「こ」 虎口を逃れて竜穴に入る(ここうをのがれてりゅうけつにいる) 分類ことわざ意味危険や災難が、次々と起こることをいう。虎から逃げることができたと思ったら、竜の住む洞穴(竜穴)に入ってしまう、ということから。「虎口」は虎の口のことから、虎に食われそうになるということ。 2022.07.02 「こ」動物
「け」 兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし) 分類ことわざ意味双方優劣の差がつけにくいこと。どちらが優れているか見分けがつかないことをいう。漢の時代に陳元方の子長文と、陳李方の子で孝先という者がおり、彼らは各々の父の功徳を論じたが決めることができないで祖父陳寔に尋ねたところ、陳寔は「元... 2022.06.11 「け」家族
「か」 髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ) 分類ことわざ意味自分自身の仕事が他人だけに向けられ、自分にまでは手が回らないことをいう。髪結いさん(美容師)が、自分の髪は乱れているということから。同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 医者の不養生(いしゃのふようじょう) 坊主... 2022.06.10 「か」職業身体
「こ」 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 分類ことわざ意味他人のことで忙しく、自分のことには手が回らないこと。また、いつでもできると思っていて、結局はやらずにいること。身に付けた専門技術が他人のために使われ、自分自身のためには使われないことのたとえ。紺屋とは、染物屋のこと。布を染め... 2022.06.07 「こ」職業道具
「こ」 尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず) 分類ことわざ意味書物に書いてあることがすべて正しいという訳ではない。書物に書かれていることを全部信用してしまうくらいなら、書物は無い方がましで読まない方が良い、という意味。自分の判断力を生かして読書をせよ、ということ。 2022.06.05 「こ」道具
「き」 木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ) 分類ことわざ意味しっくりとせず不調和なこと。また、物事の筋が通らないことをすることや、釣り合いが取れないことをいう。木と竹のように、まったく性質の違うものをつなぎ合わせることから、調和しないことのたとえ。 2022.06.03 「き」植物
「け」 下衆の後知恵(げすのあとぢえ) 分類ことわざ意味愚かな者は物事が済んでしまってから、やっとよい知恵が浮かんでくる、という意味。下衆は、判断が必要な時には考えがまとまらず、物事が終わってから何か考えつくものだ。下衆は身分の卑しい者のこと。同類語・同義語 下衆の後知恵 下衆の... 2022.05.20 「け」
「く」 薬人を殺さず医師人を殺す(くすりひとをころさずいしひとをころす) 分類ことわざ意味その物の罪ではなく、これを用いる人の責任である、という意味。万事は物を扱う人によって毒にも薬にもなるものだ、ということ。薬そのものは人を殺す者でなく、薬を使う医者の処方の仕方が人を殺すことになる、ということから。 2022.05.18 「く」職業
「こ」 コップの中の嵐(こっぷのなかのあらし) 分類ことわざ意味当人同士にとっては一大事であるが、脇から見たら些細な争いのこと。嵐は嵐でも、外に影響を及ぼさないものは、コップの中の嵐のようなものだ、ということから。イギリスのバーナード・ショー作の劇の題名から。 2022.05.14 「こ」自然道具
「こ」 コックが多いとスープがまずくなる 分類ことわざ意味物事は他人の干渉が多いと、うまくいかないものだ、という意味。英語での表記Too many cooks spoil the broth.同類語・同義語 コックが多いとスープが台無しになる 船頭多くして船山に上る(せんどうおおく... 2022.05.13 「こ」職業食べ物
「こ」 郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ) 分類ことわざ意味人はその住む土地の慣例・風俗・習慣に従うのがよい、という意味。「郷」は地方・田舎・土地、の意味。郷(村)に行けば、その郷(村)の慣習に従え、ということ。同類語・同義語 郷に入りては郷に従え 郷に入っては郷に従う 2022.05.12 「こ」
「こ」 恒産無き者は恒心無し(こうさんなきものはこうしんなし) 分類ことわざ意味定まった職業や財産のない者は、良い心を常に保って動揺せずにいるということができず、落ち着いた心に欠け、往々にして悪い心を起こしがちである。暮らしや生活が安定していないと、心も安定せず、精神的な安定もない、という意味。「恒産」... 2022.05.05 「こ」職業
「き」 驥をして鼠を捕らしむ(きをしてねずみをとらしむ) 分類ことわざ意味千里を走るという駿馬(千里の馬)に鼠(ネズミ)を捕獲させる、ということから、物を使う用途を誤ることをいう。また、人の使い道を誤って、有能な人をその能力に適した地位につけて才能を十分に発揮させるということをせずに、平凡な仕事を... 2022.05.02 「き」動物
「か」 画竜点睛(がりょうてんせい) 分類ことわざ意味最後に肝要な一点に手を加えて物事を完成すること。あるいは、僅かなことで全体が引き立つことをいう。絵の名人である中国の画人張僧繇が壁に竜を描き、最後の仕上げに瞳(睛)を書き加えたら、本物の竜が画面から抜け出して昇天したという故... 2022.04.13 「か」動物
「か」 画竜点睛を欠く(がりょうてんせいをかく) 分類ことわざ意味全体ではよくできているのに肝心の最後の仕上げができていないこと。また、一か所だけ不十分なところがあることをいう。「画竜点睛」は竜の絵に瞳(睛・せい)を書き入れて完成させること。同類語・同義語 仏作って魂入れず(ほとけつくって... 2022.04.12 「か」動物
「か」 金持ち喧嘩せず(かねもちけんかせず) 分類ことわざ意味喧嘩をしても損することはあっても得することはないから、お金持ちは喧嘩をしないものだ、という意味。お金持ちは損得に敏感で、損するようなことは決してしない、ということから。同類語・同義語 金持ち身が大事(かねもちみがだいじ) 2022.04.04 「か」お金
「か」 金の草鞋で捜す(かねのわらじでさがす) 分類ことわざ意味辛抱強く歩き回って探し求めること。鉄製の草鞋は、丈夫でいくら歩き回っても平気なことから。同類語・同義語 金の草鞋で尋ねる 鉄の草鞋で尋ねてもない 金の草鞋 2022.04.02 「か」道具
「こ」 子は鎹(こはかすがい) 分類ことわざ意味夫婦の間柄というものは、たとえ仲違いしても、子供への愛から辛抱してしまうものだ、という意味。「鎹(かすがい)」は、コの字型の大釘。鎹が材木を繋ぎとめるように、子供への愛情は、夫婦の仲を繋ぎとめるものである、ということ。 2022.03.06 「こ」家族道具