「お」

鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)

分類 ことわざ 意味 情け知らずの冷酷無情の人でも、時には慈悲の情を持つことがある、という意味。 冷酷な鬼でさえ、目に涙を浮かべて情け深い行いをすることがある、ということから。
「ま」

真綿で首を締める(まわたでくびをしめる)

分類 ことわざ 意味 じわじわと遠回しに文句をつけたり、苦しめたりすること。婉曲に人を責め、痛めつけたるすることをいう。 「真綿」は蚕の繭から作った柔らかくて丈夫な綿のこと。柔らかいが丈夫で切れないため、これで首を絞められると段々と苦しくな...
「ふ」

冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ)

分類 ことわざ 意味 辛いこと、厳しいことあっても、それさえ耐え抜けば楽しい時、いい時もすぐにやって来る、という意味。 寒い冬が来れば冬の次は暖かい春だから、春が来るのもそう遠くない、すぐその先である、ということから。イギリスのシェリーの詩...
「う」

魚心あれば水心あり(うおごころあればみずごころあり)

分類 ことわざ 意味 自分が好意を持てば相手も好意を持つものだ、という意味。また、相手次第で当方もそれに応じる用意がある、という意味。多くは男女の間のことについていう。 魚に水と親しむ心があれば、水も魚に応ずる心を持つということから。本来、...
「み」

水心あれば魚心あり(みずごころあればうおごころあり)

分類 ことわざ 意味 相手がこちらに好意を示すなら、こちらも相手に好意を示すものだ、という意味。 水に心(好意)があれば、魚もまた心を持つ、ということから。先方の出方次第でこちらの態度も決まるということ。 同類語・同義語 水心あれば魚...
「も」

門前の小僧習わぬ経を読む(もんぜんのこぞうならわぬきょうをよむ)

分類 ことわざ 意味 いつも身近で見聞きしている物事は、習わなくても自然に覚え込んでしまうものだ、という意味。また、身近に接していて感化を受けることをいう。 寺の門の近くに住む子供は、毎朝毎晩お坊さんのお経を聞いているので、正式に習わなくて...
「ひ」

人は一代名は末代(ひとはいちだいなはまつだい)

分類 ことわざ 意味 人の命は死ねばなくなるが、その名前は良くも悪くも永く人々の記憶に残るものであるから、立派なことで名が残るようにしなさい、という意味。現世の栄華よりも後世に残る名が大切である、ということ。 「一代」は、生まれてから死ぬま...
「お」

親が死んでも食休み(おやがしんでもじきやすみ)

分類 ことわざ 意味 どんなことが起こっても、食事の後は休んだ方が良い、という意味。 たとえ親が死んでも食後の休憩・休息は必要だ、ということから。
「お」

驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)

分類 ことわざ 意味 栄耀栄華を極め心が奢ってわがままな行動をする者は、永くその地位を保っていくことができず滅びるものである、という意味。 『平家物語』の冒頭にある「驕れる人も久しからず・・・」からの言葉。天下を握って栄えた平家も、たちまち...
「や」

山に蛤を求む(やまにはまぐりをもとむ)

分類 ことわざ 意味 不可能なことのたとえ。 海にしかいない蛤(ハマグリ)を山に獲りに行ってもあるはずがない、ということから、方法を間違えれば何をしようとしても実行不可能なことをいう。 同類語・同義語 木に縁りて魚を求む(きによりてう...
「は」

這えば立て立てば歩めの親心(はえばたてたてばあゆめのおやごころ)

分類 ことわざ 意味 子供が生まれて這うようになれば早く立つことを願い、やっと立つようになれば早く歩くようになることを願うのが親心というものである、という意味。そのような親心を川柳の形で表したもの。 子供の成長を心から願っている親の気持ちを...
「て」

天真爛漫(てんしんらんまん)

分類 ことわざ 意味 行いや言葉に飾ったところがなく、ありのままで明るい様子をいう。 「天真」は、生まれたままで無邪気なこと。「爛漫」は、気質が中から溢れ出て、はっきりと現れること。 同類語・同義語 天衣無縫(てんいむほう)
「て」

天衣無縫(てんいむほう)

分類 ことわざ 意味 文章・詩歌・絵画等の芸術作品が、技巧を感じさせずにごく自然に出来上がっており完璧で完全な美しさのこと。 また、人間の性質が汚れなく美しいこと、人柄や動作等が無邪気で飾り気がないことをいう。 中国の口伝で、美しい天人の衣...
「も」

餅は餅屋(もちはもちや)

分類 ことわざ 意味 全ての物事にはそれぞれ専門家がいるので、その人に任せるのが最も良い、という意味。どんなことでもその道の専門家というものがいるものであるから、知ったかぶりせずにやはりその人物に任せるべきだ、ということ。 餅はやはり専門の...
「け」

兄たり難く弟たり難し(けいたりがたくていたりがたし)

分類 ことわざ 意味 双方優劣の差がつけにくいこと。どちらが優れているか見分けがつかないことをいう。 漢の時代に陳元方の子長文と、陳李方の子で孝先という者がおり、彼らは各々の父の功徳を論じたが決めることができないで祖父陳寔に尋ねたところ、陳...
「か」

髪結いの乱れ髪(かみゆいのみだれがみ)

分類 ことわざ 意味 自分自身の仕事が他人だけに向けられ、自分にまでは手が回らないことをいう。 髪結いさん(美容師)が、自分の髪は乱れているということから。 同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 医者の不養生(いしゃの...
「ほ」

坊主の不信心(ぼうずのふしんじん)

分類 ことわざ 意味 人には立派なことを諭しながら、自分自身ではそれに反することをしていることをいう。 「不信心」とは、信じる心の無いこと。人には仏の道を説きながら、不信心なことをしているお坊さんのことから。 同類語・同義語 紺屋の白...
「い」

医者の不養生(いしゃのふようじょう)

分類 ことわざ 意味 他人には立派に教えを諭しながら、自分ではそれを実行しないことをいう。 患者には健康に注意し養生を説く医者が、自分自身は意外に不摂生なことから。 同類語・同義語 紺屋の白袴(こうやのしろばかま) 坊主の不信心(...
「こ」

紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

分類 ことわざ 意味 他人のことで忙しく、自分のことには手が回らないこと。また、いつでもできると思っていて、結局はやらずにいること。身に付けた専門技術が他人のために使われ、自分自身のためには使われないことのたとえ。 紺屋とは、染物屋のこと。...
「こ」

尽く書を信ずれば書なきに如かず(ことごとくしょをしんずればしょなきにしかず)

分類 ことわざ 意味 書物に書いてあることがすべて正しいという訳ではない。書物に書かれていることを全部信用してしまうくらいなら、書物は無い方がましで読まない方が良い、という意味。自分の判断力を生かして読書をせよ、ということ。
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