「い」 犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし) 分類ことわざ意味当たり前で、何の不思議もないこと。物事の分かり切ったことをいう。犬が西を向けば、尾は当然東を向く、ということから。同類語・同義語 犬が西向きゃ尾が東 雨が降る日は天気が悪い 2021.05.18 「い」動物
「た」 薪を抱いて火を救う(たきぎをいだいてひをすくう) 分類ことわざ意味燃え盛っている火を防ごうとして、薪を抱いてこれを救いに行ってもかえって火は盛んに燃え上がる。そのように、害を除こうとしてかえって害を大きくすることをいう。また、危険で逆効果な行為をしてしまうこと。同類語・同義語 薪を負うて火... 2021.05.17 「た」自然
「よ」 寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのかげ) 分類ことわざ意味人や組織に頼っていこうとするなら、勢力のない人よりはある人、小さい組織よりは大きい組織にするべき、ということ。どうせ木の下に雨宿りするのであれば、小さい木の下よりは大きい木の下にした方がよい、という意味から。対義語・反対語 ... 2021.05.15 「よ」植物自然
「け」 鶏口となるも牛後となる勿れ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ) 分類ことわざ意味大きな集団の中で末端の卑小な地位につくよりも、小さな集団の中で上に立つ長になった方がよい、という意味。鶏を小さな団体、牛を大きな団体として、鶏の口にはなっても牛の尻尾にはなるな、ということから。中国のことわざ。同類語・同義語... 2021.05.14 「け」動物身体
「さ」 三人子持ちは笑うて暮らす(さんにんこもちはわろうてくらす) 分類ことわざ意味家というものは、三人の子供がいるくらいが丁度良い幸せな暮らしができるものである、という意味。同類語・同義語 負わず借らずに子三人 負わず借らずに子三人女房十八我二十 2021.05.13 「さ」家族
「あ」 甘い物に蟻がつく 分類ことわざ意味甘い物に蟻が寄って来るように、近づいて得をするようなうまい話や儲け話のあるところには、人は寄ってくるということ。利に聡い人間の常をいった言葉。 2021.05.12 「あ」動物
「お」 親に似ぬ子は鬼子(おやににぬこはおにご) 分類ことわざ意味子供の言動や行動が親に比べて数段に劣っていることをいう。子供というものは必ず親に似るもので、親に似ていない子供は、人間の子ではなく鬼の子供だ、ということから。 2021.05.11 「お」家族
「い」 一葉落ちて天下の秋を知る(いちようおちててんかのあきをしる) 分類ことわざ意味青桐(あおぎり)の葉が一枚落葉したことにより天下が秋になったのを知る、ということから、ほんのちょっとした出来事の一端を見ることによって、気がつかなかった大きな出来事を知る、という意味。また、ごくわずかな前兆から成り行きを予知... 2021.05.10 「い」植物自然
「い」 一枚の紙にも表裏あり(いちまいのかみにもひょうりあり) 分類ことわざ意味とても簡単そうに見えるものにも隠れて気が付かない面もあることから、世渡りをするには、よく物事の裏表に通じていなければいけない、という意味。そこにある一枚の薄い紙は、見たところ何の変哲もない一枚の紙だが、その紙にも裏があり、表... 2021.05.09 「い」道具
「か」 艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす) 分類ことわざ意味人間は、多くの辛いこと、苦しいこと、難儀なことに遭遇し、それを耐え抜いてこそ、成長して玉のような立派な人格になり大成するものだ、という意味。「艱難」は、大変な苦労のこと。「玉」は宝石のことで、立派な人間という意味。 2021.05.08 「か」
「き」 騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる) 分類ことわざ意味「騏驎(きりん)」は、一日に千里走るという優れた駿馬。その駿馬も老衰して老馬になるとのろい駄馬にも劣る、ということから、賢者も老衰すると普通の人間や愚者にも及ばなくなる、という意味。中国の想像上の動物で、聖人が世に出る前ぶれ... 2021.05.07 「き」動物
「あ」 東男に京女(あずまおとこにきょうおんな) 分類ことわざ意味男は気前が良く男らしい関東・東国の人(または江戸っ子)で、女は気立てが良く優しく美しい京都の女の人が良い、という意味。また、男女の組み合わせは、この取り合わせが最も良い、ということ。平賀源内の『神霊矢口渡』からの言葉。同類語... 2021.05.06 「あ」地名
「ほ」 洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ) 分類ことわざ意味信念を持たぬまま形勢の良い方につこうとすること。また、有利な方につこうと、様子を伺いはっきりとした態度を取らない、という意味。洞ヶ峠(ほらがとうげ)は、本能寺の変で織田信長が討たれた後、羽柴秀吉と明智光秀の山崎の戦のときに、... 2021.05.05 「ほ」地名戦
「う」 内股膏薬(うちまたごうやく) 分類ことわざ意味内股に貼った膏薬は、歩くたびに右の股にも左の股にもくっついてあちこちに動いてしまうように、自分の立場や考えを持たずにその時の利益や力関係、都合によって、どちらの立場にでもなることをいう。または、態度が不安定で対立している両方... 2021.05.04 「う」身体道具
「あ」 網、呑舟の魚を漏らす(あみ、どんしゅうのうおをもらす) 分類ことわざ意味網が荒いと、舟を呑む(丸吞みをする)ような大きな魚を捕まえることができず逃がしてしまうことから、法律が大まかなために大罪人を捕らえることができない、という意味。また、大罪人が、たくみに法の網をくぐることで、法律の力で制するこ... 2021.05.03 「あ」乗り物動物道具
「お」 負うた子より抱いた子(おうたこよりだいたこ) 分類ことわざ意味背負っている子よりも抱いている子の方が可愛いもので先に世話をかけることから、遠くにいる者よりも身近にいる者の方を大切にする、または、身近なことを先にするのが世の常だ、という意味。 2021.05.02 「お」家族
「き」 聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん) 分類ことわざ意味百文の値打ちがある、と言葉で聞かされるよりも、一文といえども実際に見た方が価値がある、という意味。同類語・同義語 明日の百より今日の五十 明日の百より宵の五十 後百より今五十 2021.05.01 「き」お金
「あ」 明日の百より今日の五十(あすのひゃくよりよいのごじゅう) 分類ことわざ意味将来の多くの収入を得ようとするよりも、現在・只今に、その半分の収入を得ることの方が確かで良い、という意味。明日に百が手に入るかもしれないが、それは確かなことではなく、半分の五十と少なくても今確実に手に入ることの方が良い、とい... 2021.04.30 「あ」お金
「お」 女三人寄れば姦しい(おんなさんにんよればかしましい) 分類ことわざ意味女性というものは話し好きなので、三人も集まるとお喋りの度が過ぎて非常にやかましくなる、という意味。女という文字が三つ集まって「姦」という文字になり、「姦」(かん)は、話し声がうるさい、という意味を持つことから。 2021.04.29 「お」身振り
「お」 女三人あれば身代が潰れる(おんなさんにんあればしんだいがつぶれる) 分類ことわざ意味家に娘が三人もいれば嫁入り仕度の費用のために資産が無くなってしまう、という意味。身代(しんだい・みのしろ)とは財産のこと。同類語・同義語 女の子が三人あれば囲炉裏の灰もなくなる 2021.04.28 「お」お金家族