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「と」

当意即妙(とういそくみょう)

分類ことわざ意味その場に応じて、素早く機転を利かすこと。気の利いた対応をすること。「当意」は、その場で考えること。「即妙」は、機転が利くこと。同類語・同義語臨機応変(りんきおうへん)
「り」

臨機応変(りんきおうへん)

分類ことわざ意味物事をその時その場の状況に合わせて適切に処理すること。また、どんな事態になっても柔軟に対応することをいう。「臨機」は、場合に臨んで、「応変」は、変化に応じて、という意味。同類語・同義語当意即妙(とういそくみょう)
「り」

両天秤に掛ける(りょうてんびんにかける)

分類ことわざ意味対立する両方に関係をつけておき、どちらかに転んでも自分は損をしないようにすること。二股をかけておくこと。「両天秤」は、計量器の天秤のこと。棒の真ん中を支えとして、両端に物を載せて二つの皿の釣り合いをとって量ることから。同類語...
「り」

梁塵を動かす(りょうじんをうごかす)

分類故事意味優れた歌声で歌うこと。歌の上手なことをいう。中国の魯の国の虞公という歌の上手な美声の人が歌うと、梁(はり)の上の塵までも動いた、ということから。
「と」

灯台下暗し(とうだいもとくらし)

分類ことわざ意味自分の身近なことは案外分からないものだ、という意味。「灯台(燈台)」は、昔、蠟燭(ロウソク)を立てる明かりを灯すための台のことで、遠くは明るいがそのすぐ下は陰になって暗い、ということから。遠いことはよく気が付くが、身近にある...
「と」

冬扇夏爐(とうせんかろ)

分類ことわざ意味時勢に合わず、何の役にも立たないこと。冬の扇、夏の炉(暖炉)、ということから。
「と」

頭角を現す(とうかくをあらわす)

分類ことわざ意味才能や技能が他の人よりも特に優れて目立つこと。「頭角」は頭の先のこと。頭の先が人よりも抜きんでて目立つ、ということから。
「と」

同床異夢(どうしょういむ)

分類ことわざ意味同じ生活をしているのに心では別の考えをしていること。また、一緒に仕事をしながら目標や意見が違うことをいう。
「と」

同悪相助く(どうあくあいたすく)

分類ことわざ意味悪人も互いに助け合うことをいう。
「う」

魚を得て筌を忘る(うおをえてせんをわする)

分類ことわざ意味目的が達成されると。、それまでの手段や人の恩恵等を忘れてしまうことのたとえ。魚を捕獲してしまった後、魚を入れる筌(うけ)という道具を忘れてしまう、ということから。
「て」

天を指して魚を射る(てんをさしてうおをいる)

分類ことわざ意味求める方法が間違っている時は無益なことである、という意味。空にめがけて魚を矢で射ようとしても到底実現不可能なことである、ということから。
「て」

手ですることを足でする(てですることをあしでする)

分類ことわざ意味当然すべきことをしないで、してはならない誤ったことをする、という意味。
「し」

失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)

分類ことわざ意味失敗の原因をよく研究して改善すれば、次には成功させることができる。失敗こそが成功を生む、という意味。同類語・同義語失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)
「し」

失敗は成功の基(しっぱいはせいこうのもと)

分類ことわざ意味失敗してもその理由を考えて、新しい考え方や方法でやり直せば、次は必ず成功するであろう、という意味。しっかりと反省すれば、失敗は無駄にはならない、ということから。同類語・同義語失敗は成功の母(しっぱいはせいこうのはは)禍を転じ...
「わ」

禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす)

分類ことわざ意味災難が起きても挫けないで、逆にそれを利用して幸せになるように努めること。降りかかってきた災難も上手に始末すれば、幸福に転じることができる、ということから。悪いことが起きるともう起きないようにと注意するから、むしろ幸福に暮らせ...
「わ」

我が身を抓って人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)

分類ことわざ意味自分が辛く苦しい思いをしたときに当てはめて、他人の苦痛を思いやるようにしなければならない、という意味。自分が嫌なことは他人にもしないようにしなければならない、ということ。自分の身体を抓ったその痛みから、人の身の痛みも分かるも...
「わ」

我が仏尊し(わがほとけとうとし)

分類ことわざ意味頑固で人に逆らうこと。広く世間を見ないで、自分の家の仏が一番尊いとして決めつける、ということから。同類語・同義語我が家の仏尊し(わがやのほとけとうとし)
「う」

独活の大木(うどのたいぼく)(うどのたいぼく)

分類ことわざ意味見かけは大きくて立派だが、何の役にも立たないもののこと。また、一見丈夫そうだが体の弱い人のこと。植物の独活(ウド)は、成長すると2メートル程になるが、若芽の時のように食用にもできず、かといって折れやすいので材木・用材にもなら...
「お」

大男総身に知恵が回りかね(おおおとこそうみにちえがまわりかね)

分類ことわざ意味身体は大きいのに頭が良くない男性を馬鹿にして言う言葉。「総身」は、全身のこと。元は江戸時代の川柳で、身体が大きすぎて少ない知恵が全身に行き渡らない、ということから。同類語・同義語 独活の大木(うどのたいぼく)対義語・反対語 ...
「ま」

待つうちが花(まつうちがはな)

分類ことわざ意味どんなことでも楽しみにして待っている間こそ最も楽しいもので、現実のものになってしまうとさほどではないことが多いものだ、という意味。同類語・同義語待つが花(まつがはな)