善悪

「た」

誰か烏の雌雄を知らんや(たれかからすのしゆうをしらんや)

分類ことわざ意味人の心や物事の是非、善悪は判定しにくい、という意味。 真っ黒な烏(カラス)を見て、雄と雌とを区別できる人はいない、ということから。烏の雌雄を見分けることが難しいように、人の心の善悪を見分けることは難しい、ということ。 詩経に...
「な」

流れを汲みて源を知る(ながれをくみてみなもとをしる)

分類 ことわざ 意味 人の行為を見て、その心の善悪を推し量ることができるこという。また、人の言動をじっくり見れば、その人の気持ちや性格が自然に判断できる、ということ。 流れている水を汲んで、その流れの源の様子が推測できる、ということから。
「ひ」

人の振り見て我が振り直せ

分類 ことわざ 意味 他人の行為に照らして、我が行為を改めるべきである、という意味。 他人の行いの善悪を見定めて、自分を反省し直すところがあれば直すべきだ、ということ。 「振り」は、態度、行為という意味。 同類語・同義語 人こそ人の鏡なれ(...
「せ」

善悪は友を見よ(ぜんあくはともをみよ)

分類 ことわざ 意味 ある人が善人であるか、悪人であるかは、その友人を見ればわかる、という意味。 同類語・同義語 善悪は友による
「せ」

善悪は友による(ぜんあくはともによる)

分類 ことわざ 意味 人が善人となるのも、悪人となるのも、皆その友人の影響によるものである、という意味。 選ぶ友人の良し悪しで、人は善人にも悪人にもなるものである、ということ。 同類語・同義語 善悪は友を見よ
「よ」

欲に目見えず

分類 ことわざ 意味 欲に目がくらんでしまって、見えるはずのものまで見えなくなってしまい、是非善悪の区別がつかなくなることをいう。 同類語・同義語 欲に耽る者は目見えず(よくにふけるものはめみえず) 欲に目がくらむ 欲に目がない