「ほ」 骨折り損のくたびれ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ) 分類ことわざ意味苦労するだけで一銭にもならず、疲労だけが残ること。苦労ばかりで得るものが無いこと。また、苦労のし甲斐がないことをいう。骨折りをしただけ損、儲けることができたのはくたびれただけ、という意味から。同類語・同義語 犬の尾を食うて回... 2021.11.06 「ほ」身体
「へ」 屁を放って尻すぼめる(へをひってしりすぼめる) 分類ことわざ意味尻をすぼめれば屁(おなら)を放ったことが隠せると思ってでもいるかのように、何かしくじった後で慌ててそのことを隠そうと取り繕うとすること。また、何かしでかした後で慌てて隠そうとしても間に合わない様子をいう。「尻すぼめる」とは、... 2021.10.29 「へ」身体身振り
「ふ」 刎頸の交わり(ふんけいのまじわり) 分類ことわざ意味生死を共にし、たとえ首を刎ねられても悔いない程に深い交際のことをいう。その人のためなら命をかけても良いというほどの親密な友達関係。「刎頸」とは、首を切り落とすこと。相手のために自分の首を切り落とすことになっても後悔しないほど... 2021.10.23 「ふ」身体
「よ」 葦の髄から天井覗く(よしのずいからてんじょうのぞく) 分類ことわざ意味自分のごく限られた知識で、広い世界の全体を知っているかのように思い込み勝手な判断をしてしまうこと。葦は細い草で、その茎の細い管を通して天井の一部分を覗き、天井全部が分かったような思い込みをする、ということから。同類語・同義語... 2021.10.02 「よ」建物植物身体
「か」 金槌の川流れ(かなづちのかわながれ) 分類ことわざ意味金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。 2021.09.17 「か」自然身体道具
「ろ」 六十にして耳順う(ろくじゅうにしてみみしたがう) 分類ことわざ意味六十歳になったら人の言うことを素直に聞くことができるようになった、という意味。『論語』の言葉。孔子が人生を振り返って述べた言葉。同類語・同義語 耳順 2021.09.09 「ろ」人生身体
「や」 病膏肓に入る(やまいこうこうにいる) 分類ことわざ意味病状が悪化して病気が治る見込みが無くなること。また、あることに物事に憑かれたように熱中し過ぎてしまいその状態から抜けられず手も付けらないことをいう。「膏」は、心臓の下。「肓」は、胸部と腹部の間の薄い膜で、いずれも治療をしにく... 2021.08.28 「や」身体
「さ」 三寸の舌に五尺の身を亡ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす) 分類ことわざ意味不用意な言葉のために禍を招くこと。しゃべり過ぎや失言等によって身を滅ぼすことが多いことをいう。同類語・同義語 病は口から入り禍は口から出る 口は禍の元 口は禍の門 口と財布は締めるが得 2021.08.27 「さ」身体
「ね」 寝た子を起こす 分類ことわざ意味せっかく収まっている事柄に手出しして、また厄介な問題をわざわざ引き起こすことをいう。また、余計なことをすることのたとえ。やっと寝かしつけて静かに寝ている子供を、用もないのにわざわざ起こして泣かせてしまう、ということから。同類... 2021.08.10 「ね」家族身体
「ひ」 引かれ者の小唄(ひかれもののこうた) 分類ことわざ意味負け惜しみをしてあれこれ言う者に例えた言葉。負けた者がわざと平気な顔をして強がること。「引かれ者」とは処刑場へ引かれていく罪人のことで、その罪人が強がって鼻歌を唄ったりするということから。同類語・同義語 引かれ者の小歌 2021.08.08 「ひ」身体身振り
「て」 天を仰いで唾する(てんをあおいでつばをする) 分類ことわざ意味他人に危害を与えたり損害を与えようとして、かえって自分が害を被ること。天を仰いで吐いた唾は、そのまま自分の顔にかかってくるだけだ、ということから。同類語・同義語 天に唾する 天に唾す 天を仰ぎて唾はく 2021.07.24 「て」身体
「は」 八面六臂(はちめんろっぴ) 分類ことわざ意味たった一人で多方面にわたり何人分もの働きをし大活躍することをいう。「面」は顔。「臂」は肘(ひじ)のこと。八つの顔と、六本の腕を持つ仏像のことから、一人の人間が、八つの顔と六本の腕を持っているかのような働きをすることから。同類... 2021.07.19 「は」身体道具
「う」 瓜田に履を納れず(かでんにくつをいれず) 分類ことわざ意味人に疑われるような言動は慎んだ方が良い、という戒め。「瓜田」とは、瓜(ウリ)の畑のこと。「履を納れる」とは、靴等の履物が脱げてしまったので、かがんで足を履物に入れて履きなおす様をいう。ともすると、瓜泥棒と疑われかねないため、... 2021.07.07 「う」身体道具
「し」 死人に口なし 分類ことわざ意味人間死んでしまえば、何を言われても弁解ができない、という意味。また、死人を証人にしようとしても証明のしようがなく無駄である、という意味も。死んでしまった人は口も聞けないため、証言することも言い訳することもできない、ということ... 2021.07.06 「し」身体
「ほ」 盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ) 分類ことわざ意味二つのことを同時に行うことはできないことのたとえ。頭にお盆を載せては空を見ることはできない。また、空を見るにはお盆を頭に載せるわけにはいかない、ということから。 2021.07.02 「ほ」自然身体道具
「た」 他人の飯には骨がある 分類ことわざ意味他人の家で暮らすということは、非常に辛苦の多いものである、ということを、骨で表現した言葉。同類語・同義語 他人の飯にはとげがある 2021.06.23 「た」身体食べ物
「あ」 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる) 分類ことわざ意味雨風に打たれて世間の様々な苦労を味わうことをいう。雨に打たれて髪を洗い、櫛の代わりとして風で髪をとかすような、艱難辛苦をすることをいったもの。荘子から出た言葉。同類語・同義語 櫛風沐雨(しっぷうもくう) 雨に沐し風に櫛けずる... 2021.05.27 「あ」自然身体道具
「せ」 世間知らずの高枕(せけんしらずのたかまくら) 分類ことわざ意味他人はあれこれ心配しているのに、世情に疎い人間は平気でのんびりと暮らしている、という意味。世の中のことを何も知らないものは、何も心配事がなく、夜も枕を高々として安眠することができる、ということから。 2021.05.26 「せ」身体道具
「か」 堅い木は折れる 分類ことわざ意味普段は強健な人間が、かえって大病を患ったり、ぽっくりと死んだりする、という意味。また、健康的な仕事一筋の人間が、何かのきっかけで気力を失うと、思いもかけずに弱点を露呈することをいう。台風などの荒れた天候の日に、かえって堅い木... 2021.05.24 「か」植物自然身体