動物

動物に関することわざ・格言・故事 動物

ことわざ・格言・故事のなかで、「動物」に関するもの、「動物」のフレーズが入ってるものをピックアップしています。

「ふ」

釜中の魚(ふちゅうのうお)

分類ことわざ意味死が迫っている様をたとえた言葉。
「し」

尻切れトンボ(しりきれとんぼ)

分類ことわざ意味物事が完成しないで、途中で終わってしまうこと。また、何を始めても最後までやり通せずに途中で止めてしまい長続きしないこと。蜻蛉(トンボ)の尾の部分が、千切れてなくなっている姿に似ていることから。同類語・同義語尻切れ蜻蛉尻切れと...
「う」

鵜の真似をする烏(うのまねをするからす)

分類ことわざ意味自分に才能もないのに、人の真似をして失敗する人のこと。また、自分の実力や身分をかえりみず、むやみに他の人の真似をして失敗すること。鵜は、水中に潜って魚を捕えることができる。同じように黒い鳥である烏(カラス)が、それを真似て水...
「う」

海千山千(うみせんやません)

分類ことわざ意味長年にわたり世の中のいろいろな経験を重ね、社会の裏も表も、物事の表裏もすべて知り尽くした悪賢い人のこと。また、海に千年も山に千年も過ごすほど、世の中のあらゆる辛苦を経験してきた人。またはそういった経験にものをいわせて、非常に...
「と」

鳥は枝の深きに集まる(とりはえだのふかきにあつまる)

分類ことわざ意味常に人が多く賑わっている繁華な場所には、人の出入りが多い、という意味。鳥はよく茂った枝に集まる、ということから。
「と」

鳥の将に死せんとするその鳴くや哀し(とりのまさにしせんとするそのなくやかなし)

分類ことわざ意味「鳥の将に死せんとするその鳴くや哀し」の後に、「人の将に死せんとするその言や善し」と続き、人が死に臨んで口にする言葉には、紛れもない真実が込められている、という意味。また、鳥の死に際の鳴き声は、胸をえぐるほど悲しい響きを持っ...
「と」

虎は千里の藪に住む(とらはせんりのやぶにすむ)

分類ことわざ意味優れた人物は奥深い舞台を必要とする、という意味。一日に千里を往復する虎は、狭小な土地には住まない、ということから。同類語・同義語虎は千里続く国ならでは住まず(とらはせんりつづくくにならではすまず)
「と」

鳥の両翼、車の両輪(とりのりょうよく、くるまのりょうりん)

分類ことわざ意味密接な繋がりを持つ間柄のこと。鳥の翼も、車の車輪も、どちらも両方(2つ)揃って役に立つものである、ということから。
「お」

女の猿知恵(おんなのさるぢえ)

分類ことわざ意味女性の知恵の浅薄さを嘲笑した言葉。同類語・同義語女の鼻の先思案(おんなのはなのさきしあん)女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
「す」

雀の涙(すずめのなみだ)

分類ことわざ意味分量がごく少ない様子。また、金額が大変少ないこと。雀(スズメ)は、小さい鳥なので、涙の量もごくわずかだろう、ということから。
「よ」

ふくろうの宵だくみ(よくろうのよいだくみ)

分類ことわざ意味計画ばかり立派で、いっこうに実行できないこと。「宵だくみ」は、前の晩に計画すること。梟(ふくろう)は、昼間は目が効かないために実行できない、ということから。同類語・同義語夜が明けたら巣を作ろう(よがあけたらすをつくろう)
「な」

蛞蝓に塩(なめくじにしお)

分類ことわざ意味苦手なものに出会って、すっかりとしょげていること。「蛞蝓(ナメクジ)」は、塩が苦手で、塩をかけるとしぼむ、ということから。
「ふ」

蚊虻牛羊を走らす(ぶんぼうぎゅうようをはしらす)

分類ことわざ意味小さな者が大きな者を動かすことをたとえた言葉。小さな者でも大きくて強い者に揺さぶりをかけ動揺させられる、ということ。「蚊虻」は、蚊(カ)と虻(アブ)のこと。これらのような小さな虫でも、大きな牛や羊に集ると、うるさがって走り出...
「え」

蝦踊れども川を出でず(えびおどれどもかわをいでず)

分類ことわざ意味物にはそれぞれ定まった運命というものがあり、器でないことはできない、という意味。海老(エビ)はどんなに跳ね上がっても川からは出ない、ということから。同類語・同義語蝦跳れど斗を出でず(えびおどれどとをいでず)
「う」

魚を得て筌を忘る(うおをえてせんをわする)

分類ことわざ意味目的が達成されると。、それまでの手段や人の恩恵等を忘れてしまうことのたとえ。魚を捕獲してしまった後、魚を入れる筌(うけ)という道具を忘れてしまう、ということから。
「て」

天を指して魚を射る(てんをさしてうおをいる)

分類ことわざ意味求める方法が間違っている時は無益なことである、という意味。空にめがけて魚を矢で射ようとしても到底実現不可能なことである、ということから。
「け」

犬兎の争い(けんとのあらそい)

分類ことわざ意味争いのはてに、第三者に利益を横取りされてしまうこと。犬が兎(ウサギ)を追いかけてお互いに倒れてしまい、農夫がやすやすと獲物を手に入れた、という話から。
「う」

牛の歩みも千里(うしのあゆみもせんり)

分類ことわざ意味たゆまず努力をすれば、良い結果が生じることのたとえ。牛のゆっくりとした遅い歩みでも、怠けずにいけば千里の道も行くことができる、ということから。
「う」

牛の一散(うしのいっさん)

分類ことわざ意味普段はのろのろとしているが、機嫌の良い時には前後の見境もなく、調子に乗って物事を一気に片付けることをいう。
「け」

芸は身を助けぬ籠の鶉(げいはみをたすけぬかごのうずら)

分類ことわざ意味芸を心得ているばかりに鶉は籠に入れられて自由に振舞うことができない。芸は身を助けるなどいうがそうでもないものだ、という意味。対義語・反対語 芸は身を助く(げいはみをたすく)