別れ

「せ」

隻鳧の別れ(せきふのわかれ)

分類ことわざ意味親しい人と別れて旅立つこと。惜別のこと。「隻鳧」は、つがいだったのが逸れて一羽になってしまった鴨のこと。
「は」

破鏡再び照らさず(はきょうふたたびてらさず)

分類ことわざ意味一度夫婦別れしてしまったものを、再び元のようにすることはできない、という意味。夫婦の離別をいう。「破鏡」とは、昔夫婦が離別に際し、後日の形見に鏡を破ってその一片を持っていたということから。同類語・同義語 覆水盆に返らず(ふく...
「え」

会者定離(えしゃじょうり)

分類ことわざ意味会った者とは必ず別れなければならないという、世の無常のたとえ。「生者必滅会者定離」『平家物語』同類語・同義語 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ) 愛別離苦(あいべつりく)
「あ」

愛別離苦(あいべつりく)

分類ことわざ意味親・兄弟・夫婦等、愛する人と別れ離れる苦しみのこと。仏教の経典からの言葉で、八つの苦しみの一つ。同類語・同義語 会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ) 会者定離(えしゃじょうり)
「あ」

会うは別れの始め(あうはわかれのはじめ)

分類ことわざ意味会えば必ずいつか別れる時が来る。人生の無常の運命を説く言葉。親子、兄弟、夫婦、友人、全ての人と人との結び付きも、やがて別れる定めにある、ということ。仏教で言われる言葉。同類語・同義語 愛別離苦(あいべつりく) 会者定離(えし...
「も」

元の鞘に収まる(もとのさやにおさまる)

分類ことわざ意味紛糾したことが収まって元通りになること。また、離婚したり喧嘩別れしたりした人同士が、仲直りをして、また元通りの関係に戻ることをいう。抜いた刀を、また元通りに鞘に入れる、ということから。同類語・同義語 元の鞘にへはまる