「り」 両天秤に掛ける(りょうてんびんにかける) 分類ことわざ意味対立する両方に関係をつけておき、どちらかに転んでも自分は損をしないようにすること。二股をかけておくこと。「両天秤」は、計量器の天秤のこと。棒の真ん中を支えとして、両端に物を載せて二つの皿の釣り合いをとって量ることから。同類語... 2025.06.03 「り」道具
「と」 灯台下暗し(とうだいもとくらし) 分類ことわざ意味自分の身近なことは案外分からないものだ、という意味。「灯台(燈台)」は、昔、蠟燭(ロウソク)を立てる明かりを灯すための台のことで、遠くは明るいがそのすぐ下は陰になって暗い、ということから。遠いことはよく気が付くが、身近にある... 2025.05.29 「と」道具
「う」 魚を得て筌を忘る(うおをえてせんをわする) 分類ことわざ意味目的が達成されると。、それまでの手段や人の恩恵等を忘れてしまうことのたとえ。魚を捕獲してしまった後、魚を入れる筌(うけ)という道具を忘れてしまう、ということから。 2025.05.21 「う」動物道具
「て」 天を指して魚を射る(てんをさしてうおをいる) 分類ことわざ意味求める方法が間違っている時は無益なことである、という意味。空にめがけて魚を矢で射ようとしても到底実現不可能なことである、ということから。 2025.05.20 「て」動物道具
「け」 芸は身を助けぬ籠の鶉(げいはみをたすけぬかごのうずら) 分類ことわざ意味芸を心得ているばかりに鶉は籠に入れられて自由に振舞うことができない。芸は身を助けるなどいうがそうでもないものだ、という意味。対義語・反対語 芸は身を助く(げいはみをたすく) 2025.04.05 「け」動物道具
「そ」 草履履き際で仕損ずる(ぞうりはきぎわでしそんずる) 分類故事意味折角成功しかけたものを最後の土壇場で失敗させ、全てをふいにしてしまうこと。仕事を終えて帰ろうと草履を履こうとした時、折角の仕事を失敗させてしまう、ということから。 2025.03.29 「そ」道具
「そ」 俎上の魚(そじょうのうお) 分類ことわざ意味既に運命が尽きていること。運命が定まってもう逃げる術のない時のたとえ。俎板の上に載せられた魚は、相手のなすがままである、ということから。 2025.03.26 「そ」動物道具
「て」 出る杭は打たれる(でるくいはうたれる) 分類ことわざ意味あまり差し出た振る舞いをすると、他人から責められたり、あまり人より優れていると、他人から嫉妬したりして災難に遭う、という意味。杭は高さを揃えて打つもので、杭の頭が出すぎていると打たれる、ということから。同類語・同義語出る釘は... 2025.03.11 「て」道具
「い」 石臼芸(いしうすげい) 分類ことわざ意味多くの芸を身に付けながら、何一つとして秀でたものがないことをいう。石臼は、何でも挽くことができるけれども、貴い器物ではない、ということから。 2025.01.24 「い」道具
「い」 鋳掛屋の天秤棒(いかけやのてんびんぼう) 分類ことわざ意味出過ぎた者、出しゃばりな人のこと。鋳掛屋が使う天秤棒は、普通のものよりも前後が長い、ということから。「鋳掛屋」とは、鍋や釜、やかん等の鉄器・銅器を同質の金属またははんだで修理する職人のこと同類語・同義語鋳掛屋の天秤(いかけや... 2025.01.22 「い」職業道具
「て」 木偶も髪形(でくもかみかたち) 分類ことわざ意味外見で中身の価値が決まることをいう。「木偶」は人形のこと。人形でも、髪型を綺麗にすると生きているように見える、ということから。 2025.01.08 「て」身体道具
「し」 尻から藁が出る(しりからわらがでる) 分類ことわざ意味格好をつけてもすぐにばれてしまうことをいう。筵(むしろ)を着ていて寝ている親子がよその家へ行った時、子供にはそのことを口止めをしたのに、親のお尻に藁が付いているのに気付いた子が、夜具(やぐ、寝ている時に使用する布団等のこと)... 2024.12.11 「し」家族道具
「や」 薬石効なし(やくせきこうなし) 分類ことわざ意味一生懸命に看護をしたがその甲斐もない。または、手当の甲斐もなく病死したときに使用する言葉。「薬石」は、昔の中国で鍼治療に使用した器具で、石で製作した針のこと。この言葉は、死亡通知をするときによく用いられる。 2024.11.20 「や」人生自然道具