は行

「は」

早合点の早忘れ

分類 ことわざ 意味 物事を軽薄に早飲み込みする者は、正しく事柄を理解していないから、早く忘れてしまうものである、という意味。
「ふ」

河豚は食いたし命は惜しし(ふぐはくいたしいのちはおしし)

分類 ことわざ 意味 いい思いをしたいが、危険があるのでどうしようか迷ってしまう状態のこと。希望と結果との両立し難いことのたとえ。 うまい河豚(フグ)は食べたいが毒のある魚だから食べて死ぬようなことにもなりたくない(命は惜しい)ということか...
「ひ」

人の振り見て我が振り直せ

分類 ことわざ 意味 他人の行為に照らして、我が行為を改めるべきである、という意味。 他人の行いの善悪を見定めて、自分を反省し直すところがあれば直すべきだ、ということ。 「振り」は、態度、行為という意味。 同類語・同義語 人こそ人の鏡なれ(...
「ひ」

人こそ人の鏡なれ(ひとこそひとのかがみなれ)

分類 ことわざ 意味 他人の行為を見て我が戒めとする、という意味。 鏡を見て自分の姿を直すのと同じで、他人の言動は自分の言動を直すよい手本になる、ということ。 同類語・同義語 人の振り見て我が振り直せ 他山の石
「ひ」

日暮れて道を急ぐ

分類 ことわざ 意味 物事が切迫して急に慌てることのたとえ。 終わり頃になって仕事を急ぎ出すことや、年を取ってから慌てて人生での大きな事業についてしきりにこだわり出すことをいう。 日が暮れかかってから、道中を急ぎ始める、ということから。
「ひ」

引かれ者の小唄(ひかれもののこうた)

分類 ことわざ 意味 負け惜しみをしてあれこれ言う者に例えた言葉。負けた者がわざと平気な顔をして強がること。 「引かれ者」とは処刑場へ引かれていく罪人のことで、その罪人が強がって鼻歌を唄ったりするということから。 同類語・同義語 引かれ者の...
「ひ」

人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ)

分類 ことわざ 意味 人を呪って害を与えようとすれば自分にもその害が及んでくる、という意味。 人を呪い殺そうとすれば、相手の分だけでなく自分の墓穴も掘らなければならなくなる、ということから。 同類語・同義語 人を祈らば穴二つ
「は」

八面六臂(はちめんろっぴ)

分類 ことわざ 意味 たった一人で多方面にわたり何人分もの働きをし大活躍することをいう。 「面」は顔。「臂」は肘(ひじ)のこと。八つの顔と、六本の腕を持つ仏像のことから、一人の人間が、八つの顔と六本の腕を持っているかのような働きをすることか...
「は」

花は折りたし梢は高し(はなはおりたしこずえはたかし)

分類 ことわざ 意味 欲しいものを手に入れたいけれど、それを得る方法が見つからないことのたとえ。思うようにいかないことをいう。 美しく咲いた花が実った枝を折ってその花を手に入れたいけれど、梢が高く登ることができず届かないことから。 同類語・...
「ほ」

盆を戴きて天を望む(ぼんをいただきててんをのぞむ)

分類 ことわざ 意味 二つのことを同時に行うことはできないことのたとえ。 頭にお盆を載せては空を見ることはできない。また、空を見るにはお盆を頭に載せるわけにはいかない、ということから。
「は」

花に嵐

分類 ことわざ 意味 花が咲けば嵐が来て散らそうとするように、とかく都合の良い事は支障が起こりやすい、という意味。 同類語・同義語 月に叢雲花に風 好事魔多し
「ひ」

日暮れて道遠し(ひくれてみちとおし)

分類 ことわざ 意味 年を取ってしまったのに、まだこれからしなければならないことが沢山残っている、という意味。すっかりと年を取ったのに人生の目的としたことが達していないことをいう。 また、期限が迫っているのにまだ物事が完成していない様をいう...
「ひ」

人の一寸我が一尺(ひとのいっすんわがいっしゃく)

分類 ことわざ 意味 他人の欠点は見えやすく、自分自身の欠点については見えずらいことをいう。 一尺は一寸の十倍で、どんなに小さなものでも他人の欠点はすぐ気が付くが、いざ自分自身の欠点のこととなると、大きなものでも気が付かない、ということ。 ...
「ふ」

船盗人を徒歩で追う(ふなぬすびとをかちでおう)

分類 ことわざ 意味 盗んだ舟を漕いで逃げる盗人を、陸上から徒歩で追いかけても間に合うはずがないということから、無駄な骨折りをすることをいう。 同類語・同義語 船盗人を陸で追う
「ほ」

洞ヶ峠を決め込む(ほらがとうげをきめこむ)

分類 ことわざ 意味 信念を持たぬまま形勢の良い方につこうとすること。また、有利な方につこうと、様子を伺いはっきりとした態度を取らない、という意味。 洞ヶ峠(ほらがとうげ)は、本能寺の変で織田信長が討たれた後、羽柴秀吉と明智光秀の山崎の戦の...
「ふ」

踏んだり蹴ったり

分類 ことわざ 意味 重ね重ね辛い目にあわされること。ひどい目にあわされた上にさらにまた痛めつけられること。 踏まれたり蹴られたりするということから。 同類語・同義語 泣き面に蜂 泣き面を蜂が刺す 弱り目に祟り目
「ひ」

人の心は九分十分(ひとのこころはくぶじゅうぶ)

分類 ことわざ 意味 人の心や人の考え、思うところ、見るところはそれぞれ違うものだといってもたいした違いはなく、たいていはほとんど同じようなものである、という意味。 同類語・同義語 世の中の人の心は九合十合 人の心は九合十合
「ほ」

ぼろでも八丈(ぼろでもはちじょう)

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「ほ」

骨をしゃぶって皿に及ぶ

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「ほ」

暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)

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