「か」 河童の川流れ(かっぱのかわながれ) 分類ことわざ意味その道で優れている人でも、時には失敗することもある、という意味。得意なはずなのに失敗すること。泳ぎが上手な河童でも、川の水に押し流されることがある、ということから。同類語・同義語 猿も木から落ちる 弘法にも筆の誤り 上手の手... 2021.12.21 「か」動物自然身振り
「こ」 弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり) 分類ことわざ意味その道の名人や達人のような技芸の優れた者でも、失敗することがあるものだ、という意味。弘法大師のような書道の名人でも、時には書き誤ることがある、ということから。「弘法」は、僧侶の空海のことで、嵯峨天皇、橘逸勢と並んで三筆と称さ... 2021.12.20 「こ」職業道具
「さ」 猿も木から落ちる(さるもきからおちる) 分類ことわざ意味その道に秀でた者でも、時にはその得意技で失敗する場合もある、という意味。猿のような木登りが達者なものでも、時には木から落ちることもある、ということから。同類語・同義語 弘法にも筆の誤り 河童の川流れ 上手の手から水が漏る 算... 2021.12.18 「さ」動物植物
「さ」 皿嘗めた猫が科を負う(さらなめたねこがとがをおう) 分類ことわざ意味主犯や大悪党は捕らえられずに、その下っ端の小物だけが捕らえらること。また、後から行っても割が合わないことをいう。魚を食べた猫は逃げた一方、後で皿だけなめている猫がその罰を受ける、ということから。 2021.12.17 「さ」動物道具
「さ」 雑草ははびこりやすい 分類ことわざ意味雑草というものは、いくら踏みつけられても、どんどんと拡がって成長していく、という意味。悪い種は広がりやすいということ。英語での表記Ill weeds grow apace.同類語・同義語 憎まれっ子世に憚る 雑草は早く伸びる 2021.12.16 「さ」植物
「に」 憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる) 分類ことわざ意味人から憎まれるような人に限って、かえって世の中では権力があって幅を利かせ、威勢をふるうものだ、という意味。また、憎まれたり嫌われたりするような子ほど、世間を上手に渡って出世するものだ、という意味。「憚る」とは、幅を利かせる、... 2021.12.15 「に」
「さ」 囁き千里(ささやきせんり) 分類ことわざ意味耳から耳へそっと囁いた秘密のことは、千里先まで知れ渡る、ということから、人に聞かれたくないことは、かえってすぐに知られてしまうことをいう。内緒のつもりでする話ほど、遠くまで届いてしまう、という意味。同類語・同義語 囁き八丁 2021.12.13 「さ」身体身振り
「さ」 砂上の楼閣(さじょうのろうかく) 分類ことわざ意味見たところは立派でも、基礎が脆弱ですぐに駄目になり長続きしない事や実現できない事を指していう。「楼閣」は、高い建物のこと。砂の上に建てられた高い建物は、不安定で壊れやすい、という意味。 2021.12.12 「さ」建物自然
「さ」 酒飯雪隠(さけめしせっちん) 分類ことわざ意味客を招く時の心得のこと。「酒」は良い酒。「飯」は美味いご飯。「雪隠」は清潔な便所(お手洗い)。お客様を招く時には、良い酒、美味いご飯、清潔な便所を用意することが大事である、という意味。 2021.12.11 「さ」建物食べ物
「さ」 左顧右眄(さこうべん) 分類ことわざ意味周囲に気を遣って、右へ行くか左へ行くか、決断が付かないことをいう。「左顧」は左を振り向くこと、「右眄」は右を流し目で見る、という意味。 2021.12.10 「さ」身振り
「さ」 雑魚の魚交じり(ざこのととまじり) 分類ことわざ意味弱く小さいものが、強く大きいものの中に交わることをいう。身分不相応な地位に就くことの喩え。「雑魚」とは、小さい魚のこと。大きな魚の中に小さな魚がいるように、無能な者が有能な者の中に混じってすましていること。同類語・同義語目高... 2021.12.09 「さ」動物
「さ」 酒は百薬の長(さけはひゃくやくのちょう) 分類ことわざ意味酒は適度に飲めば、どんな薬よりも健康に良い、という意味。「百薬の長」は、全ての薬の大将という意味。同類語・同義語 百薬の長対義語・反対語 酒は百毒の長 2021.12.08 「さ」食べ物
「さ」 酒は百毒の長(さけはひゃくどくのちょう) 分類ことわざ意味人間の身体に有毒で有害なものは沢山あるが、酒は中でも最大の毒物である、という意味。対義語・反対語 酒は百薬の長 2021.12.07 「さ」身体食べ物
「さ」 酒は飲むとも飲まれるな 分類ことわざ意味酒で本心を失ってしまうような飲み方をせぬよう用心すべきだ、という意味。酒というものは飲んでも構わないけれども、決して酒に飲まれてしまってはならない、ということ。 2021.12.06 「さ」食べ物
「さ」 策士策に溺れる(さくしさくにおぼれる) 分類ことわざ意味謀(はかりごと)の上手な人は、謀を使い過ぎて帰って失敗する、という意味。うぬぼれて策を弄し過ぎると、かえって失敗する、ということ。同類語・同義語 策士策に倒れる 2021.12.03 「さ」
「は」 早いが勝ち 分類ことわざ意味やり方がどうであれ、また、理由がどうであれ、早くさえあれば良い。ともかく早い者が勝利者である、という意味。何事も人に先んじて実行する者が、勝利を得る、ということ。同類語・同義語 先んずれば人を制す 早い者勝ち 2021.12.02 「は」
「さ」 先んずれば人を制す(さきんずればひとをせいす) 分類ことわざ意味他の人よりも先に実行した方が、有利な立場に立つことができる、という意味。先手は相手を制圧することに通じる、ということ。また、人に先立って物事を行えば、人の機先を制すことができる、という意味。「制す」は抑えつける、制圧する、と... 2021.12.01 「さ」戦
「さ」 魚は殿様に焼かせよ餅は乞食に焼かせよ 分類ことわざ意味何にでも向き不向き、誰にでも得手不得手があるものだ、という意味。殿様はひもじい暮らしをしていないので魚を焼かせるといじることがないため姿のまま上手に焼き上がる。一方、乞食はいつも腹が減っているから餅を焼かせると待ちかねてよく... 2021.11.30 「さ」食べ物
「さ」 才余りありて識足らず(さいあまりありてしきたらず) 分類ことわざ意味才気は有り余る程に十分に備えているにもかかわらず、見識は不足している、という意味。同類語・同義語 才余りて識足らず 2021.11.29 「さ」