「う」 埋もれ木に花咲く(うもれきにはなさく) 分類ことわざ意味忘れ去られて不遇だった人に、幸運が訪れてくることをいう。土の中に埋もれた木が、再び芽を吹き、花を咲かせる、ということから。同類語・同義語 老い木に花咲く(おいきにはなさく) 2023.02.04 「う」植物自然
「お」 老い木に花咲く(おいきにはなさく) 分類ことわざ意味衰えてしまったものが再び盛んになることをたとえた言葉。また、一度弱まったものが再び力を取り戻してくることをいう。年を取った木に花が咲く、ということから。同類語・同義語 老木に花の咲く 老い木に花 老い木に花が咲く 埋もれ木に... 2023.02.03 「お」植物
「と」 堂が歪んで経が読めぬ(どうがゆがんできょうがよめぬ) 分類ことわざ意味自分の落ち度や怠慢を棚に上げて、他のことを理由にこじつけ、言い逃れをすること。また、重々しく見せてもったいぶるが何もしないことをいう。お経がよく読めないのは、仏堂が歪んでいるからだ、というこじつけから。同類語・同義語 堂が歪... 2023.02.01 「と」建物身振り
「い」 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち) 分類ことわざ意味なんら痛みも痒みも感じないことのたとえ。石でできた地蔵というものは、蜂に刺されても痛くも痒くもない、ということから。同類語・同義語 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす) 2023.01.30 「い」動物自然
「み」 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ) 分類ことわざ意味大変な困難に直面した時は、自分の身を犠牲にするほど、また、命を捨てるほどの決心で頑張ってこそ、はじめて活路が見出せるものだ、という意味。また、我欲を捨ててこそ安泰にもなり得る、という意味も。水に溺れた時は、死んだつもりで流れ... 2023.01.28 「み」自然身体
「は」 張子の虎(はりこのとら) 分類ことわざ意味実力も無いくせに威勢だけはよく虚勢を張る人のこと。あるいは、何事にもただ首を縦に振る人のこと。または、首をよく振り動かす癖のある人のこともいう。「張子の虎」は、紙と竹で作った張子でできた虎の形の郷土玩具のこと。首の部分がゆら... 2023.01.27 「は」動物身体身振り道具
「て」 天は二物を与えず(てんはにぶつをあたえず) 分類ことわざ意味異なった方面の両方に優れた才能を発揮できる人間は居ない、という意味。一人の人間がいくつもの優れた素質や才能を持っているものではない、ということ。天は、人間に優れたものを一つだけ与えるが、決して二つは与えないものである、という... 2023.01.26 「て」
「つ」 爪に火を点す(つめにひをともす) 分類ことわざ意味非常にケチで倹約なことのたとえ。また、貧しさをしのぐため切り詰めて生活することをいう。蠟燭(ロウソク)や油の代わりに、爪の先に火をつけて灯りにする、ということから。同類語・同義語 爪に火灯す(つめにひともす) 2023.01.25 「つ」自然身体道具
「う」 売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば) 分類ことわざ意味口論で一方の罵詈雑言に対して、片方も悪口をもって言い返すこと。相手が自分に対して言った言葉次第で、こちらも返答することをいう。気に入らぬことを言われればこちらも罵らなければならないし、穏やかに出れば、こちらもおとなしく返答す... 2023.01.23 「う」
「ほ」 亡羊の嘆(ぼうようのたん) 分類ことわざ意味学問の道は、多方面で多岐にわたり容易に達しがたいこと。それが転じて、方針が決まらず、どうしてよいやら途方に暮れていることもいう。逃げている羊を追いかけていたところ、道が多くて見失ってしまい嘆いている、ということから。 2023.01.21 「ほ」動物
「わ」 藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ) 分類ことわざ意味どんなにつまらない男でも男は男である、という意味。どんな貧相な身なりであっても男には男の価値があるものだ、ということ。髪の毛を藁くずで束ねているような貧乏な暮らしをしているような男であっても、男には男の威厳や権威もあるものだ... 2023.01.20 「わ」身体道具
「ひ」 人と入れ物は有り合わせ(ひとといれものはありあわせ) 分類ことわざ意味人と入れ物はその場にあるものを使えば何とか用が足りるものだ、という意味。人と器や器物等の入れ物は、沢山あればあったで便利なものであるし、少なければ少ないで何とかなるものである、ということから。人と器は有り合わせたものを使うの... 2023.01.19 「ひ」道具
「こ」 琴柱に膠す(ことじににかわす) 分類ことわざ意味柔軟性の無いこと、融通が利かないことをいう。膠(にかわ)で琴柱を動かないようにして固定してしまうと音の調子を変えることができなくなる、ということから。「琴柱」は、琴の胴に立てて弦を支える柱のことで、その位置によって音の高低を... 2023.01.12 「こ」道具
「け」 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ) 分類ことわざ意味他人の隠れた小さな欠点を探し出すことをいう。また、好んで人の欠点を暴いて逆に自分の欠点をさらけ出すことをいう。毛に息を吹きかけて小さな疵(傷)を探し出す、ということから。同類語・同義語 毛を吹いて傷を求む 2023.01.10 「け」身体
「か」 蛙の面に水(かえるのつらにみず) 分類ことわざ意味何を言われても、どんな仕打ちにあっても、反応がなく平気でいる様子をいう。何を言われても平然とした様子。蛙(カエル)は顔へ水をかけられても平気である、ということから。同類語・同義語 蛙の面に小便(かえるのつらにしょうべん) 蛙... 2023.01.08 「か」動物自然身体
「ゆ」 雪に白鷺(ゆきにしらさぎ) 分類ことわざ意味見分けにくいことをいう。また、目立たないことをいう。白い雪の中に、これまた白い鷺である白鷺がいる、ということから。 2023.01.06 「ゆ」動物自然
「も」 元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる) 分類ことわざ意味紛糾したことが収まって元通りになること。また、離婚したり喧嘩別れしたりした人同士が、仲直りをして、また元通りの関係に戻ることをいう。抜いた刀を、また元通りに鞘に入れる、ということから。同類語・同義語 元の鞘にへはまる 2023.01.05 「も」家族道具
「も」 元の木阿弥(もとのもくあみ) 分類ことわざ意味再び旧に復することをいう。また、折角苦労して良い状態となったのに、また元の状態に戻ること。苦労や努力が水の泡になってしまうことをいう。戦国大名の筒井順昭の身代わりを務めた木阿弥という盲人が、順昭の子順慶が成人すると用済みにな... 2023.01.04 「も」
「ひ」 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず) 分類ことわざ意味人から百回聞くより、実際に自分で一回見る方がよく理解できる、という意味から、まず見て確かめることが大事だということ。「如かず」は、及ばない、の意味。同類語・同義語 百聞、一見に如かず 千聞一見に如かず(せんぶんいっけんにしか... 2023.01.03 「ひ」
「む」 昔取った杵柄(むかしとったきねづか) 分類ことわざ意味一度習熟したことは、その後長く時を経ても、忘れることなくその技術を発揮す得ることをいう。「杵柄」は、臼に入れた米などを搗く杵の、手で持つ部分のこと。杵柄を持って、昔餅をよく搗いた、ということから。以前、鍛えていて今でもまだ自... 2023.01.02 「む」道具食べ物