問題

「せ」

節は時を嫌わず(せつはときをきらわず)

分類ことわざ意味時節が来たならば、その日の吉凶は問題にしなくともよい、という意味。
「は」

腹は借り物(はらはかりもの)

分類ことわざ意味子供は母親の腹を一時的に借りて生まれてくるもの(借り物)であるため、母親の系統の貴賤は問題ではなく、生まれてくる子供は家の物である、という意味。父系を中心として成立した身分社会での考え方を示す言葉。同類語・同義語 腹は仮の宿
「し」

歯牙にもかけない(しがにもかけない)

分類ことわざ意味論ずるに及ばないこと。問題にする必要ないこと。「歯牙」は歯、転じて口先。歯を使う必要のないことから、取り立てて言うほどのことでもない、という意味。同類語・同義語 歯牙の間に置くに足らず(しがのあいだにおくにたらず) 歯牙にか...
「し」

鹿を追う者は兎を顧みず(しかをおうものはうさぎをかえりみず)

分類ことわざ意味大きな利益を目的としている者は、ひたすらにその目的に向かって力を注いで、小さな利益については問題にしていない、という意味。鹿を捕ろうとして追っている者は、途中で兎(ウサギ)が出てきても、そんなものは相手にしないということから...
「し」

小人閑居して不善をなす(しょうじんかんきょしてふぜんをなす)

分類ことわざ意味徳の至らない品性の低い人間は、暇になるととかく問題を起こしがちなものである、という意味。「小人」は、小さいくだらない人間、「閑居」は、暇でゴロゴロしていること。同類語・同義語 小人閑居
「は」

針の穴から天を覗く

分類ことわざ意味自分の小さな見識をもって大きいことに臨むことをいう。また、わずかに得た知識から、大きな問題を自分勝手に判断することをいう。針の穴から空を覗くと、わずか一部分しか見えないことから、狭い考えを非難する言葉。同類語・同義語 葦の髄...
「ね」

寝た子を起こす

分類ことわざ意味せっかく収まっている事柄に手出しして、また厄介な問題をわざわざ引き起こすことをいう。また、余計なことをすることのたとえ。やっと寝かしつけて静かに寝ている子供を、用もないのにわざわざ起こして泣かせてしまう、ということから。同類...
「た」

大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)

分類ことわざ意味大きな事の前にある小さな事は大事に比べるとごく小さなものであるため、大きな事を成し遂げるためには小さな事にはこだわらないで問題にしない方が良い、という意味。または、大きな事を行うには、どんな些細な事でも油断をしないで注意しな...
「し」

重箱の隅を楊枝でほじくる

分類ことわざ意味些細なことまで詮索することのたとえ。細かなどうでもよいことを、うるさく調べたり、問題にしたりすること。食べ物を入れていた重箱の隅を細い楊枝でつっついて食べ物のカスが残っていないかを調べることから。同類語・同義語 重箱の隅を楊...