「ひ」

百里来た道は百里帰る(ひゃくりきたみちはひゃくりかえる)

分類ことわざ意味物事は皆その元へ帰る、という意味。また、罪を犯せば、その分だけ罪を償わなければならないことをいう。百里を歩いて来て、元に帰ろうとするならば、また百里を歩くしかない、ということから。
「け」

喧嘩両成敗(けんかりょうせいばい)

分類ことわざ意味喧嘩をした者に対して、どちらも悪いとして両方とも同じように罰すること。「成敗」は、懲らしめること。罰すること。喧嘩をした者は、双方に罪ありとして双方を罰する、ということ。
「と」

毒を食らわば皿まで(どくをくらわばさらまで)

分類ことわざ意味何をするにも徹底した方が良い、という意味。また、一度罪を犯したのならば、徹底的に罪を重ねる、という意味も。どうせ毒を食ってしまったのだから、同じ毒を食って死んでしまう以上は、毒を盛った皿まで舐めてしまう方が良い、ということか...
「ね」

年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)

分類ことわざ意味悪事をし続けてきた者がついに捕まって罪を償わなければならない時。また、諦めて覚悟を決める時。永い間納めていない滞納した年貢を納めなければならない、という意味から。
「く」

薬人を殺さず医師人を殺す(くすりひとをころさずいしひとをころす)

分類ことわざ意味その物の罪ではなく、これを用いる人の責任である、という意味。万事は物を扱う人によって毒にも薬にもなるものだ、ということ。薬そのものは人を殺す者でなく、薬を使う医者の処方の仕方が人を殺すことになる、ということから。