「ふ」

俯仰天地に愧じず(ふぎょうてんちにはじず)

分類 ことわざ 意味 仰いで天に対しても、俯(ふ)して地に対しても、自分の心や行動にはいささかも恥じるところがないこと。また、心にやましいところがないことをいう。
「ろ」

老驥千里を思う心(ろうきせんりをおもうこころ)

分類 ことわざ 意味 年老いた駿馬がかつて千里を走ったことを思う心、ということから、英雄が年老いてもなお心に大望を抱いていること。 同類語・同義語 老驥千里を思う 老驥櫪に伏す(ろうきれきにふす)
「き」

聞けば気の毒見れば目の毒

分類 ことわざ 意味 聞けば聞いたで心を悩ませ、見れば見たで心が迷う。見聞するものすべて悩みの種である、という意味。 聞くのも見るのもすべては欲望や悩みの原因にならないものはない、ということ。「気の毒」は可哀想という意味では用いられず、心の...
「し」

心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)

分類 ことわざ 意味 心に浮かぶ雑念をすべて捨て去って無念無想で事に当たれば、たとえ火の中に入っていても涼しいと感じるようになる、という意味。 甲州恵林寺の僧快川国師(かいせんこくし)は織田氏の軍勢に囲まれて寺に火をつけられた時、この句を唱...
「さ」

山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し

分類 ことわざ 意味 山に立てこもる賊を倒すよりも、自分の心の中に巣食う賊、すなわち色々な邪念を打ち払う方が難しい、という意味。 王陽明の書中の句。
「ひ」

人の心は九分十分(ひとのこころはくぶじゅうぶ)

分類 ことわざ 意味 人の心や人の考え、思うところ、見るところはそれぞれ違うものだといってもたいした違いはなく、たいていはほとんど同じようなものである、という意味。 同類語・同義語 世の中の人の心は九合十合 人の心は九合十合
「も」

沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす)

分類 ことわざ 意味 表面上は立派な衣服と冠(かんむり)を身にまとって着飾っているが、心は下品で卑しく野蛮である、という意味。 沐猴(もっこう)とは猿(サル)の類。猿が衣冠に身にまとっても不似合いであることから。 同類語・同義語 虎にして冠...
「め」

目は心の鏡

分類 ことわざ 意味 目はその人の心の様子を映し出す鏡のようなものであるから、人の心は、その人の目つきに現れる、という意味。 また、嘘を言っているかどうかや心が正しいかどうかは、その人の目を見れば分かるものである、という意味。
「と」

虎にして冠す(とらにしてかんす)

ことわざのなかの「虎にして冠す(とらにしてかんす)」の意味を記載したページです。
「し」

笑中に刀あり(しょうちゅうにとうあり)

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「お」

己を以って人を量る(おのれをもってひとをはかる)

ことわざのなかの「己を以って人を量る(おのれをもってひとをはかる)」の意味を記載したページです。
「あ」

浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)

分類 ことわざ 意味 川の深い淵には波が立たずに静まり返り、浅い瀬ほど波が騒いでいるものだが、そのように浅い心の者(思慮の浅い者)ほど万事落ち着きがなく騒々しく騒ぎ立てるものだ、という意味。 同類語・同義語 能なし犬の高吠え
「こ」

言葉は心の使い

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