あ行

「あ」

垢も身の内(あかもみのうち)

分類ことわざ意味身体をこすると出てくる垢も、身体の一部だからむやみに洗い落とすものではない、という意味。風呂の長い人(長湯の人)を、冷やかして言う言葉。
「あ」

挨拶は時の氏神(あいさつはときのうじがみ)

分類ことわざ意味争いごとの仲裁(挨拶)者は、氏神様のように有り難いもので執り成しに従うのが良い、という意味。
「あ」

合縁奇縁(あいえんきえん)

分類ことわざ意味人と人との関係で、人が親しくなったりいがみ合ったりするのは、すべて不思議な縁によるものだ、という意味。「合縁」は、「合縁」愛縁」とも書き、「奇縁」は、「機縁」とも書く。
「あ」

開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)

分類ことわざ意味ある人の行動や物事に呆れて、ものが言えない、という意味。呆れて口を開いたまにする、ということから。
「う」

鰻登り(うなぎのぼり)

分類ことわざ意味物価・温度・身分・地位等が、急速に上ること。鰻が、水中で身をくねらせて垂直に泳ぎ登る様子から。
「う」

鰻の寝床(うなぎのねどこ)

分類ことわざ意味奥行だけが長くて、幅が非常に狭い家や部屋のこと。間口が狭く、奥行の深い建物等のたとえ。鰻の身体は細長いので、もし寝床があればさぞ細長いことだろう、ということから。
「う」

生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)

分類ことわざ意味生んでくれた本当の親よりも、育ててくれた養父母の方が、自分にとってはありがたく、恩も重いものだ、という意味。生むのは易いが、養育することはなかなか難しい、ということから。生みの親は、自分を産んだだけですぐに手放してしまった親...
「う」

海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)

分類ことわざ意味物事がどのように展開するのか、まだ予測がつかないことをいう。また、その人間が将来、出世するかどうかまだ分からない、という意味。「海の物」と「山の物」は、まったく別な世界の物、というたとえから。
「う」

鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)

分類ことわざ意味自分に才能もないのに、人の真似をして失敗する人のこと。また、自分の実力や身分をかえりみず、むやみに他の人の真似をして失敗すること。鵜は、水中に潜って魚を捕えることができる。同じように黒い鳥である烏(カラス)が、それを真似て水...
「う」

海千山千(うみせんやません)

分類ことわざ意味長年にわたり世の中のいろいろな経験を重ね、社会の裏も表も、物事の表裏もすべて知り尽くした悪賢い人のこと。また、海に千年も山に千年も過ごすほど、世の中のあらゆる辛苦を経験してきた人。またはそういった経験にものをいわせて、非常に...
「う」

怨み骨髄に入る(うらみこつずいにいる)(うらみこつずいにいる)

分類ことわざ意味相手の仕打ちの憎む心が非常に強いこと。ひどい目にあわされて人に対する怨念が骨の髄(中心)まで深く染み込み、極端に恨んでいる様子から。『史記』からの言葉。同類語・同義語怨み骨髄に徹す(うらみこつずいにてっす)恨み骨髄(うらみこ...
「う」

噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)

分類ことわざ意味人の噂をしていると、ちょうど話題の本人がやって来るものだ、という意味。「影が差す」とは、姿がちょっと見える、ということ。同類語・同義語噂をすれば影(うわさをすればかげ)
「お」

女三界に家無し(おんなさんがいにいえなし)

分類ことわざ意味女性は世界のどこにも安心して住むところはない、という意味。女性は親(父)に、夫に、子に従うもので、この世に自分の家というものはない、ということから。「三界」は、仏教の言葉で、欲界、色界、無色界のこと、全世界の意味。女性は幼い...
「お」

女の猿知恵(おんなのさるぢえ)

分類ことわざ意味女性の知恵の浅薄さを嘲笑した言葉。同類語・同義語女の鼻の先思案(おんなのはなのさきしあん)女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
「お」

女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)

分類ことわざ意味女性の知恵は浅はかなもので、極目の前の些細なことにばかり気が付いて、将来の大きなことにまで思い及ばないものである、という意味。同類語・同義語女の鼻の先思案(おんなのはなのさきしあん)女の猿知恵(おんなのさるぢえ)
「お」

親子は一世、夫婦は二世、主従は三世(おやこはいっせい、ふうふはにせい、しゅじゅうはさんせい)

分類ことわざ意味親子は現世だけの縁で、夫婦の間柄は現世、来世に続く縁であり、師弟や主従の関係は、前世、現世、来世の縁である、という意味。同類語・同義語夫婦は二世(ふうふはにせい)夫婦は二世、師は三世、親子は一世(ふうふはにせい、しはさんせい...
「え」

栄耀に餅の皮を剥く(えようにもちのかわをむく)

分類ことわざ意味非常に贅沢な暮らしに慣れた様子。過度な贅沢のたとえ。贅沢に慣れた生活をする者が、剥く必要のない餅の皮まで硬いと言って剥いて食べる、ということから。同類語・同義語蝦跳れど斗を出でず(えびおどれどとをいでず)
「え」

蝦踊れども川を出でず(えびおどれどもかわをいでず)

分類ことわざ意味物にはそれぞれ定まった運命というものがあり、器でないことはできない、という意味。海老(エビ)はどんなに跳ね上がっても川からは出ない、ということから。同類語・同義語蝦跳れど斗を出でず(えびおどれどとをいでず)
「え」

得手に鼻つく(えてにはなつく)

分類ことわざ意味自分の得意とすることによって、失敗すること。
「え」

似非侍の刀いじり(えせざむらいのかたないじり)

分類ことわざ意味力の無い者に限って、実力を大袈裟に見せかけ、空威張りするものである、という意味。「似非侍」は、武士にあるまじき行動をする武士のこと。臆病な侍に限って、何かというとすぐに刀を振り回して人を脅かすものである、ということから。