽しむ(ちしゃはみずをたのしむ)

分類ことわざ意味優れた知恵者は物事に通じ、事を処理するのに、まるで流れる水を楽しむかのように滞りなく巧みである、という意味。その有様は水に似ているから知者は水を楽しむものである、ということ。対義語・反対語 仁者は山を好む(じんしゃはやまを...
「け」

下衆の後知恵(げすのあとぢえ)

分類ことわざ意味愚かな者は物事が済んでしまってから、やっとよい知恵が浮かんでくる、という意味。下衆は、判断が必要な時には考えがまとまらず、物事が終わってから何か考えつくものだ。下衆は身分の卑しい者のこと。同類語・同義語 下衆の後知恵 下...
「し」

自慢は知恵の行き止まり(じまんはちえのゆきどまり)

分類ことわざ意味自慢する心が起こってきたのなら、もっと知恵を磨こうとする努力をしなくなるため、人間の知恵はそれ以上発達することはなくなる、という意味。
「し」

自慢は知恵の行きどまり

分類ことわざ意味自慢する気持ち起こってきたのなら、もっと知恵を磨こうとする努力をしなくなることから、進歩や向上することはなくなる、という意味。
「さ」

三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)

分類ことわざ意味自分一人だけでは、どんなに考えても良い知恵の浮かばないものだが、三人集まってそれぞれの知恵を絞って相談すれば、文殊の知恵のような知恵が出るものである、という意味。「文殊」は、如来の左に座して知恵を司る仏である文殊菩薩のこと。
「た」

大知は愚の如し(だいちはぐのごとし)

ことわざのなかの「大知は愚の如し(だいちはぐのごとし)」の意味を記載したページです。「大知は愚の如し」と同じ意味のことわざも紹介しています。
「た」

大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)

ことわざのなかの「大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし)」の意味を記載したページです。「大賢は愚なるが如し」と同じ意味のことわざも紹介しています。