普通

「し」

朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)

分類 ことわざ 意味 人は交際をする相手によって、どんな風にも変わっていき、良くも悪くもなる。 人間は周囲の人間や環境に影響されやすいので、注意しようという教え。 「朱」は、赤い色や赤色顔料のこと。朱と付き合っているば、自然と自分も赤い色に...
「た」

頼めば鬼も人食わず(たのめばおにもひとくわず)

分類 ことわざ 意味 普通の心を持った人に頭を下げて頼めば、決して無茶なことはするものではない、という意味。 鬼のような恐ろしいものでも、こちらから頼んだならば人を食ったりはしないものだから、ということから。 同類語・同義語 鬼も頼めば人食...
「ま」

迷えば凡夫、悟れば仏(まよえばぼんぷ、さとればほとけ)

分類 ことわざ 意味 迷える者は普通の平凡な男であり、悟れば仏である、ということから、仏も元は凡夫である、という意味。
「て」

亭主の好きな赤烏帽子(ていしゅのすきなあかえぼし)

分類 ことわざ 意味 一家の主人の好み・趣味であれば、どんな変なものでも家族の者は皆それに従わなければならない。一家の中で亭主が支配力を持つたとえ。 主人の好きなものなら、たとえ赤烏帽子のような異様なものでも、家中のものはそれに従う方が無難...
「う」

瓜の蔓に茄子はならぬ(うりのつるになすびはならぬ)

分類 ことわざ 意味 平凡な普通の親からは、優れた子供は生まれないものだ、という意味。子が親に似るたとえ。原因と結果は双方に対応しているものだ。 瓜(ウリ)の蔓には瓜しか身を付けず、茄子の実は茄子の枝にしか成らない、ということから。 同類語...
「と」

鳶が鷹を生む(とびがたかをうむ)

分類 ことわざ 意味 つまらない普通の鳶(トビ)が優れた鷹(タカ)を生む、ということから、平凡な親が、気高く親に似合わぬ親勝りの優秀な子供を生むこと。また、子供が親よりも優れていること。母親よりも娘が美人であるという意味も。 同類語・同義語...
「き」

騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)

分類 ことわざ 意味 「騏驎(きりん)」は、一日に千里走るという優れた駿馬。その駿馬も老衰して老馬になるとのろい駄馬にも劣る、ということから、賢者も老衰すると普通の人間や愚者にも及ばなくなる、という意味。 中国の想像上の動物で、聖人が世に出...