「ろ」 論語読みの論語知らず(ろんごよみのろんごしらず) 分類 ことわざ 意味 書物の上での知識だけで、その真の精神を理解せず、実行を伴わないこと、または実行できないことをいう。書物には詳しいが自分の人生には反映させていない人間を皮肉っていう言葉。 『論語』は中国の孔子の教えを書いた本。孔子の日常... 2022.05.15 「ろ」人生道具
「こ」 コップの中の嵐(こっぷのなかのあらし) 分類 ことわざ 意味 当人同士にとっては一大事であるが、脇から見たら些細な争いのこと。 嵐は嵐でも、外に影響を及ぼさないものは、コップの中の嵐のようなものだ、ということから。イギリスのバーナード・ショー作の劇の題名から。 2022.05.14 「こ」自然道具
「ね」 猫の首に鈴を付ける(ねこのくびにすずをつける) 分類 ことわざ 意味 素晴らしい計画も実行者がいなければ議論倒れだ、ということ。また、良い考えだが、実際には難しくて実行できないこと。または、実行が困難なことでも、提案するだけなら楽だということ。 鼠(ネズミ)が猫から身を守るために、襲って... 2022.05.04 「ね」動物道具
「へ」 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる(へたなてっぽうもかずうちゃあたる) 分類 ことわざ 意味 下手な人も数多くやれば、まぐれでうまくいくこともあるものだ。何事も数多くやりさえすれば一つくらいうまくいくものだ、という意味。 鉄砲を撃つのが下手な人も、数多く撃てばなかには一つくらい命中する弾もあるものだ、ということ... 2022.04.27 「へ」道具
「へ」 下手な鍛冶屋も一度は名剣(へたなかじやもいちどはめいけん) 分類 ことわざ 意味 下手な者も時として佳作を作るものだ、という意味。 どんなに下手な鍛冶屋でも、刀を数多く作っているうちは、一つくらいは名剣ができるものだ、ということから。 同類語・同義語 下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる 2022.04.25 「へ」職業道具
「め」 明鏡止水(めいきょうしすい) 分類 ことわざ 意味 心が澄み切っていて、落ち着いた気分である様子のこと。内心に何のやましい事もなく、澄み切った心、または静かな心境のたとえ。 「明鏡」は、汚れや曇りの無い澄み切った鏡のこと。「止水」は、一か所に止まって動かずによく澄んだ清... 2022.04.20 「め」自然道具
「し」 針小棒大(しんしょうぼうだい) 分類 ことわざ 意味 小さな事実を大げさに話すこと。 針のように細くて小さいことを、棒のように太くて大きいことにして話すことから。 同類語・同義語 針程の事を棒程に言う(はりほどのことをぼうほどにいう) 針を棒 針程の事を柱程... 2022.04.17 「し」道具
「は」 針程の事を棒程に言う(はりほどのことをぼうほどにいう) 分類 ことわざ 意味 些細な事を大げさに言うこと。 針のように小さな物を棒のように大きく表現することから。 同類語・同義語 針小棒大(しんしょうぼうだい) 針を棒 針程の事を柱程に言う(はりほどのことをはしらほどにいう) 2022.04.15 「は」道具
「ほ」 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 分類 ことわざ 意味 物事を殆ど完成させているのに、最も大事なことが抜け落ちること。大切な最後の工夫を欠いていることのたとえ。 せっかく仏像を彫ったのに肝心な魂や目を入れていない、ということから。 同類語・同義語 仏造って魂入れず ... 2022.04.11 「ほ」身体道具
「か」 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす) 分類 ことわざ 意味 辛抱強く歩き回って探し求めること。 鉄製の草鞋は、丈夫でいくら歩き回っても平気なことから。 同類語・同義語 金の草鞋で尋ねる 鉄の草鞋で尋ねてもない 金の草鞋 2022.04.02 「か」道具
