「せ」 赤手を以て江河を障う(せきしゅをもってこうがをささう) 分類ことわざ意味他の力を借りずに、単独で大事業にあたること。また、不可能なこと。「赤手」は素手のこと。「江河」は大きな川、大河のこと。素手で大河の流れを止めようとする、ということから。 2024.10.29 「せ」自然身体
「せ」 千慮の一失(せんりょのいっしつ) 分類ことわざ意味考え尽くしつもりの計画に生じた思いがけない失敗のこと。また、どんなに用心深く賢い人でも、時には考え違いからまさかと思うような失敗をすることがある、という意味。よく考えて実行しながらも、途中でうっかりして起こした失敗のことをい... 2024.05.30 「せ」
「せ」 銭なき男は帆なき舟の如し(ぜになきおとこはほなきふねのごとし) 分類ことわざ意味男性でお金を持っていない者は、男として十分に活躍できないものである、という意味。帆が無い舟のようになかなか前に進むことができない様子を、お金がない貧乏な男性にたとえた言葉。 2024.05.27 「せ」お金乗り物
「せ」 千の倉より子は宝(せんのくらよりこはたから) 分類ことわざ意味莫大な財宝よりも、子供はさらに勝る宝である、という意味。同類語・同義語 万の倉より子は宝(まんのくらよりこはたから) 2023.04.22 「せ」お金家族建物
「せ」 清濁併せ吞む(せいだくあわせのむ) 分類ことわざ意味度量が大きく心が広いことをいう。広い心を持って、付き合う人は善人も悪人も区別しないで全てを受け入れる。きれいな水(清流)と濁った水(濁流)である「清濁」を受け入れる(飲み込む)海のように、気に入った人だけでなく嫌な人、嫌いな... 2023.04.19 「せ」自然
「せ」 積善の家には必ず余慶あり(せきぜんのいえにはかならずよけいあり) 分類ことわざ意味善い行いを積んだ家には、その徳によって、子孫にまで慶福(目出度いことや幸い)があるものである、という意味。易経にある句。同類語・同義語 積善の家には余慶あり 2022.11.05 「せ」家族
「せ」 雪駄の土用干し(せったのどようぼし) 分類ことわざ意味ふんぞり返って威張っていることをいう。雪駄を土用の日に干すと反り返って威張っているように見える、ということから。 2022.09.08 「せ」道具
「せ」 雪隠で饅頭(せっちんでまんじゅう) 分類ことわざ意味人には隠して自分一人でよい思いをすることをいう。「雪隠」はトイレ、便所(お手洗い)のこと。便所のなかで内緒で隠し持っていた饅頭を食う、ということから。同類語・同義語 雪隠で米をかむ(せっちんでこめをかむ) 2022.09.07 「せ」建物食べ物
「せ」 千貫の鷹も放さねば知れず(せんがんのたかもはなさねばしれず) 分類ことわざ意味才能があっても、実際に試してみなければ技量は知ることができない、という意味。千貫の鷹(非常に高価な鷹)も、これを実際に空に放ってみなければ、どれだけの技量を持っているものかは知ることができない、ということから。「貫」は、昔の... 2022.04.24 「せ」お金動物
「せ」 背中に眼はなし(せなかにめはなし) 分類ことわざ意味人は前方のことはよく分かるが、背後のことは知ることができない、ということ。また、前にある物は見えるが背中にある物は見えない、ということから、隠れてする悪事までは気づきようがないことをいう。同類語・同義語 背中に目はなし 2022.04.06 「せ」身体
「せ」 前門の虎後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ) 分類ことわざ意味やっと禍をひとつ逃れて、また次の禍に遭遇すること。表の門の虎を退治したと思ったら、裏門から狼が入ってきた、ということから。同類語・同義語 一難去ってまた一難 前門虎を防ぎ後門狼を進む 2022.03.28 「せ」動物
「せ」 千日に刈った草を一日に滅ぼす(せんにちにかったくさをいちにちでほろぼす) 分類ことわざ意味長年かけた苦労の成果を一瞬で無にしてしまうこと。長い間掛かって刈り取った草も一日で焼けてしまうことから。同類語・同義語 千日に刈った萱を一日で滅ぼす 2022.03.17 「せ」植物
「せ」 世間の口に戸は立てられぬ 分類ことわざ意味世間の口はうるさいもので、戸を閉めるようにその口を封ずることはできない、という意味。口に戸を立てられれば、噂話は広がることはないだろうに、という意味から。同類語・同義語 世間の口に戸は立てられない 人の口に戸は立てられぬ 2022.03.11 「せ」建物身体
「せ」 赤貧洗うが如し(せきひんあらうがごとし) 分類ことわざ意味大変な貧乏で、水で洗い流したように何一つ財産を所持していない様子のこと。「赤貧」は何一つ持たずに丸裸のように貧しい様子の事。ここでの「赤」は、裸の意味。 2022.03.10 「せ」お金
「せ」 善悪は友による(ぜんあくはともによる) 分類ことわざ意味人が善人となるのも、悪人となるのも、皆その友人の影響によるものである、という意味。選ぶ友人の良し悪しで、人は善人にも悪人にもなるものである、ということ。同類語・同義語 善悪は友を見よ 2021.07.16 「せ」