悟り

「め」

面壁九年(めんぺきくねん)

分類故事意味目的のために、辛抱強く粘り抜くことをいう。達磨大師が壁に向かって、九年間座禅を組み心を静めて悟りをひらいたという故事から。同類語・同義語九年面壁(くねんめんぺき)
「ほ」

煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

分類ことわざ意味煩悩の容易に去り難いことをいう。「煩悩」とは、人を苦しめ煩わせる心や悟りに至る道を妨げる心のこと。同類語・同義語 煩悩の家の犬打てども去らず
「え」

縁なき衆生は度し難し(えんなきしゅじょうはどしがたし)

分類ことわざ意味人の意見を聞こうとしない者は、どうしようもない、という意味。また、仏に縁のない人は、いくら説法しても悟らせることはできない、という意味も。度す(どす)とは、悟りの道に入らせること。信仰心のない人間は、万人に慈悲を施す仏であっ...
「た」

大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもと)

分類ことわざ意味疑い・疑問を持たなければ悟りを得ることもなく、疑いこそ悟りの基である、という意味。大きな疑いを持つことが大きな悟りに達することでもある、ということ。同類語・同義語 迷わぬ者に悟りなし(まよわぬものにさとりなし)
「ま」

迷わぬ者に悟りなし(まよわぬものにさとりなし)

分類ことわざ意味迷って後に悟ることができる、という意味。大いに迷い続けた者こそが、本当の悟りに達するものである、ということ。同類語・同義語 大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもと)