態度

「ぬ」

盗人猛猛しい(ぬすびとたけだけしい)

分類ことわざ意味悪事をしながらも図々しいしく知らん顔で平気でいる様子のこと。また、そういう人を罵って言う言葉。 「盗人」は、泥棒のこと。「猛猛しい(猛々しい)」は、平気でいる・図々しい・しぶとい、といった意味。 自分が悪いことをしながら人を...
「く」

君子は豹変す(くんしはひょうへんす)

分類 ことわざ 意味 立派な人物は間違いに気づくとすぐに考えを改める、という意味。君子は過ちに気づくと、改めることはきっぱりと改め、善に移ることが早い。また、時世に応じて態度や意見をころりと変えることもいう。良いにつけ、悪いにつけ、思考や言...
「た」

掌を反す(たなごころをかえす)

分類 ことわざ 意味 態度や考えを簡単に変えること。また、事を成すのが大変容易なことをいう。 「掌(たなごころ)」は、手の心、の意味で、手のひらの古い言い回し。手のひらを裏返すように、いとも簡単に、ということから。 同類語・同義語 掌を反す...
「み」

水心あれば魚心あり(みずごころあればうおごころあり)

分類 ことわざ 意味 相手がこちらに好意を示すなら、こちらも相手に好意を示すものだ、という意味。 水に心(好意)があれば、魚もまた心を持つ、ということから。先方の出方次第でこちらの態度も決まるということ。 同類語・同義語 水心あれば魚心 魚...
「や」

柳に風

分類 ことわざ 意味 少しも逆らわずに巧みに受け流すことをいう。 柳の枝や葉は軟らかいために風の吹くままになびいて逆らわないことから、人が強引な態度をとっても上手に受け流す、という意味。 同類語・同義語 柳に風と受け流す
「ほ」

洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ)

分類 ことわざ 意味 信念を持たぬまま形勢の良い方につこうとすること。また、有利な方につこうと、様子を伺いはっきりとした態度を取らない、という意味。 洞ヶ峠(ほらがとうげ)は、本能寺の変で織田信長が討たれた後、羽柴秀吉と明智光秀の山崎の戦の...
「う」

内股膏薬(うちまたごうやく)

分類 ことわざ 意味 内股に貼った膏薬は、歩くたびに右の股にも左の股にもくっついてあちこちに動いてしまうように、自分の立場や考えを持たずにその時の利益や力関係、都合によって、どちらの立場にでもなることをいう。または、態度が不安定で対立してい...