戒め

「い」

殷鑑遠からず(いんかんとおからず)

分類ことわざ意味失敗の前例は身近にあり、それに学ぶべきだ、という意味。戒めとすべき例は目前にある、ということ。 殷の国(中国の古代の国号)が鑑みて戒めるべき例は、その前代の夏の国にある、ということから。殷が鏡としなければならないのは、王の暴...
「た」

短気は損気(たんきはそんき)

分類ことわざ意味短気を起こして喧嘩をしたりせっかちな行動をとったりすると、結局は自分の損になるという戒めの言葉。 「損気」は「短気」に音を合わせた言葉で、損であること。 短気に事を運べば成功せず損を被ることから、事を運ぶには慎重な態度で熟慮...
「ゆ」

油断大敵(ゆだんたいてき)

分類 ことわざ 意味 油断は何よりも危険である、という意味。 気を緩めていると大きな失敗の元になるから、油断というものは恐ろしい敵と同じである、ということ。油断を戒めた言葉。 同類語・同義語 油断強敵(ゆだんきょうてき)
「い」

怒りは敵と思え(いかりはてきとおもえ)

分類 ことわざ 意味 すぐ立腹し怒るのは、人の反感を買い、自分を破滅させる敵と考えて慎め、という戒め。何事を行う場合にも短気は損をする。怒りは自分を滅ぼす敵だから用心せよ、という意味。 徳川家康の遺訓。 同類語・同義語 短気は損気
「た」

他山の石(たざんのいし)

分類 ことわざ 意味 他人の行為や言動でも、戒めとして自分を磨くために役立てることができる、という意味。 他の山からとれた粗末な石でも、それで自分の宝石を美しく磨くのに役立てることができる、ということから。 立派な人がつまらぬ人に接して自分...
「ひ」

人こそ人の鏡なれ(ひとこそひとのかがみなれ)

分類 ことわざ 意味 他人の行為を見て我が戒めとする、という意味。 鏡を見て自分の姿を直すのと同じで、他人の言動は自分の言動を直すよい手本になる、ということ。 同類語・同義語 人の振り見て我が振り直せ 他山の石
「う」

瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)

分類 ことわざ 意味 人に疑われるような言動は慎んだ方が良い、という戒め。 「瓜田」とは、瓜(ウリ)の畑のこと。「履を納れる」とは、靴等の履物が脱げてしまったので、かがんで足を履物に入れて履きなおす様をいう。 ともすると、瓜泥棒と疑われかね...
「り」

梁上の君子(りょうじょうのくんし)

分類 ことわざ 意味 盗賊・泥棒のこと。また、鼠(ネズミ)のこともいう。 梁(はり)は家の天井に横に渡して棟を支える木材のこと。昔、中国である人が梁の上に潜んでいる泥棒を見て、その人の子供に「悪い癖を身につけると、あの梁の上の君子のようにな...
「せ」

前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)

ことわざのなかの「前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)」の意味を記載したページです。「前車の覆るは後車の戒め(ぜんしゃのくつがえるはこうしゃのいましめ)」と同じ意味のことわざも紹介しています。