道具

「ひ」

人こそ人の鏡なれ(ひとこそひとのかがみなれ)

分類ことわざ意味他人の行為を見て我が戒めとする、という意味。鏡を見て自分の姿を直すのと同じで、他人の言動は自分の言動を直すよい手本になる、ということ。同類語・同義語 人の振り見て我が振り直せ 他山の石
「て」

天網恢々疎にして漏らさず(てんもうかいかいにしてもらさず)

分類ことわざ意味悪いことをした者は、必ず天罰を受ける、という意味。悪人を懲らしめるために張り巡らされた天の法の網は、目が粗いようだが決して悪事を逃げ漏らすことはなく捕らえる、ということから。「天網」は、天が張り巡らす網のこと。「恢々(恢恢)...
「か」

火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)

分類ことわざ意味家が火事で焼けてしまった後で釘を拾ってもどうにもならない、ということから、大損をした後でちょっとした倹約をしたところで役には立たない、という意味。
「つ」

杖ほどかかる子はない

分類ことわざ意味老人にとって、杖ほどに頼りがいのある子供はいない、真に頼りになる子は少ないものだ、という意味。同類語・同義語 杖も孫ほどかかる
「た」

玉磨かざれば光なし(たまみがかざればひかりなし)

分類ことわざ意味玉も磨かなければ光は出ないものである、ということから、天性で素晴らしい素質や才能を持っている人も、努力を重ねて自分を磨き切磋琢磨しなければ、本当の価値を発揮できず、また、立派な人になることはできない、という意味。「玉」は宝石...
「は」

八面六臂(はちめんろっぴ)

分類ことわざ意味たった一人で多方面にわたり何人分もの働きをし大活躍することをいう。「面」は顔。「臂」は肘(ひじ)のこと。八つの顔と、六本の腕を持つ仏像のことから、一人の人間が、八つの顔と六本の腕を持っているかのような働きをすることから。同類...
「り」

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

分類ことわざ意味他人から嫌疑を受けるような行為や疑いを招くような行動は慎まなくてはならない、という戒め。李(スモモ)の木の下で冠を正す行為をすると、その木に実っている李の実を盗むのではないかと疑われるためにそのような行為をするべきではない、...
「う」

瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず)

分類ことわざ意味人に疑われるような言動は慎んだ方が良い、という戒め。「瓜田」とは、瓜(ウリ)の畑のこと。「履を納れる」とは、靴等の履物が脱げてしまったので、かがんで足を履物に入れて履きなおす様をいう。ともすると、瓜泥棒と疑われかねないため、...
「ほ」

盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ)

分類ことわざ意味二つのことを同時に行うことはできないことのたとえ。頭にお盆を載せては空を見ることはできない。また、空を見るにはお盆を頭に載せるわけにはいかない、ということから。
「つ」

杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)

分類ことわざ意味滅多に人を頼ってはいけない、他人に依頼心を起こしてはならない、という意味。人に縋る(すがる)くらいなら杖に縋れ、ということから。
「さ」

猿に烏帽子(さるにえぼし)

分類ことわざ意味猿に烏帽子を被せるということから、人柄に相応しくない言動をいう。礼服・正装の帽子である烏帽子を猿に被せても似合うものではない。どんなに外観を飾っても内面がそれに釣り合ってないことをいう。
「こ」

光陰矢の如し(こういんやのごとし)

分類ことわざ意味月日の過ぎ去っていくのは飛んでいく矢のようなものだ。時間の経過の早いことのたとえ。「光」は太陽、「陰」は月のこと。年月が早く過ぎ去っていくことは、まるで矢が一瞬の間に飛び去るように早く、しかも過ぎ去った時間は、矢が再び元へと...
「い」

韋編三度絶つ(いへんみたびたつ)

分類ことわざ意味韋編は、竹札を皮紐で綴じた中国古代の書物のことで、その韋編の皮紐が三度も切れてしまったことから、書物を繰り返し熟読することをいう。また、何回も読書をすること。同類語・同義語 韋編三絶
「し」

重箱の隅を楊枝でほじくる

分類ことわざ意味些細なことまで詮索することのたとえ。細かなどうでもよいことを、うるさく調べたり、問題にしたりすること。食べ物を入れていた重箱の隅を細い楊枝でつっついて食べ物のカスが残っていないかを調べることから。同類語・同義語 重箱の隅を楊...
「か」

貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)

分類ことわざ意味小さな貝殻で海の水を汲んで海の水量を量っても、量り尽くすことはできないものであるが、そのように、浅学非才の身で、浅薄な知見をもとに大きな物事を論議したり、しようとしたりすることをいう。また、その到底不可能なことをいう。同類語...
「あ」

雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)

分類ことわざ意味雨風に打たれて世間の様々な苦労を味わうことをいう。雨に打たれて髪を洗い、櫛の代わりとして風で髪をとかすような、艱難辛苦をすることをいったもの。荘子から出た言葉。同類語・同義語 櫛風沐雨(しっぷうもくう) 雨に沐し風に櫛けずる...
「せ」

世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら)

分類ことわざ意味他人はあれこれ心配しているのに、世情に疎い人間は平気でのんびりと暮らしている、という意味。世の中のことを何も知らないものは、何も心配事がなく、夜も枕を高々として安眠することができる、ということから。
「い」

一枚の紙にも表裏あり(いちまいのかみにもひょうりあり)

分類ことわざ意味とても簡単そうに見えるものにも隠れて気が付かない面もあることから、世渡りをするには、よく物事の裏表に通じていなければいけない、という意味。そこにある一枚の薄い紙は、見たところ何の変哲もない一枚の紙だが、その紙にも裏があり、表...
「う」

内股膏薬(うちまたごうやく)

分類ことわざ意味内股に貼った膏薬は、歩くたびに右の股にも左の股にもくっついてあちこちに動いてしまうように、自分の立場や考えを持たずにその時の利益や力関係、都合によって、どちらの立場にでもなることをいう。または、態度が不安定で対立している両方...
「あ」

網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす)

分類ことわざ意味網が荒いと、舟を呑む(丸吞みをする)ような大きな魚を捕まえることができず逃がしてしまうことから、法律が大まかなために大罪人を捕らえることができない、という意味。また、大罪人が、たくみに法の網をくぐることで、法律の力で制するこ...