悪口

「い」

犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)

分類ことわざ意味臆病な人が他人のいない場所で虚勢を張ったり、他人を攻撃することのたとえ。また、実力のない者が、陰で人の悪口を言ったり、批評をしたりすることのたとえ。弱い犬は、安全な場所から相手に吠え掛かるだけで敵には近寄らない、ということか...
「も」

物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)

分類ことわざ意味余計なことを話したために、かえって自分に災難を招いてしまうこと。口(唇)は災いの元であるから、言葉は慎むべきものである、という意味。松尾芭蕉の座右の銘としていた句。自慢したり人の悪口を言ったりした後は、秋の風のような寂しい風...
「う」

売り言葉に買い言葉(うりことばにかいことば)

分類ことわざ意味口論で一方の罵詈雑言に対して、片方も悪口をもって言い返すこと。相手が自分に対して言った言葉次第で、こちらも返答することをいう。気に入らぬことを言われればこちらも罵らなければならないし、穏やかに出れば、こちらもおとなしく返答す...
「し」

死屍に鞭打つ(ししにむちうつ)

分類ことわざ意味死んだ人の悪口を言ったり責任を追及したりすることをいう。報復的に死者に向かって悪口や雑言を浴びせること。春秋戦国時代に、伍子胥(ごししょ)という者が、楚の都に攻め入ったとき、かねて恨みに思っていた楚の昭王を捜したが見つからず...
「か」

管鮑の交わり(かんほうのまじわり)

分類ことわざ意味どんな場合にもよく理解し合った極めて親密な交際のことをいう。昔、中国の春秋時代に、斉の管仲と鮑叔という者がいた。二人は仲が良くまだ出世する前に、二人で商いをして管仲の方が余計に利益を多く取ったが、鮑叔は彼が貧しいことを知って...