kotowazakaku01

「ち」

血で血を洗う(ちでちをあらう)

分類ことわざ意味①親族同士が醜く争うこと。また、仲間同士が惨たらしく争うこと。②悪事には悪事でやり返す。また、暴力には暴力で仕返しをすること。血で汚れた身体を洗うのに、血を用いる、ということから。同類語・同義語血を血で洗う(ちをちであらう)...
「ち」

血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう)

分類ことわざ意味悪に悪で報いればますます関係が悪くなる、という意味。血で血を洗えばますます血まみれになる、ということから。同類語・同義語血で血を洗う(ちでちをあらう)
「ち」

竹馬の友(ちくばのとも)

分類ことわざ意味幼い頃からの友人のこと。幼友達。一緒に竹馬に乗って遊んだ仲である幼馴染、ということから。
「ち」

知恵の鏡も曇る(ちえのかがみもくもる)

分類ことわざ意味貧乏になると、知恵のある者も愚かになる、という意味。
「え」

枝を伐りて根を枯らす(えだをきりてねをからす)

分類ことわざ意味末端を処理してから根本に戻る、という意味。また、全てを取り払ってしまう、という意味も。木を枯らすには、末端の枝を伐採し、順に根っこにまで及ぶのが良い、ということから。
「え」

潁水に耳を洗う(えいすいにみみをあらう)

分類故事意味世俗の事は聞きたくないというたとえ。堯帝(ぎょうてい)から天下を譲るという話を聞いた許由(きょゆう)が、耳が汚れたとして潁水という名前の川で耳を洗った、という故事から。
「え」

英雄色を好む(えいゆういろをこのむ)

分類ことわざ意味英雄は精力的な行動をするもので、女性に対しても強い欲求がある、という意味。
「え」

英雄人を忌む(えいゆうひとをいむ)

分類ことわざ意味英雄は自分よりも優れるものを忌み嫌う、という意味。
「ね」

根掘り葉掘り(ねほりはほり)

分類ことわざ意味細かいところまで残らず。何から何までしつこく聞き出す様子。根っこから葉っぱまで、隅々まですっかり掘って、ということから。
「ね」

眠っている犬は寝かせておけ(ねむっているいぬはねかせておけ)

分類ことわざ意味余計なお節介をすると、ひどい目に遭うから、うっかり関わり合いにならないようにしなさい、という意味。眠っている犬を起こすと、噛みつかれかねないから、寝かせておくのがよい、ということから。静かなものは静かなままにしておいた方がよ...
「ね」

寝鳥を刺すよう(ねとりをさすよう)

分類ことわざ意味寝ている鳥を刺すように、物事の極めて容易なこと。また、残酷な事をいう。
「ね」

ねそが事する(ねそがことする)

分類ことわざ意味ねっそりした者、すなわち、普段から軽快鋭敏でなく重厚遅鈍な者が、かえって大きな事を仕出かす、という意味。同類語・同義語ねっそりの事起こし(ねっそりのことおこし)
「ら」

楽人は若く見える(らくじんはわかくみえる)

分類ことわざ意味思い煩いをしない人間は若く見える、という意味。
「ら」

辣韭食うて口を拭う(らっきょうくうてくちをぬぐう)

分類ことわざ意味悪行をして知らん顔をしたつもりでも、すぐにばれてしまうものだ、という意味。また、醜行をしておきながら知らぬ顔をしていることのたとえ。匂いの強い辣韭(ラッキョウ)を食べておいて知らん顔をしていても、すぐに食べたことが分かってし...
「ら」

楽髪苦爪(らくがみくづめ)

分類ことわざ意味楽な生活をしていると髪が伸びてくるもので、苦しい暮らしぶりだと爪が伸びてくるものである、という意味。同類語・同義語苦髪楽爪(くがみらくづめ)苦爪楽髪(くづめらくがみ)
「ら」

落花情あれども流水意なし(らっかじょうあれどもりゅうすいこころなし)

分類ことわざ意味一方には思う心があるけれども、その心が一方には通じない、という意味。散りゆく花は、川の流れに従う心持ちであるけれど、川の水は知らない顔で流れていくものだ、ということから。関連語落花流水(らっかりゅうすい)
「ま」

丸い卵も切りようで四角(まるいたまごもきりようでしかく)

分類ことわざ意味やり方次第で円満にも収まるし、角も立つものだ、という意味。丸い卵も切り方によって四角になるように、やり方によって穏やかに済む時もあれば、争いになるときもある、ということから。同類語・同義語物は言いよう(ものはいいよう)物は言...
「も」

物は言いよう(ものはいいよう)

分類ことわざ意味同じことを言うのでも言い方によって受け取り方が違ってくるので、言葉遣いは慎重にした方が良い、という意味。同じことでも言い方によっては相手を怒らせたり、また逆に心を和らげたり喜ばせたりするものだ、ということから。同類語・同義語...
「も」

物は相談(ものはそうだん)

分類ことわざ意味物事がうまくいかない時は、他の人に相談してみると、案外良い知恵出てうまくいくものだ、という意味。また、他の人に相談しや依頼する時に呼び掛けとして使う。どんな悩みでも人とよく相談してみることだ、ということから。駄目だと思って諦...
「も」

物は試し(ものはためし)

分類ことわざ意味物事は試みて初めてその良し悪しや結果が分かる、という意味。ともかく試してみよう。物事はすべて実際にやってみなければその良し悪しは分からないから、とにかく一度やってみよう、という時に使用する言葉。