ら行

「ろ」

六十の手習い(ろくじゅうのてならい)

分類 ことわざ 意味 人生も終わりに近い六十歳になってから字を習い始める、ということから、年を取ってから学問や芸事、稽古事を始めることをいう。晩学の意味。 同類語・同義語 八十の手習い
「り」

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

分類 ことわざ 意味 他人から嫌疑を受けるような行為や疑いを招くような行動は慎まなくてはならない、という戒め。 李(スモモ)の木の下で冠を正す行為をすると、その木に実っている李の実を盗むのではないかと疑われるためにそのような行為をするべきで...
「ろ」

魯魚の誤り(ろぎょのあやまり)

分類 ことわざ 意味 文字の書き誤りのこと。 「魯」の字と「魚」の字は字形がよく似ていて間違えやすいことから。
「ろ」

老少不定(ろうしょうふじょう)

分類 ことわざ 意味 老人は死に若者は生きながらえるとは必ずしも決まってなく、死というものは老人も若者も定めずにやってくる。この世のことは定めがたく未来のことは一向に分かることはないため、人の寿命は年齢の多少とは関わりがなく、いつどのように...
「ろ」

労多くして功少なし(ろうおおくしてこうすくなし)

分類 ことわざ 意味 苦労ばかり多くて結果は大したことがない、という意味。いくら骨を折っても効果がないことをいう。 「労」は、はたらき・骨折りの意、「功」は、効果・利益、の意。 同類語・同義語 労して功無し
「れ」

礼も過ぎれば無礼になる

分類 ことわざ 意味 礼儀にも程度が大切である、ということ。 礼儀正しさも度を超すと、かえって相手は馬鹿にされたと思い、逆に失礼になるものである、という意味。
「れ」

礼に始まり乱に終わる

分類 ことわざ 意味 酒宴のこと。 酒の席では、始めは礼儀正しく振舞っているが、最後は取り乱してしまうものだ、ということから。
「り」

両雄並び立たず(りょうゆうならびたたず)

分類 ことわざ 意味 力の等しい二人の英雄がいると、必ず争うようになってどちらか一方が負けるものであり、共に立つことはできない、という意味。 『史記』にある言葉。 同類語・同義語 両雄並びに立たず
「り」

良馬は鞭影を見て行く(りょうばはべんえいをみていく)

分類 ことわざ 意味 優れた人物は、他人の指示や指導を待たずに行動ができる、という意味。 良い馬というものは、鞭でその尻を叩かれる前に、鞭の影を感じ取るだけで走る速度を上げることができる、ということから。 同類語・同義語 良馬は鞭声を見て行...
「り」

梁上の君子(りょうじょうのくんし)

分類 ことわざ 意味 盗賊・泥棒のこと。また、鼠(ネズミ)のこともいう。 梁(はり)は家の天井に横に渡して棟を支える木材のこと。昔、中国である人が梁の上に潜んでいる泥棒を見て、その人の子供に「悪い癖を身につけると、あの梁の上の君子のようにな...
「り」

良医の門に病人多し

分類 ことわざ 意味 病人というものは医者が良いか悪いかに関心があり、良い医者のところには沢山の患者が集まるということから、良い師匠や先生には学ぶべきことが多く門人が沢山集まってくることをいう。
「り」

竜頭蛇尾(りゅうとうだび)

分類 ことわざ 意味 初めは勢いが盛んで、終わりになるにしたがって衰えていくこと。 頭は竜のように大きく立派であるのに、尾っぽは蛇のように小さく細い、という意味から。 同類語・同義語 虎頭蛇尾 頭でっかち尻すぼみ
「り」

律義者の子沢山(りちぎもののこだくさん)

分類 ことわざ 意味 義理堅く正直で真面目な人間は、家庭円満で夫婦仲も良いため子供が多い、という意味。 律義な人は、外で酒を飲んだり色にふけることがないため、自然と家庭を大事にするようになり、沢山の子供に囲まれて暮らすということから。
「り」

犂牛の喩(りぎゅうのたとえ)

分類 ことわざ 意味 父親が悪く愚か者であっても、その子供が賢ければ才能は必ず認められる、という意味。また、地位や身分の低い貧しい家の出であっても、有能な人材であれば世間に認められ出世する、という意味も。 犂牛とは、毛の色がまだら模様になっ...
「ら」

ラッコの皮

分類 ことわざ 意味 上下いずれへ対しても従順で、言われるがままになる人をたとえていう。 ラッコ(猟虎)の皮は、手触りがとてもよいことから。
「ら」

楽人楽を知らず(らくじんらくをしらず)

分類 ことわざ 意味 常に心や身体に苦痛や生活する上での気苦労がない者は、真の安楽を知らない、という意味。 普段から気楽に生きている者は本当の意味で心身の安寧を理解するができない、または、楽をせず苦労してこそ楽のありがたさが分かる、というこ...
「ろ」

論に負けても実に勝て(ろんにまけてもじつにかて)

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「れ」

礼は敬の至れるなり(れいはつつしみのいたれるなり)

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「る」

瑠璃は脆し(るりはもろし)

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「り」

竜の髭を蟻が狙う(りゅうのひげをありがねらう)

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