「け」 犬兎の争い(けんとのあらそい) 分類ことわざ意味争いのはてに、第三者に利益を横取りされてしまうこと。犬が兎(ウサギ)を追いかけてお互いに倒れてしまい、農夫がやすやすと獲物を手に入れた、という話から。 2025.04.17 「け」動物
「け」 毛を吹いて疵を求む(けをふいてきずをもとむ) 分類ことわざ意味他人の隠れた小さな欠点を探し出すことをいう。また、好んで人の欠点を暴いて逆に自分の欠点をさらけ出してしまうことのたとえ。毛に息を吹きかけて小さな傷を探し出す、ということから。 2025.04.16 「け」身体
「け」 月下氷人(げっかひょうじん) 分類故事意味結婚の仲人のこと。月下の老人と、氷上の人という意味。どちらも結婚媒酌人のことを指し、二つ合わせてこのようにいう。唐代の韋固という人が月夜に世の中全体の男女の縁を調べる老人に出会い、十四年先の妻を予言され現実となる話と、狐策という... 2025.04.15 「け」家族自然
「う」 牛の歩みも千里(うしのあゆみもせんり) 分類ことわざ意味たゆまず努力をすれば、良い結果が生じることのたとえ。牛のゆっくりとした遅い歩みでも、怠けずにいけば千里の道も行くことができる、ということから。 2025.04.10 「う」動物
「う」 有卦に入る(うけにいる) 分類ことわざ意味運が向いてくること。幸運の運勢に入った、または幸運に巡り合うようになる、という意味。「有卦」は、陰陽道で幸運が訪れると定めた年回りのこと。吉事が七年間つづくという年回りのこと。なお、無卦(むけ)は次の五年の凶運の年回りのこと... 2025.04.09 「う」
「う」 氏無くして玉の輿(うじなくしてたまのこし) 分類ことわざ意味女性は美しければ、身分の低い家柄に生まれても、地位の高い富貴な暮らしを送ることができる、という意味。氏素性の卑しい女性が、貴い人やお金持ちの家に嫁ぐ、ということから。「玉の輿」は、貴い人の乗る輿(こし)のこと。 2025.04.08 「う」乗り物家族
「け」 芸は身を助けぬ籠の鶉(げいはみをたすけぬかごのうずら) 分類ことわざ意味芸を心得ているばかりに鶉は籠に入れられて自由に振舞うことができない。芸は身を助けるなどいうがそうでもないものだ、という意味。対義語・反対語 芸は身を助く(げいはみをたすく) 2025.04.05 「け」動物道具
「け」 芸は身を助く(げいはみをたすく) 分類ことわざ意味何か身に付いた技芸を持っていれば、それが生計を助けるものとなる、という意味。習い覚えた芸が一つあれば、困窮したときでも暮らしの助けとなる、ということ。対義語・反対語 芸は身を助けぬ籠の鶉(げいはみをたすけぬかごのうずら)同類... 2025.04.04 「け」
「け」 仮病脈を作らず(けびょうみゃくをつくらず) 分類ことわざ意味嘘を通そうとしても証拠が嘘を通さない、という意味。本当に病気に患うと脈が変わるが、偽物の病気(仮病)では脈は変わらない、ということから。 2025.04.03 「け」身体
「け」 下戸の建てたる蔵もなし(げこのたてたるくらもなし) 分類ことわざ意味酒も適度に飲んだ方が良い、という上戸の言葉。上戸は酒好きで酒のために浪費してしまうが、そうかといって、酒を飲まずにいるから下戸が酒代を貯めて蔵を建てたという話も聞かない、という意味。同類語・同義語下戸の建てた蔵は無い(げこの... 2025.04.02 「け」建物食べ物
「そ」 草履履き際で仕損ずる(ぞうりはきぎわでしそんずる) 分類故事意味折角成功しかけたものを最後の土壇場で失敗させ、全てをふいにしてしまうこと。仕事を終えて帰ろうと草履を履こうとした時、折角の仕事を失敗させてしまう、ということから。 2025.03.29 「そ」道具
「そ」 惻隠の心は仁の端なり(そくいんのこころはじんのたんなり) 分類故事意味他人に対して同情を寄せ憐みの心を深く持つ心は、仁と称する徳の一端である、という意味。「惻隠」は他人を思いやり労わること。その思いやりの心が仁を人に及ぼすことの始まりである、ということ。孟子の言葉。同類語・同義語即時一杯の酒にしか... 2025.03.28 「そ」
「そ」 即時一杯の酒(そくじいっぱいのさけ) 分類故事意味死後の名誉よりも今すぐに一杯の酒を飲む方が良い、という意味。ある人が放縦であった張翰を諫めて死後の名誉は欲しくないのかといった時、今一杯の酒の方が良いと答えた故事から。同類語・同義語即時一杯の酒にしかず(そくじいっぱいのさけにし... 2025.03.27 「そ」食べ物
「そ」 俎上の魚(そじょうのうお) 分類ことわざ意味既に運命が尽きていること。運命が定まってもう逃げる術のない時のたとえ。俎板の上に載せられた魚は、相手のなすがままである、ということから。 2025.03.26 「そ」動物道具
「と」 とどのつまり 分類ことわざ意味結局のところ。挙句の果て。色々あった最後の最後。魚のボラは、成長につれて名前を変える出世魚であり、オボコ→クチメ→スバシリ→イナ→ボラとなり、最後にトドと呼ばれることから。 2025.03.21 「と」動物
「と」 取らずの大関(とらずのおおぜき) 分類ことわざ意味実際に力量を示さないのに、非常に力量の優れている人のこと。実際に相撲を取ってみた訳ではないのに、大関と称される、ということから。 2025.03.20 「と」
「ひ」 人食い馬にも合口(ひとくいうまにもあいくち) 分類ことわざ意味世間から疎まれるような乱暴で手に負えない人でも良く気の合う仲間や、頭が上がらない人はある、という意味。どんな人間にも仲間はあることをいう。人間に噛みつく癖のある荒馬でも、相性の良い乗り手には大人しいものだ。また、その荒馬にも... 2025.03.19 「ひ」動物