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渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)

分類 ことわざ 意味 どんなに苦しく困っていようとも、不正なことはしない、という意味。 孔子が山東省の泗水の「盗泉」という泉の傍を通りかかったときに、喉が渇いていたが名前の悪さからその泉の水を飲まなかったという故事から。 清廉潔白な人間は、...
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河童の川流れ(かっぱのかわながれ)

分類 ことわざ 意味 その道で優れている人でも、時には失敗することもある、という意味。得意なはずなのに失敗すること。 泳ぎが上手な河童でも、川の水に押し流されることがある、ということから。 同類語・同義語 猿も木から落ちる 弘法にも筆の誤り...
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枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)

分類 ことわざ 意味 つまらないものでも、ないよりはましである、という意味。 たとえ枯れ木でも、あれば山が賑やかになり趣を添える、ということから。 自分のことをへりくだって使う言葉で、他人に対しては使わない。 同類語・同義語 蟻も軍勢(あり...
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管鮑の交わり(かんほうのまじわり)

分類 ことわざ 意味 どんな場合にもよく理解し合った極めて親密な交際のことをいう。 昔、中国の春秋時代に、斉の管仲と鮑叔という者がいた。二人は仲が良くまだ出世する前に、二人で商いをして管仲の方が余計に利益を多く取ったが、鮑叔は彼が貧しいこと...
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画餅に帰す(がべいにきす)

分類 ことわざ 意味 絵に描かれた餅は、いかに上手に描いてあっても食べることができず実際の役には立たないことから、無駄骨折りに終わること。また、役に立たなくなってしまうこと。 同類語・同義語 絵に描いた餅 画餅 机上の空論 畳の上の水練
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金槌の川流れ(かなづちのかわながれ)

分類 ことわざ 意味 金槌(かなづち)は、川などの水の中で頭の方が沈んでしまい浮かぶことができないものだが、そのように常に他人に対して下積みとなって頭が上がらないことをいう。
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金の切れ目が縁の切れ目

分類 ことわざ 意味 客と商売人に限らず、金銭で繋がれている親密な関係を作っていても、金銭が無くなり得にならないと思われると同時に縁が切れ離散していってしまうものだ、という意味。 また、人はお金があるうちはちやほやされるが、お金が無くなると...
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火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)

分類 ことわざ 意味 家が火事で焼けてしまった後で釘を拾ってもどうにもならない、ということから、大損をした後でちょっとした倹約をしたところで役には立たない、という意味。
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蝸牛角上の争い(かぎゅうかくじょうのあらそい)

分類 ことわざ 意味 非常に些細なことやつまらないことについて争うことをいう。 蝸牛(カタツムリ)の左の角にある「触氏」と、右の角にある「蛮氏」が、角の上で互いの領地を奪い合って争ったという寓話より、天下は一蝸のようなものだ、という荘子に見...
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貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)

分類 ことわざ 意味 小さな貝殻で海の水を汲んで海の水量を量っても、量り尽くすことはできないものであるが、そのように、浅学非才の身で、浅薄な知見をもとに大きな物事を論議したり、しようとしたりすることをいう。また、その到底不可能なことをいう。...
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蛙の子は蛙

分類 ことわざ 意味 子供の性質は、親に似るものだ。子供は親の進んだ道を行くものだ、という意味。 または、つまらない平凡な人間の子は、やはりつまらない平凡な人間にしかならない、という意味も。 蛙(カエル)の子供であるオタマジャクシは、むしろ...
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堅い木は折れる

分類 ことわざ 意味 普段は強健な人間が、かえって大病を患ったり、ぽっくりと死んだりする、という意味。また、健康的な仕事一筋の人間が、何かのきっかけで気力を失うと、思いもかけずに弱点を露呈することをいう。 台風などの荒れた天候の日に、かえっ...
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柿を盗んで種を隠さず

分類 ことわざ 意味 柿を盗んでおいて、その柿の種を隠さずにあらわにしておくことから、悪事をしたことの証拠が露呈してわかってしまうことをいう。
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艱難汝を玉にす(かんなんなんじをたまにす)

分類 ことわざ 意味 人間は、多くの辛いこと、苦しいこと、難儀なことに遭遇し、それを耐え抜いてこそ、成長して玉のような立派な人格になり大成するものだ、という意味。 「艱難」は、大変な苦労のこと。「玉」は宝石のことで、立派な人間という意味。
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果報は寝て待て

分類 ことわざ 意味 果報は、因果応報、幸運という意味。因果応報は、人の力ではどうすることもできないものであることから、幸運はというものは、焦ることなく静かに待っていれば、その幸運の訪れる時機が必ずやってくるものだ、という意味。 同類語・同...
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堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)

ことわざのなかの「堪忍五両、思案十両(かんにんごりょう、しあんじゅうりょう)」の意味を記載したページです。「堪忍五両、思案十両」と同じ意味のことわざも紹介しています。
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寛大である前に公正であれ

ことわざのなかの「寛大である前に公正であれ」の意味を記載したページです。
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下問を恥じず(かもんをはじず)

ことわざのなかの「下問を恥じず(かもんをはじず)」の意味を記載したページです。
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禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)

ことわざのなかの「禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)」の意味を記載したページです。
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金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)

ことわざのなかの「金の草鞋で尋ねる(かねのわらじでたずねる)」の意味を記載したページです。「金の草鞋で尋ねる」と関連することわざも紹介しています。