長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)

長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう) 「ち」

分類

ことわざ

意味

お金や物の多い少ないよりも、誠意の有無や真心の方が大切である、という意味。どれだけお金をかけたかより、どれだけ真心を込めているかの方が尊い。
長者が万灯を捧げるよりも、貧しい者の真に心のこもった一灯の捧げものの方がずっと尊いものである、ということから。
「長者」は大金持ち、「貧者」は貧しい人。「灯」はともしび。「万灯」とは一万本のともしびの意味。
貧しい老女が釈迦の通り道を照らすようにと僅かなお金をためて一本の灯明をかかげたところ、他の灯明は消えても老女の灯明は朝まで消えなかったという話から。

同類語・同義語

  • 貧者の一燈
  • 長者の千灯より貧女の一灯
  • 貧者の一灯

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