「ひ」 人の痛いのは三年でも辛抱する(ひとのいたいのはさんねんでもしんぼうする) 分類ことわざ意味他人の苦痛には同情をしないこと。他人の苦痛はいくら長くても辛抱する、ということから。他人がどんなに困っていても、それが自分に関係してこない限り、人間は全く平気でいられるものである、ということ。 2025.03.18 「ひ」
「て」 出船によい風は入船に悪い(でぶねによいかぜはいりふねにわるい) 分類ことわざ意味一方に対しては良い条件でも、そのことが他方には悪い条件になる、という意味。船が港から出ていくのに都合良く吹く風は、港に入港しようとする船にとっては都合が悪いものである、ということから。 2025.03.13 「て」乗り物自然
「て」 手本は説法に勝る(てほんはせっぽうにまさる) 分類ことわざ意味口先で立派な意見を述べて忠告するよりも、実際に自分で手本を示す方が効果がある、という意味。英語での表記Examples are better than precept. 2025.03.12 「て」
「て」 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる) 分類ことわざ意味あまり差し出た振る舞いをすると、他人から責められたり、あまり人より優れていると、他人から嫉妬したりして災難に遭う、という意味。杭は高さを揃えて打つもので、杭の頭が出すぎていると打たれる、ということから。同類語・同義語出る釘は... 2025.03.11 「て」道具
「て」 鉄を点じて金と成す(てつをてんじてきんとなす) 分類ことわざ意味前人の平凡な言葉を活用して名句にすることをいう。鉄に手を加えて(点じて・滅して)金にする、ということから。 2025.03.10 「て」自然
「ち」 血で血を洗う(ちでちをあらう) 分類ことわざ意味①親族同士が醜く争うこと。また、仲間同士が惨たらしく争うこと。②悪事には悪事でやり返す。また、暴力には暴力で仕返しをすること。血で汚れた身体を洗うのに、血を用いる、ということから。同類語・同義語血を血で洗う(ちをちであらう)... 2025.03.06 「ち」家族身体
「ち」 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう) 分類ことわざ意味悪に悪で報いればますます関係が悪くなる、という意味。血で血を洗えばますます血まみれになる、ということから。同類語・同義語血で血を洗う(ちでちをあらう) 2025.03.05 「ち」身体
「え」 枝を伐りて根を枯らす(えだをきりてねをからす) 分類ことわざ意味末端を処理してから根本に戻る、という意味。また、全てを取り払ってしまう、という意味も。木を枯らすには、末端の枝を伐採し、順に根っこにまで及ぶのが良い、ということから。 2025.02.28 「え」植物
「え」 潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう) 分類故事意味世俗の事は聞きたくないというたとえ。堯帝(ぎょうてい)から天下を譲るという話を聞いた許由(きょゆう)が、耳が汚れたとして潁水という名前の川で耳を洗った、という故事から。 2025.02.27 「え」自然身体
「ね」 根掘り葉掘り(ねほりはほり) 分類ことわざ意味細かいところまで残らず。何から何までしつこく聞き出す様子。根っこから葉っぱまで、隅々まですっかり掘って、ということから。 2025.02.21 「ね」植物
「ね」 眠っている犬は寝かせておけ(ねむっているいぬはねかせておけ) 分類ことわざ意味余計なお節介をすると、ひどい目に遭うから、うっかり関わり合いにならないようにしなさい、という意味。眠っている犬を起こすと、噛みつかれかねないから、寝かせておくのがよい、ということから。静かなものは静かなままにしておいた方がよ... 2025.02.20 「ね」動物
「ね」 ねそが事する(ねそがことする) 分類ことわざ意味ねっそりした者、すなわち、普段から軽快鋭敏でなく重厚遅鈍な者が、かえって大きな事を仕出かす、という意味。同類語・同義語ねっそりの事起こし(ねっそりのことおこし) 2025.02.17 「ね」
「ら」 辣韭食うて口を拭う(らっきょうくうてくちをぬぐう) 分類ことわざ意味悪行をして知らん顔をしたつもりでも、すぐにばれてしまうものだ、という意味。また、醜行をしておきながら知らぬ顔をしていることのたとえ。匂いの強い辣韭(ラッキョウ)を食べておいて知らん顔をしていても、すぐに食べたことが分かってし... 2025.02.13 「ら」食べ物