欠点

「け」

毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ)

分類 ことわざ 意味 他人の隠れた小さな欠点を探し出すことをいう。また、好んで人の欠点を暴いて逆に自分の欠点をさらけ出すことをいう。 毛に息を吹きかけて小さな疵(傷)を探し出す、ということから。 同類語・同義語 毛を吹いて傷を求む
「う」

鵜の目鷹の目(うのめたかのめ)

分類 ことわざ 意味 熱心に物を探そうとする時の様子を表す言葉。何かを探すときの眼を鋭く光らせた熱心な目つきのこと。また、人の欠点を熱心に探そうとすることをいう。 鳥の鵜や鷹が獲物を獲る時の、大きく見開いた鋭い目つきから。
「さ」

三寸の見直し(さんずんのみなおし)

分類 ことわざ 意味 測り方によっては多少の誤差が出てくるところから、物事を丁寧に点検すると、多少の誤りや欠点はあるものだ、という意味。 また、多少の欠点は、見慣れれば気にならなくなるものだ、という意味も。
「さ」

猿の尻笑い

分類 ことわざ 意味 自分の欠点に気が付かずに他人の欠点を嘲笑すること。 猿が自分の尻の赤く醜いことに気が付かず、他の猿の尻を笑うことから。
「つ」

角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)

分類 ことわざ 意味 僅かな欠点を直そうとしてその方法を誤り、かえって全体を駄目にして台無しにしてしまうこと。 「矯める(ためる)」とは、曲がったものを直す、という意味。牛の角が曲がっているからと無理に真っ直ぐに矯正しようとして、ついにはそ...
「ひ」

人の一寸我が一尺(ひとのいっすんわがいっしゃく)

分類 ことわざ 意味 他人の欠点は見えやすく、自分自身の欠点については見えずらいことをいう。 一尺は一寸の十倍で、どんなに小さなものでも他人の欠点はすぐ気が付くが、いざ自分自身の欠点のこととなると、大きなものでも気が付かない、ということ。 ...