「よ」

羊頭を掲げて狗肉を売る(ようとうをかかげてくにくをうる)

分類ことわざ意味見かけは立派であるが中身は詰まらないものであること。表面と内容が一致しないこと。言うことと行いが違うこと。宣伝は立派でも実物がそれに伴わないこと。見かけを立派に飾って内容の虚偽、貧弱さをごまかす。看板に偽りがあることをいう。...
「や」

焼きが回る(やきがまわる)

分類ことわざ意味頭の働きや技術が落ちてくること。愚鈍になること。また、年を取って頭の働きや能力が鈍り、役に立たなくなることをいう。金属を鍛えて刀や刃物を作るときに、火が回り過ぎて焼き過ぎると切れ味が鈍くなる、ということから。
「た」

頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとくわず)

分類ことわざ意味普通の心を持った人に頭を下げて頼めば、決して無茶なことはするものではない、という意味。鬼のような恐ろしいものでも、こちらから頼んだならば人を食ったりはしないものだから、ということから。
植物

坊主の花簪(ぼうずのはなかんざし)

分類ことわざ意味無用の長物。持っていても何の役にも立たないもののこと。花をあしらった髪飾りである花簪(はなかんざし)は、頭を丸めた坊主には不要なものである、ということから。同類語・同義語 猫に小判(ねこにこばん) 豚に真珠(ぶたにしんじ...
「ひ」

百尺竿頭一歩を進む(ひゃくしゃくかんとういっぽをすすむ)

分類ことわざ意味工夫をして努力をしたうえに、さらに努力と工夫を重ねて進歩を求めようとすること。また、さらに勇気を振るうことをいう。既に至り尽くながらさらに向上の工夫をこらす、という意味。百尺もある長い竿の先まで登ったのに、さらにもう一歩を勧...
「き」

机上の空論

分類ことわざ意味頭の中で考えただけの、実際には役には立たない考えや計画のこと。机の上で考えた役立たない考えや計画、という意味から。同類語・同義語 画餅に帰す 画餅 絵に描いた餅 畳の上の水練
「か」

金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)

分類ことわざ意味金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。
「ほ」

盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ)

分類ことわざ意味二つのことを同時に行うことはできないことのたとえ。頭にお盆を載せては空を見ることはできない。また、空を見るにはお盆を頭に載せるわけにはいかない、ということから。
「あ」

頭でっかち尻すぼみ

分類ことわざ意味頭は大きいが尻は小さい、ということから、始めは勢いがいいけれど、終わりはだらしがないこと。同類語・同義語 竜頭蛇尾 虎頭蛇尾 頭でっかち尻つぼみ 頭でっかち尻すぼり
「り」

竜頭蛇尾(りゅうとうだび)

分類ことわざ意味初めは勢いが盛んで、終わりになるにしたがって衰えていくこと。頭は竜のように大きく立派であるのに、尾っぽは蛇のように小さく細い、という意味から。同類語・同義語 虎頭蛇尾 頭でっかち尻すぼみ