「る」 瑠璃も玻璃も照らせば光る(るりもはりもてらせばひかる) 分類 ことわざ 意味 優れた素質を持っている人物は、どんなところにいてもすぐに目立つものだ、という意味。 「瑠璃」は、紺色の宝石のこと。「玻璃」は、水晶のこと。多く石の中に混じっていても、瑠璃や玻璃は、照らしてみれば光り輝くためにすぐにそれ... 2022.03.22 「る」自然道具
「ひ」 左団扇で暮らす(ひだりうちわでくらす) 分類 ことわざ 意味 苦労をせずに安楽に暮らすこと。 左手に団扇を持ってゆっくりと仰ぎながら毎日を過ごす、ということから。 2022.03.13 「ひ」道具
「こ」 子は鎹(こはかすがい) 分類 ことわざ 意味 夫婦の間柄というものは、たとえ仲違いしても、子供への愛から辛抱してしまうものだ、という意味。 「鎹(かすがい)」は、コの字型の大釘。鎹が材木を繋ぎとめるように、子供への愛情は、夫婦の仲を繋ぎとめるものである、ということ... 2022.03.06 「こ」家族道具
「ぬ」 糠に釘(ぬかにくぎ) 分類 ことわざ 意味 糠に釘を打つのと同じで、まったく手応えがないこと。また、効き目がないことをいう。 糠は、玄米などを精白する際に出る粉。糠に釘を打ち込んでも粉のため効き目がないことから。 同類語・同義語 豆腐に鎹(とうふにかすがい... 2022.03.01 「ぬ」道具食べ物
「と」 豆腐に鎹(とうふにかすがい) 分類 ことわざ 意味 注意や意見をしても手応えがなく効き目のないことをいう。 「鎹(かすがい)」は、二つの材木を接合するためのコの字型の釘のこと。豆腐に鎹を打ち込んでも手応えがないことから。 同類語・同義語 糠に釘(ぬかにくぎ) ... 2022.02.28 「と」道具食べ物
「か」 眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす) 分類 ことわざ 意味 書物を読み、文言の意味や解釈だけでなく、その裏に含まれた著者の意図や思想を読み取ることをいう。 目の光が紙の裏側まで突き抜けて見通すということから。読解力の鋭い様子をいう。 同類語・同義語 眼光紙背に徹る(がんこ... 2022.02.17 「か」身体道具
「く」 口も八丁、手も八丁(くちもはっちょう、てもはっちょう) 分類 ことわざ 意味 口先も手先も達者なこと。けなした意味で使うことが多い。 櫓(ろ)が八つあり自由に動かすことがのできた舟(八丁櫓)のことから、よくしゃべり、またよく仕事をすること。 同類語・同義語 手八丁口八丁(てはっちょうくちは... 2022.02.15 「く」身体道具
「て」 亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし) 分類 ことわざ 意味 一家の主人の好み・趣味であれば、どんな変なものでも家族の者は皆それに従わなければならない。一家の中で亭主が支配力を持つたとえ。 主人の好きなものなら、たとえ赤烏帽子のような異様なものでも、家中のものはそれに従う方が無難... 2022.02.10 「て」動物家族道具
「し」 杓子は耳搔きにならず(しゃくしはみみかきにならず) 分類 ことわざ 意味 大きな杓子は耳搔きの代わりにはならない、ということから、形が似ているからといって大きい物は必ずしも小さい物の代わりにはならない、という意味。「大は小を兼ねる」の反対の意味。 味噌汁等を掬う杓子は、耳搔きの代わりには使え... 2022.02.07 「し」道具食べ物
「し」 室に入って戈をとる(しつにいってほこをとる) 分類 ことわざ 意味 師(先生)に教わった道をもってかえって師(先生)を攻めたり、相手の論ずるところによってこれを利用して逆にその相手を攻める、という意味。 他人の部屋に入り、その人の武器を手にして、その武器で人を攻撃する、ということから。... 2022.01.29 「し」建物職業道具