「ね」 寝耳に水(ねみみにみず) 分類ことわざ意味不意の出来事に大変驚くこと。思いがけない出来事にひどく驚く様子。睡眠中の耳に水を入れられた時にような、ということから。また、寝ている時に水が押し寄せる音を聞く、ということから。同類語・同義語藪から棒(やぶからぼう)藪から棒を... 2024.04.24 「ね」自然身体
「ち」 忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう) 分類ことわざ意味人から聞く忠告の言葉は、素直には耳に聞き入れにくい、という意味。「忠言」は、相手のためを思い真心から諫める言葉。「耳に逆らう」は、聞く人の耳に心地よく響かない、という意味。同類語・同義語良薬は口に苦し(りょうやくはくちににが... 2024.04.06 「ち」身体
「り」 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし) 分類ことわざ意味人からの忠告を聞くのは辛いが、結局は自分のためになる、という意味。良い薬は苦くて飲みにくいが、病気には優れた効き目がある、ということから。同類語・同義語忠言耳に逆らう(ちゅうげんみみにさからう)良薬は口に苦し、忠言耳に逆らう 2024.04.05 「り」身体道具
「り」 両手に花(りょうてにはな) 分類ことわざ意味良いもの、美しいものが同時に二つ手に入り、独り占めすること。「花」は、美しく華やかなものを意味。両方の手にそれぞれ花がある、ということから。特に左右にいる女性を独り占めにしたときなどに表現する言葉。 2024.04.04 「り」植物身体
「き」 傷口に塩(きずぐちにしお) 分類ことわざ意味不幸の上にさらに不幸が重なること。また、困難な状態に重ねて厄介なことが降りかかること。ただでさえ痛い傷口に、塩を塗ってさらに一層痛みが増す、ということから。 2024.04.01 「き」身体食べ物
「き」 北山時雨(きたやましぐれ) 分類ことわざ意味空腹になってきたこと。お腹が空いてきたことを、しゃれて「北山」という。「時雨」は、調子をつけるためのもので意味はない。 2024.03.31 「き」自然身体
「ぬ」 濡れ手で粟(ぬれてであわ) 分類ことわざ意味余り苦労せずに大きな利益を得ることのたとえ。楽して大儲けをすることをいう。濡れた手で粟を掴むと、粟がくっついて簡単に沢山の実を取ることができる、ということから。 2024.03.19 「ぬ」商売(ビジネス)植物身体食べ物
「か」 肝胆相照らす(かんたんあいてらす) 分類ことわざ意味互いに心の底から話し合うこと。心の底を打ち明けて理解しあい包み隠さず深く親交することをいう。「肝胆」は、肝臓と胆嚢のこと。心の奥底、心の中、という意味。「相照らす」は、打ち明け合う、という意味。 2024.03.16 「か」身体
「た」 胆斗の如し(たんとのごとし) 分類ことわざ意味少しの物事では動じないこと。非常に大胆であること。胆が据わっていること。「斗」は、お酒を酌む柄杓あるいは一斗升(桝)のこと。胆(きも)の大きさが、一斗升程もある、ということから。 2024.01.17 「た」身体道具食べ物
「た」 大黒柱と腕押し(だいこくばしらとうでおし) 分類ことわざ意味力量の全然比較になるない程の差があることをいう。大黒柱と腕押しをしてみても、到底勝ち目はない、ということから。「腕押し」は、腕相撲のこと。同類語・同義語 大黒柱を蟻がせせる(だいこくばしらをありがせせる) 2024.01.11 「た」建物身体
「り」 竜の髭を撫で虎の尾を踏む(りゅうのひげをなでとらのおをふむ) 分類ことわざ意味大変危険な状況のこと。また、大きな危険を冒そうとすること。大変恐ろしい竜の髭を撫でたり、同じく恐ろしい虎の尾っぽを踏むような、大変危険な行動に出ることから。 2023.12.13 「り」動物身体
「こ」 口耳の学(こうじのがく) 分類ことわざ意味他人から聞いたことを自分自身で咀嚼することなく直ぐに口にして、自分のものになっていない学問のことをいう。口と耳との間、四寸(約12.12cm)にも満たない学問である、ということから。同類語・同義語口耳四寸の学(こうじしすんの... 2023.12.11 「こ」身体
「ほ」 帽子と頭巾(ぼうしとずきん) 分類ことわざ意味大した違いがないこと。似たり寄ったりのことをいう。帽子と頭巾は、形は多少異なるが、どちらも頭にかぶる点では同じである、ということから。 2023.10.12 「ほ」身体道具
「み」 身は身で通る裸坊主(みはみでとおるはだかぼうず) 分類ことわざ意味賢愚貧富の差はあっても、馬鹿は馬鹿なりに、貧者は貧者なりに暮らしていけるものだ、という意味。人間は本来無一物・無一文であり、生まれたときも裸であれば死ぬときも裸であるということ。同類語・同義語 身は身で通る(みはみでとおる) 2023.09.05 「み」身体
「こ」 口角泡を飛ばす(こうかくあわをとばす) 分類ことわざ意味激しく論じたてることをいう。口から唾を飛ばさんばかりに、激しく議論すること。「口角」は、口の両端のこと。口角から唾の泡を飛ばさんばかりに話す、ということから。 2023.07.06 「こ」身体
「り」 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし) 分類ことわざ意味一度体外に出た汗が二度と身体に戻ることがないように、一度出せれた天皇陛下の言葉は、取り消したり、改めたりできないものだ、という意味。「綸言」とは、帝王の言葉のたとえ。 2023.06.29 「り」身体
「む」 胸に一物(むねにいちもつ) 分類ことわざ意味胸の奥に深い考えを秘めていること。あるいは、悪だくみを考えいていること。「一物」は、隠した悪い考えの意味。心にわだかまりを抱いており、心の中に秘めた企みがある、ということ。同類語・同義語 胸に一物、手に荷物(むねにいちもつ、... 2023.06.17 「む」身体
「た」 大声は里耳に入らず(たいせいはりじにはいらず) 分類ことわざ意味高尚な道理を説いても、俗人には高尚過ぎてそれを理解することができない、という意味。「大声」は高雅・高尚な音楽のこと。「里耳」は俗人の耳のこと。高尚な議論を望んでも、俗人に理解されない、ということ。荘子にある句。 2023.06.16 「た」身体
「に」 二枚舌を使う(にまいじたをつかう) 分類ことわざ意味噓を言うこと。舌が二枚あるかのように、一つのことを二通りに食い違って言うことから、平気で噓をつくことをいう。同類語・同義語 吐いた唾を呑む(はいたつばをのむ)対義語・反対語 吐いた唾は吞めぬ(はいたつばはのめぬ) 覆水盆に返... 2023.06.07 「に」身体
「は」 吐いた唾は吞めぬ(はいたつばはのめぬ) 分類ことわざ意味一度口に出した言葉は取り消すことができないこと。また、十分に注意して話をするべきだということ。一度吐いた唾は、もう戻して飲めないように、一度口から出した言葉は取り返しがつかないことのたとえ。同類語・同義語 吐いた唾は飲めぬ ... 2023.06.05 「は」身体