大成

「き」

器用貧乏(きようびんぼう)

分類 ことわざ 意味 何をやらせてもうまくできるため、他人には重宝がられるが、特定のものに徹しきれず一つのことに集中できないため、中途半端で大成できず、かえって損をし成功せず生活も恵まれないこと。 また、何でもできるが、これぞ、というものが...
「わ」

若い時の苦労は買ってもせよ(わかいときのくろうはかってもせよ)

分類 ことわざ 意味 若い時の苦労は、長い人生のうちで、後で必ず役に立ち有益になるものだ。また、若い時にする苦労はすべて我が身の修養となるものであるから、自ら買って出てもした方が良い、という意味。 青年時代の苦労というものは、将来大成するた...
「し」

小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)

分類 ことわざ 意味 比較的小さいと思われる方のものを犠牲にして、大きい方を助ける、ということから、大きな事業を成功させるためには、小さく重要でない物事を犠牲にすること。全体を生かすためには一部が犠牲になってもやむを得ない、という意味。 ま...
「せ」

栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)

分類 ことわざ 意味 将来大成する人は、幼い頃から優れた資質を備えている、という意味。 栴檀(せんだん)の木は、発芽したばかりのまだ二葉(双葉)の頃からすでに良い香りを放つ香木で、人間も非凡な人は子供の時から非凡なところが散見できるものであ...
「か」

艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)

分類 ことわざ 意味 人間は、多くの辛いこと、苦しいこと、難儀なことに遭遇し、それを耐え抜いてこそ、成長して玉のような立派な人格になり大成するものだ、という意味。 「艱難」は、大変な苦労のこと。「玉」は宝石のことで、立派な人間という意味。